風来ぱらい(@yopparai_chmist)さんの人気ツイート(いいね順)

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シュレディンガーが行なった「なぜ生命は原子に比べて大きいのか?」という思考実験が面白い。例えば100個の原子があるとその10%程度は平均から外れた動きをする。平均から外れる原子の割合を減らすには原子の数を増やせばよく(平方根の法則)、従って十分な大きさがないと秩序が保てない、おもしろい。
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これは凄い!COVID-19を40分未満で検出するCRISPRベースの検出方法が報告された! 口/鼻から採取したサンプルに、ウイルスのRNAが存在する時にのみCRISPR-Cas12が活性化し、レポーターDNAを切断する→切断の有無を検出する。 60サンプルで実証実験を行い、陽性予想は95%、陰性予想は100%の精度だった twitter.com/nresearchnews/…
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@snowborderjack ね、過度なサービス精神は、高級店ではそれを料金に含むので良いと思いますが、コンビニとかのバイトにそれを求めるのは搾取ですよね。
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昔は、小説に没頭する事は「現実からの逃避」だと考えていたんだけど、最近になって、実は普通の生活をただ淡々と、無目的に、想像力もなく消化する事こそが、現実から逃げているに等しく、小説を通して様々な人生や価値を想像する事こそが、真に現実に対峙するという事ではないか、と思うようになった
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小腸の腸内細菌を調べたら、大腸の細菌とはかなり違ったという論文。現在の腸内細菌研究の多くは糞便サンプルを解析しており大腸の細菌しかみれていない。 小腸細菌という未知のフロンティアがまだまだ広がっているんだう。 twitter.com/GMFHx/status/1…
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これおもろ。子供とか絶対喜ぶやつ。 twitter.com/EyePoppingFact…
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ノーベル化学賞のCRISPRは「細菌がどの様にウイルスから身を守るか?」という純粋な好奇心から生まれた。ダウドナ先生自身が書いたこの本が詳しい 予期せぬ方向に飛躍するのが基礎研究の凄さであり、目先のゴールが見えているいわゆる”役に立つ研究”からはこうした予想外の飛躍は生まれ難い思う(1/3)
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とあるビジネス書に「ベテランには経験があるが、問題はその経験が新しい発想の邪魔をする事。なのでベテランは若者の2~3倍勉強する必要がる」と書いてあって、せやな、と思った。本をたくさん読んで新しい知識を吸収していかないと、過去の経験だけでしか物事を考えられなくなってしまうのだろう。
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面白い研究だなぁ。癌細胞の周辺ではアルギニンなど栄養素の枯渇によって免疫細胞は疲弊してしまう事があるが、癌が放出するアンモニアをアルギニンに変換する様に遺伝子操作した細菌を投与し、免疫細胞を活性化するというコンセプト。🐁でコンセプトを確認。細菌で癌微小環境を制御するかぁ。おもろ twitter.com/NatureNV/statu…
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腸の感情に迫るという面白い論文。腸に張り巡らされた迷走神経は脳と繋がっており、腸に入った刺激は脳へ伝わり何かしらの感情を形成する。 著者はこの”腸の感情”をマッピングする為に、腸の迷走神経に電位を誘発するカプセルを開発し、腸に入った刺激が脳のどの部位を活性化するかを調べている (1/2) twitter.com/GMFHx/status/1…
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某メンタリストの発言で「優生学は危険思想だ!」というツイートが増えている。1年前に書いた記事だけど、優生学の歴史とそれが駄目な理由をまとめた記事を貼っときます。優生学も危ないんだけど、その反対の「育ち信仰」の思想も実は危ないんですよね。お時間ある方はぜひ。 note.com/yopparai_chemi…
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とある芸術家が「科学者は花をばらばらにしたりして折角の美しさが台無しやんか」と言ったのに対し、とある物理学者が「花を形作る細胞、分子、シグナル、複雑に入り組んだシステム、そういった内部構造まで含めて花が美しいのを知ってんのは科学者だけや」と返したの好き。科学者で良かったなぁと思う
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特に目から鱗だったのは、格差と環境問題を同時に論じている点で、つまり格差が拡大すると人は社会的不安に晒され、その不安を消す為に過剰消費(ステイタスを示す為の消費など)に走り、その消費を支える経済活動が環境破壊に繋がる事がデータで示されていた。格差と環境問題が繋がるとは思ってなかった
