風来ぱらい(@yopparai_chmist)さんの人気ツイート(リツイート順)

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面白かった。個性的である事が過度に求められる今の世界で、オタクに憧れる若者が増えた。SNSで自分の上位変換がすぐに見つかる世界では、皆が急いでおり、コスパよく短期間でオタクになりたい。結果として映画の倍速視聴が現れる。倍速視聴自体がどうこうではなく、その根っこにある部分の闇は深い。
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最近本読んでてびっくりした話。 とある心理学の研究によると、思春期の恋愛で「フラれた側」は最終的に自分の気持ちに整理をつけれるが「振った側」は長い事罪悪感や混乱に悩まされることがあるそうだ。 この説明として心理学者たちは「筋書きの欠如」という言葉を使っている。 続く。
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最近本読んでて「おー!」って思ったのは、人の脳には様々なバイアスがかかっており、物事にありもしないパターンを見出してしまう悪癖がある為、このバイアスを除外し判断にランダム性を持たせる為に占いが発達したという話。様々な部族で占いが残ってるのはそれが生存に適したシステムだったからかも
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これは凄い!COVID-19を40分未満で検出するCRISPRベースの検出方法が報告された! 口/鼻から採取したサンプルに、ウイルスのRNAが存在する時にのみCRISPR-Cas12が活性化し、レポーターDNAを切断する→切断の有無を検出する。 60サンプルで実証実験を行い、陽性予想は95%、陰性予想は100%の精度だった twitter.com/nresearchnews/…
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「火の鳥」と言う小説自体は、やや古い時代の女を描いており、男の数歩後ろを歩く控えめな女の美徳、みたいな感じで、現代の感覚の人が読むと苦笑いしてしまう部分も多いのだが、話の全体というより、ここの台詞だけが際立って好き。
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私達は殺人は悪いと信じているが、魚が水を認識できないのと同じで、自分がどっぷり浸かっている道徳やモラルの外側に立たなければ見えないモノもある。”実際のところは”魚は水の外では生きていけないが、小説やフィクションは魚を水から出して、外から自分を眺める事を可能にする。
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ゴキブリ凄いな。今読んでる本に書いてあるゴキブリのスペック ・捕食者の動きが作る風の乱れを感じ取る ・その風を通常のそよ風と区別する ・ゴキブリ同士の接種は回避しない ・逃走する際はランダムに動き出すのではなく、捕食者の位置/照明の程度/風向きを考慮して初動を取る そりゃ逃げられるわ
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出典は「ブループリント」第10章。
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研究をまぁそこそこ長くやっているけどとても大切にしている哲学がある。 答えは誰も知らないという事、謙虚である事、走りながら考えるという事。そして空席を埋めるということ。休日の暇つぶしにどうぞ。 空席理論:研究者であるという事 note.com/yopparai_chemi…
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最近はすごく忙しいのだが、ずーっと余暇はお笑い動画を見てるもんね。かもめんたるとサンドウィッチマンが好き。博多華丸・大吉も間違い無いね。でも、ホントに本が読めない。10ページくらい読むと心がざわついて閉じてしまう。これは良くない。早く諸々片付けて落ち着いて本を読める状態になりたいな
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知識が増えれば増えるほど、キーワードに対する感受性が上がり、相手の話を聞きながら「あ、これも知ってる!」となり相手が本当に伝えたい事から離れてしまう傾向があるのではないか。多くを知り、目の前の相手を見失う、知識というのも諸刃の剣の側面がある。人の話はまっさらな状態で聞きたいものだ
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トンネル効果とは通常は超える事のできない活性化エネルギーの山を粒子が一定の確率で通り抜ける現象。究極の触媒とはトンネル効果を制御する触媒かもねって思ってたが、生命はこうした奇跡の触媒を持ってることを知り本当に驚いた。ミトコンドリアの電子伝達系はトンネル効果で電子を移動させるそうだ
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いじめは人間の本質的な癖ではなく、特定の環境で起きやすいだけで、環境を変えれば減らせるだろうという考えはもっと広く知れ渡った方が良いと思うし、学校/刑務所/企業などの環境を作る上で参考にされた方が良いと思う。あくまで説だし社会実験だと思うけど、いじめを減らす為の社会実験は有益だろう
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ノーベル化学賞のCRISPRは「細菌がどの様にウイルスから身を守るか?」という純粋な好奇心から生まれた。ダウドナ先生自身が書いたこの本が詳しい 予期せぬ方向に飛躍するのが基礎研究の凄さであり、目先のゴールが見えているいわゆる”役に立つ研究”からはこうした予想外の飛躍は生まれ難い思う(1/3)
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面白かった!私達は常に頭の中で自分と喋ってる。内言は普通だがそれが他人の声になった途端、統合失調症だのと異常者扱いされる。内言とは何か?それがコントロール不可能な他人の声になるのはなぜか?生物学的基盤も含め様々な観点から人の内側に流れる豊かなお喋りについて考察する。おもろかった!
