SKY BLUE@ポジティブナース(@skyblue_nurse)さんの人気ツイート(いいね順)

看護師になってから「内縁の妻」という言葉をよく聞くようになった。時々、緊急連絡先の欄に続柄を「内縁の妻」と書かれており、新人の頃に初めて聞いた時には、オープンにできないようなドロドロした関係なのかと思っていた。世の中って、内縁関係の人が案外多いんだなって気付かされる。
看護師3年目の頃、夜間に患者さんが急変した。心筋梗塞を起こした様子。当直の先生へ連絡し、緊急の心臓カテーテル検査をする事に。当直の先生が人を集めるため、応援を呼ぶ。しばらくして院外から集まってきた先生たちからは、お酒の匂いがした。「今日、忘年会だったんだよね」と一人の先生が言う。
涙が出た。看護師という仕事は、人の長い長い人生の最期の一場面に関わらせてもらう仕事。それからは、最期に関わった人が、私で良かったと思ってもらえるように、"面倒くさい"という気持ちが出てきたら、この患者さんのことを思い出し、出来る限りの看護を提供するようにしている。
「深夜に看護師と患者が抱き合っていた」病院の意見箱に入っていたクレーム。全文を読んでいると、脳外科病棟での出来事のよう。1人では立てない患者さんを看護師が前から支えて車椅子に乗せようとしていた所だったと推測。ハッキリ言いますが、そんなイチャつく時間の余裕なんて看護師にはありません
ミスドで会計待ち中。店員さんはゴム手袋装着中。その手で、床に落ちていた物を拾って、アルコール消毒をゴム手袋の上から軽くして、そのままドーナツ梱包作業を続けるのを見てしまった。看護師視点から言わせてもらうと、その手袋【不潔】です。アルコール消毒の前に、ゴム手袋交換しませんか?
ハッキリ言います。『夜勤って患者さんも寝てるから楽なんでしょ』と言われたことがありますが、幻想です。2〜3名で40〜50名の患者さんを診ていることもありますし、ナースコールが鳴り止まず、病室をシャトルラン状態になり、血尿になったことも。医療の現場は思うようにいかないことを広めていきたい
看護師2年目、初めての海外旅行。機内アナウンスが流れた。『お客さまの中にお医者様か看護師の方はいらっしゃいませんか?』自信がなく手を挙げれなかった。あれから人を助けたい…その一心で救命救急と集中治療室で10年間経験を積んだ。今ならきっと、『はい!わたし看護師です』と言える気がする。
すると「僕、医者です」と男性が一言。話を聞くと、その男性は友人に誘われて他県からたまたま旅行に来ていた医師だった。なんとも奇跡的な状況に驚いた。その後、救急車が到着し女性は病院に運ばれた。命のバトンが繋がった瞬間だった。
家族も見つからず、連絡が取れないため手術の同意も得られない。このままでは、亡くなってしまう。そして時間が経ち、やっと連絡が取れた際には「縁を切っているので、二度と連絡してこないで欲しい」と言われた。病院長の判断で、手術をする事になったが、意識は戻ってこなかった。救命はできたけど、
患者さんも話しやすく関わりやすい方ではあった。しかし、病院で出会う患者さんの多くは、傲慢だったりクセある方が多い気がする。与えられる事が当たり前になってしまう恐ろしさを知った。それでも私たち看護師は、患者さんには対等に看護をする必要がある。色々なジレンマを抱えながら働いている。
暖房を入れ、退室しようとした私に「ありがとう」と言ってくれた。その30分後、急変し亡くなられた。患者さんの長い長い人生の最期の言葉が「ありがとう」だったのに対し、この方の最後に関わった人間が、"面倒くさいな"と思い、暖房だけで済ませた私だった。私は自分の冷たさが、ただただ情けなく
「うっせぇんだよ!そんな事知るか!常識知らないんか!」と怒鳴り散らす80代男性患者さん。深夜1時、隣のベッドの患者さんが急変。医者・看護師・医療スタッフ全員で救命を図っている時に、ナースコールを鳴らし、怒鳴ってきた。状況を説明するにも、さらにヒートアップ。