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CRISPR-Casシステムは微生物のウイルスに対する免疫機構で、侵入してきたウイルスの核酸を分解するが、ウイルスはCRISPR-Casシステムを回避するためにanti-CRISPR-casシステムを進化させ、さらに微生物はウイルスの裏をかく為にanti-anti-CRISPR-casシステムを進化させたという論文。面白過ぎる。 twitter.com/NatureRevMicro…
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こういう事を考えると「文学の本質」は「モデルの提供」なのではないかと考えたりする。大人が「本を読みなさい!」と言うが、その理由は「感情整理の方法を知りなさい!」なのではないか?後、専業主婦は大変だと思う。そんな感じの内容を記事にしました。読んでねnote.com/yopparai_chemi…
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この話面白い。コロナで免疫系の研究が進んだが、その中で新しく明らかになりつつある事実として、免疫細胞が各組織で異なり、組織固有の遺伝子発現/代謝/機能の変動があり、血液だけでは免疫系全体を理解できない事が解ってきた。組織固有の免疫系を理解し調整する治療法が今後出てくるんだろうなぁ twitter.com/Nature/status/…
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基本的に今の世の中って、何か一生懸命勉強したり、手に職をつけたり、趣味にのめり込んだり、人とは違う希少な存在になって、その対価を得て暮らしてくのを推奨してると思うけど、個人的には、普通の人が肩肘張らずに、自分を必要以上に大きく見せたりせずに、自然体で暮らせる社会が良いと思ってる。
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超面白かった!正常/異常を規定するスティグマは、常に科学や社会によって生み出されてきた。つまり、その社会に住む人々が「何を異常とするか」を決めてきた 本書は、資本主義/戦争/脳科学がスティグマをどう変えてきたか、その軌跡を辿る。今の高度に多様化した世界では「もはや誰も正常ではない」
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カフェラテからコーヒーとミルクを分離できるか?を真剣に考えた。 これを考える過程で生命の本質を垣間見たという記事。 なかなか良く書けたと思うので是非読んでみてー。 カフェラテからコーヒーとミルクを取り出す為の思考実験:生命は情報で出来ているnote.com/yopparai_chemi…
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どんな世代もその時代の価値観に毒されてて、ちょっと狂ってる所はある。現代人はSNSが作る「自分の上位変換がすぐ見える」「過激/幼稚な少数意見が可視化された」という世界に毒され易い。現代を嘆くのではなく、いつの時代も必ずある奇妙な価値観を認識した上で、自分で考えて動くのが大切と思った。
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今読んでる本に「欠乏の心理学」という考え方が紹介されてて、人は何かが足りない状態が続くと、長期的な視野を失うことがあるようだ。足りない物が時間であれ、お金であれ、食料であれ、友情や愛であれ、欠乏感を抱えた人間は、些末な目の前の問題に囚われ、それが原因で愚かな判断を下すことがある。
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すぐには答えが出せない物事に対し「とりあえず答えを求めず、宙ぶらりんの状態に耐える」という選択肢がある事を知れたのは私にとって大きかった。人は早急に答えを求めるが故に、現実を歪め、美化したり悲観したりする。そうではなく、あるがままの状態を見つめただ耐える。こうした形の誠実さもある
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ベーシックインカムなど、社会格差を是正する政策が議論される際に主に論点となるのは「働いて無いやつの生活費をなんで世話せなあかんねん」という経済的な点が多いが、これに加えて「その社会に住む人々の幸福」という論点も必要だなと感じた。格差の小さな社会は人々の幸福を増やす可能性があるかも
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会議というのを何故やるかというと「情報を共有し、それを複数人数で話し合う事で、物事が改善する」という仮説があるからで、全ての会議は、この仮説が成立しているかどうか、注意深く検証されるべきで、この仮説が破綻している会議は、時間の無駄なので廃止して良いと思っている(結構ある)
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うわ、これ凄い。PCRは1細胞当たりの遺伝子発現解析を可能にしたが、mRNAと蛋白レベルは必ずしも相関せず蛋白の解析が重要。だが蛋白は複製できず1細胞解析は難しい ナノポア(穴を通過する際の電荷を読み核酸/ペプチド鎖の塩基/アミノ酸配列を知る技術)で蛋白の1細胞解析に取り組む研究が紹介されてる twitter.com/ScienceMagazin…