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腸の感情に迫るという面白い論文。腸に張り巡らされた迷走神経は脳と繋がっており、腸に入った刺激は脳へ伝わり何かしらの感情を形成する。
著者はこの”腸の感情”をマッピングする為に、腸の迷走神経に電位を誘発するカプセルを開発し、腸に入った刺激が脳のどの部位を活性化するかを調べている (1/2) twitter.com/GMFHx/status/1…
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若い頃に成果上げて偉くなって、会議や管理業務に忙殺され最先端情報に疎くなり、時代遅れになりつつあるのに判断する立場だから変な判断して若い芽を摘む、みたいな悲劇は多分色んな所で起きてて、そういう悲劇を起こしたく無いので、ある程度歳取ったら全く違う仕事に挑戦したいなって最近たまに思う
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科学者は研究の訓練を受けるが、リーダーの訓練を殆ど受けない。従って研究は出来るが微妙なリーダーが生まれる。
Natureの記事は優秀なリーダーに必要な5つのパワースキルを紹介している。
チームワーク/communication/コミットメントと信頼/柔軟性/open mindと共感
研究者が苦手そうなスキルだ… twitter.com/NaturePortfoli…
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@Kotona686 おー面白いですね。社会性動物は同じ集団の他人に適応すべく進化したのでしょうね。
コミュニケーション上で有利な形質が選ばれていったという視点は面白いです。
人の顔は他の動物と比べ個人差が大きく実に多種多様ですが、これもわかりやすさを増長させる方向へ進化した結果なのかもですね。
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とある芸術家が「科学者は花をばらばらにしたりして折角の美しさが台無しやんか」と言ったのに対し、とある物理学者が「花を形作る細胞、分子、シグナル、複雑に入り組んだシステム、そういった内部構造まで含めて花が美しいのを知ってんのは科学者だけや」と返したの好き。科学者で良かったなぁと思う
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おーこれ凄い。植物等が行うCO2をデンプンに変換する反応を、無細胞系で達成したという報告。11のコア反応からなる人工デンプン同化経路は、遺伝子編集した酵素で設計される。水素があれば総触媒1mgあたり毎分22nmolのCO2をデンプンに変換し、これはトウモロコシのデンプン合成の約8.5倍の速度とのこと twitter.com/ScienceMagazin…
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カフェラテからコーヒーとミルクを分離できるか?を真剣に考えた。
これを考える過程で生命の本質を垣間見たという記事。
なかなか良く書けたと思うので是非読んでみてー。
カフェラテからコーヒーとミルクを取り出す為の思考実験:生命は情報で出来ているnote.com/yopparai_chemi…
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MRIは高価で貧しい国の人達はアクセスできないが、安価で持ち運び可能なMRIが報告された
永久磁石を用いる事で冷却装置が不要になる。磁場が弱まり画像の解像度は下がるがノイズを予測するディープラーニングを用いる
25人患者をスキャンし標準のMRI画像と比較→脳卒中/腫瘍等の病状を特定できた twitter.com/sciam/status/1…
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某メンタリストの発言で「優生学は危険思想だ!」というツイートが増えている。1年前に書いた記事だけど、優生学の歴史とそれが駄目な理由をまとめた記事を貼っときます。優生学も危ないんだけど、その反対の「育ち信仰」の思想も実は危ないんですよね。お時間ある方はぜひ。
note.com/yopparai_chemi…
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「筋書きの欠如」とは?
「フラれた側の立場」で書かれた芸術作品は世に沢山あり、それらの筋書きを参考に私達は自分の感情の整理の仕方を知る。一方「振った側の立場」で書かれた芸術作品は少なく、振った側は自分の感情を整理す為の【筋書きが欠如してる】従ってなかなか感情整理ができない
続く
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昔は、小説に没頭する事は「現実からの逃避」だと考えていたんだけど、最近になって、実は普通の生活をただ淡々と、無目的に、想像力もなく消化する事こそが、現実から逃げているに等しく、小説を通して様々な人生や価値を想像する事こそが、真に現実に対峙するという事ではないか、と思うようになった
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面白い研究だなぁ。癌細胞の周辺ではアルギニンなど栄養素の枯渇によって免疫細胞は疲弊してしまう事があるが、癌が放出するアンモニアをアルギニンに変換する様に遺伝子操作した細菌を投与し、免疫細胞を活性化するというコンセプト。🐁でコンセプトを確認。細菌で癌微小環境を制御するかぁ。おもろ twitter.com/NatureNV/statu…
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美しすぎる。脳血流の可視化。静脈にマイクロバブルを注入し、超高速で超音波の局在を可視化する顕微鏡で可視化した。従来法より解像度が高く、またダイナミクスを見る事ができる。脳血流異常が、脳疾患の病理にどの様に関与するか、本技術を用いることで理解が深まる可能性がある。 twitter.com/PhysMedParis/s…
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どんな世代もその時代の価値観に毒されてて、ちょっと狂ってる所はある。現代人はSNSが作る「自分の上位変換がすぐ見える」「過激/幼稚な少数意見が可視化された」という世界に毒され易い。現代を嘆くのではなく、いつの時代も必ずある奇妙な価値観を認識した上で、自分で考えて動くのが大切と思った。
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会議というのを何故やるかというと「情報を共有し、それを複数人数で話し合う事で、物事が改善する」という仮説があるからで、全ての会議は、この仮説が成立しているかどうか、注意深く検証されるべきで、この仮説が破綻している会議は、時間の無駄なので廃止して良いと思っている(結構ある)
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最近凄く思うのだが「競合がいるから急げ!」みたいな研究が面白くなくて、ほっとけば誰かが達成する事になぜ心血を注がなければならないのか?疑問になる。もっと誰も知らない、誰も思いつかない未知だけを追求したいが、企業研究だとそうはいかないのが難しいところ。
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ベーシックインカムなど、社会格差を是正する政策が議論される際に主に論点となるのは「働いて無いやつの生活費をなんで世話せなあかんねん」という経済的な点が多いが、これに加えて「その社会に住む人々の幸福」という論点も必要だなと感じた。格差の小さな社会は人々の幸福を増やす可能性があるかも
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シュレディンガーが行なった「なぜ生命は原子に比べて大きいのか?」という思考実験が面白い。例えば100個の原子があるとその10%程度は平均から外れた動きをする。平均から外れる原子の割合を減らすには原子の数を増やせばよく(平方根の法則)、従って十分な大きさがないと秩序が保てない、おもしろい。
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最近、初歩的な哲学入門の本を読んで色んな哲学者の考えを広く浅く見てるんだけど、結構な人が「人生に意味があるではなく、人生にどう意味を与えるかが大事」という考えに達してて、フランクルとか西田幾太郎とかサルトルとかもこれに近い考えで、やっぱこれは大切な考えかなと素人ながらに思ってる。
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自分というものは、時として、物事を感情的に解釈し、現実をゆがめ、不幸を増幅し、他者を恐れ、恥辱を感じ、他者から見れば大したことのない状況を地獄だと倒錯し、自分を死に追いやる可能性がある危険な存在なのかもしれない。自分への対策を講じておくことは重要なのかもしれないなと思う。
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@snowborderjack ね、過度なサービス精神は、高級店ではそれを料金に含むので良いと思いますが、コンビニとかのバイトにそれを求めるのは搾取ですよね。