徳川家康により伏見で始められた活版印刷が伏見版です。その活字は金属ではなく、木製の活字でした。サクラ属の材質の木を使って、漢字、漢数字などの文字を彫り出しています。当館では、大きな活字と小さな活字、合わせて912字を所蔵しています。現在、期間限定で展示公開中。 #歴彩館 #展示 #お宝展
歴彩館前のバス停には1年に1度、春分の日(今年は3/20)にしかバスが来ません。昔は岩倉方面行きのバス停でしたが(『京都公共交通時刻表』(昭56))、路線変更により北山駅行きの年1便となってしまいました。年1便の幻のバス、カミングスーンです! #歴彩館 #京都あれこれ
アマビエという妖怪が話題ですが、当館の鴨脚家文書に「肥後で長さ十間、顔三尺、長い髪に角二本、背に鱗、腹に玉三つ、鰭六つ、尾は金魚のような珍しきものが上がり、この話を聞いた人は流行病を免れる」という珍獣のうわさ話を見つけました。絵がないのが残念です。 #歴彩館 #京都あれこれ #アマビエ
2/22は #猫の日。「猫の草紙」に京の町を悠然と歩く猫がいます。 慶長7年、洛中に猫放し飼い令が発布されました。 物語と思いきや『時慶記』にも同様の記述があります。中世までは猫のつなぎ飼いが主流。法令の目的は鼠対策ですが、自由気儘に歩く姿はどこか楽しそうです。 #京都あれこれ #くずし字
遅ればせながら、京都学・歴彩館も #キュレーターバトル に参加いたします。 ご紹介するのは、京都画壇を代表する日本画家、竹内栖鳳が描いた「江口」。 「象」に乗る「遊女」の組合せは、初めて見ると、ナゾすぎる。 『栖鳳小品画集』より。 #京都あれこれ #CURATORBATTLE #ナゾすぎる
7月7日は #七夕。そうめんを食べる風習があるのをご存じですか? 江戸時代中頃の『和漢三才図会』には、中国の故事に倣って、7月7日に「索餅(さふめん)」を食べると病気にならないと書かれています。 古くは宮中で執り行われていた年中行事が、江戸時代には民衆に広まりました。 #京都あれこれ #歴彩館
24日は #後祭#後祭 では #鷹山 が196年ぶりに巡行に復帰します。 江戸期に作られた『祇園会細記』では、鷹山に(大)船鉾が続く様子が描かれています。 この様子がまた見られるのかと思うと、ちむどんどんしますね。 #歴彩館 #京都あれこれ
江戸時代、災いから逃れ幸せをもたらすとされた「不老寿の獣」(『万代艸』より)。 麒麟に似た風体ですが、よく見ると「十二仁獣」です。十二支が融合している姿、どこに何の動物がいるか分かりますか? 顔がネズミで、ウサギの耳とヘビの尻尾… #コレどうなってるの !? #歴彩館 #キュレーターバトル
大嘗祭は皇位継承の際の宮中祭祀です。儀式が行われる大嘗宮は、代替わりの度毎に造営され、儀式は神秘のヴェールに包まれていますが、江戸時代には、次世代に継承するためこのような起こし絵図が作られ、大嘗宮の内部を垣間見ることができます。 #歴彩館 #キュレーターバトル #コレどうなってるの
簡単な線でふわモフな動物を描いた『鳥獣略画式』。作者は江戸中期の浮世絵師、鍬形蕙斎(北尾政美)です。 イチオシは両手で威嚇するようなキツネと、こちらをじっと見つめるフクロウです。 いろいろな動物がいるので、あなたの「推し」も見つかるかも! #キュレーターバトル #イチ推し生きもの #歴彩館
ご好評いただいている『鳥獣略画式』ですが、実はふわモフな #イチ推し生きもの だけではありません。 鳥類や魚類、昆虫まで盛りだくさん! 子犬にお乳をあげる親犬、装飾をまとう象、虚無顔のカエル、クジラ…まるでゆるキャラの動物園です。 館内でご覧いただけます。 #キュレーターバトル #歴彩館