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COVID-19に対し世界中で90以上のワクチン開発が進んでいる。その内6つは既にPI試験が始まっている ワクチンは大まかに4種類がある 説明していく ① ウイルスワクチン ウイルス自体を弱体化または不活化して投与する。広範な安全性試験が必要。北京チームSinovac Biotechが臨床入りした。 続く(1/3) twitter.com/NaturePortfoli…
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この本面白かった。ポケットの中で感触だけで鍵を探り当てる、道具をまるで手の延長物の様に巧みに操る、普段私達が当たり前にやってるこれらの事が如何に驚異的であるか、そしてその恐ろしい能力を支えている皮膚/触覚というモノを考察する書。内容は多岐に渡り、皮膚の基本/心理面/社会面にも及ぶ。
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小腸の腸内細菌を調べたら、大腸の細菌とはかなり違ったという論文。現在の腸内細菌研究の多くは糞便サンプルを解析しており大腸の細菌しかみれていない。 小腸細菌という未知のフロンティアがまだまだ広がっているんだう。 twitter.com/GMFHx/status/1…
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一般向けのやや専門的な本を、例え専門外であってもゆっくり読破して新しい知識を得るという経験をすると、凄く世界が広がるし、哲学でも人文でも自然科学でも、なんでも時間をかければ(あくまで表面的な)知識は得られる、という自信がつくので、難しい本をじっくり時間かけて読む体験は貴重だと思う。
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こういう事を考えると「文学の本質」は「モデルの提供」なのではないかと考えたりする。大人が「本を読みなさい!」と言うが、その理由は「感情整理の方法を知りなさい!」なのではないか?後、専業主婦は大変だと思う。そんな感じの内容を記事にしました。読んでねnote.com/yopparai_chemi…
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本を読むと色んな学びがある訳だけど、ここ数年で一番良かったのは「すぐに答えを出さない力」という力を知れた事で「不確実なモノにただ耐える力が時には重要だよね」って考え方があって、研究でも日常でも凄く大切な力と思ってる。複雑な物事に対し答えを急いで間違うよりただ耐えた方が良い事もある
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これおもろ。子供とか絶対喜ぶやつ。 twitter.com/EyePoppingFact…
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特に目から鱗だったのは、格差と環境問題を同時に論じている点で、つまり格差が拡大すると人は社会的不安に晒され、その不安を消す為に過剰消費(ステイタスを示す為の消費など)に走り、その消費を支える経済活動が環境破壊に繋がる事がデータで示されていた。格差と環境問題が繋がるとは思ってなかった
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この話面白い。コロナで免疫系の研究が進んだが、その中で新しく明らかになりつつある事実として、免疫細胞が各組織で異なり、組織固有の遺伝子発現/代謝/機能の変動があり、血液だけでは免疫系全体を理解できない事が解ってきた。組織固有の免疫系を理解し調整する治療法が今後出てくるんだろうなぁ twitter.com/Nature/status/…
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自己紹介が嫌いで、趣味は読書と科学ですと言うと「真面目だねー」と白けた感じになり、真面目でない部分出せよ、という謎の圧力に晒されるので、めんどくさいなと感じてしまう。朝起きたら論文読むし、時間あったらサイエンス系の本や純文学を読む。真面目とかじゃなくてそれが好きなだけ。文句あるか