看護師2年目の時、担当した患者さん。威厳がある方だった。14時になり面会時間となると、黒ずくめのスーツの方達が続々と集中治療室に入って来られた。21歳にして初めて出会うヤ○ザの方々。緊張して血圧を測る手が震えた。すると、「お世話になります」「状態はどんなでしょうか?など、とても礼儀が
その日、循環器内科の忘年会中だった先生たちが、忘年会を切り上げ全員集まってきた様子。酔っ払ってるのに大丈夫なの?と思ったが、白衣を来て検査が始まると、全員顔つきが変わり、普段の真剣な表情に。スイッチの入り方に驚いた。急変対応の時に出る、人間のアドレナリンってあなどれないなと思った
地下にある冷蔵庫まで運び、冷蔵庫用のステンレスの板に移し替える。そして冷蔵庫の扉を閉める。暗くて狭い場所。さっきまで生きていらっしゃった方を冷蔵庫に入れるというものは、何だか悪い事をしているような複雑な気持ちになった。自然と「ごめんなさい」と心の中で言ってる自分がいた。
その日は嫌な予感がした。ある夜勤の日、病院に向かっている途中でふと感じた不安な気持ち。"今日の夜勤中、突然地震がきたらどうしよう" と脳裏に浮かび、そこからずっと災害時にリーダーとしてどう動くかをイメージしていた。病院に到着し、夜勤メンバーにさっき感じた不安について話すと笑われた。
必死で心臓マッサージをしていたところ、突然見知らぬ男性が来て「心臓マッサージ止めてみて」と言ってきた。救急隊が到着したのかと思い、心臓マッサージの手を止める。すると男性は、首の動脈を触れ「(心臓)戻ってるね」と言った。よく見ると救急隊ではない。"誰、この人?"と頭が真っ白になった。
看護師9年目の頃、新人指導に頭を悩ませていた。5人のグループリーダーが集まり話し合い。どのグループの新人もなかなか成長せず、リーダー達からは「言っても理解してくれない」「何度言ってもできない」と諦めに近い言葉が出ていた。そんな時、話し合いに参加していた師長が
先生、それ危険です。『看護師がごちゃごちゃ言うな』たまにいる高圧的な医師。指示の確認をすると不機嫌になる。この指示何かおかしいと思っても、怖くて言えない。指示を遂行した結果、医療ミスに。高圧的な態度は報告や確認をする機会を奪う。聞く態度が患者の命にもかかわることを分かってほしい。
昔付き合った彼が「デートの最後は笑顔で別れたい」と言っていた。その時は理由がいまいち分からなかった。しかし、救急外来で働いた時、大切な人が突然帰らぬ人になってしまう現場に何度も遭遇した。喧嘩したまま出勤したご夫婦は、突然の別れを前に、後悔の言葉とともに泣き崩れていた。
22時頃、救急外来で亡くなられた患者さんの対応をしていた。寝台車のお見送りをして病棟に戻ったのは、深夜1時を過ぎた頃だった。勤務終了のため、私を待ってくれていたスタッフ達に「お待たせしました」と伝えると、霊感のある先輩が「あなた、何連れてきたの!?」と言ってきた。ゾッとしながら、
看護師には『前残業』というのが存在します。8時が始業でも15〜30分前に来て患者さんの状態などをカルテから情報収集し、当日の処置や検査などのタスクを記載する作業をしています。時間外労働だけど、賃金が発生しない病院がほとんどです。でも始業ギリギリ出勤はNG。これが看護の世界の闇の部分です
消えそうな命よりも、自分の睡眠や安楽の方が優先と言い切る男性。その後も、思い通りにならないと暴言を吐き、殴る動作をする。病院内での看護師の立場は、守られていないとつくづく感じる。患者が中心の医療と言われているけど、看護師の身も守られる必要ってあると思う。
救急病棟で働いていた時、救急車で運ばれてきて入院になった患者さんの足の指に、絆創膏が貼られていた。"絆創膏が貼られているな"で終わらせていた自分。しかし、上司からは「絆創膏やテープが貼られていたら、剥がしなさい。どんな傷があるのか確認しなさい」と言われた。全身の観察が大切と言われ
"看護師は、これぐらいして当たり前"という考えがあるのか…。私たちは、「ありがとう」の言葉が欲しくて働いているわけではないけど、患者さんの「ありがとう」の言葉で頑張れているのは事実。この「ありがとう」の言葉って不思議で、言われると、この患者さんのためにもっと何かをしたいと思える。