ハッキリ言います。『夜勤って患者さんも寝てるから楽なんでしょ』と言われたことがありますが、幻想です。2〜3名で40〜50名の患者さんを診ていることもありますし、ナースコールが鳴り止まず、病室をシャトルラン状態になり、血尿になったことも。医療の現場は思うようにいかないことを広めていきたい
本当にやめてほしい!突然病院にかかってくるマンションの営業電話。病院関係者を装い、医師に電話を取り次ぐよう促してくる。毎回手口もパワーアップし騙される職員もちらほら。私たちは目の前の命を助けるのに必死。命は数千万では買えません。お願いだからその邪魔をしないで欲しい。
要注意。忙しすぎる職場は心の余裕がなくなり人間関係が悪くなりやすい。でも盲点なのが、暇すぎる職場も同じ。人は時間の余裕がありすぎると自分ではなく他人に目が行きやすい。すると他人の行動が気になり悪口へと発展する事も。様々な場所で働いた結果、程よく忙しい職場が一番働きやすいと思う。
看護師には『前残業』というのが存在します。8時が始業でも15〜30分前に来て患者さんの状態などをカルテから情報収集し、当日の処置や検査などのタスクを記載する作業をしています。時間外労働だけど、賃金が発生しない病院がほとんどです。でも始業ギリギリ出勤はNG。これが看護の世界の闇の部分です
夏目漱石の『愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ』という言葉が大好きすぎるので、多くの人に伝えたい。
看護師さんに伝えたい。『看護師以外の人と出会いましょう。そして病院以外の世界を知りましょう』多くの人は、看護師同士で集まって語り合う。でもね、看護師って案外世間知らずなんですよ。もっと違う世界の人と交流して知識や価値観を広げましょ。きっと楽しいですよ。愚痴ばっかり言ってないでさ。
転職した時、新人看護師が言ってたんだけど『先輩から指導してもらえる事をありがたいと思いなさい。その方が何年もかけて習得した知識や技術を、時間を割き無償であなたに教えてくれてるんだから』と母親に教わったらしい。その新人はグングン成長していった。心に響いたこの言葉を多くの人に届けたい
ハッキリ言います。『夜勤って患者さんも寝てるから楽なんでしょ』と言われたことがありますが、それは幻想です。看護師2〜3名で40〜50名の患者さんをみていて、ナースコールが鳴り止まず、病室をシャトルラン状態になり、血尿が出たことも。医療の現場は思うようにいかないことを広めていきたい。
あのね、熱中症を甘く見ないで。熱中症って外だけではなく、家の中にいてもなります。お年寄りは、夏でもエアコンをつけずに過ごしていることも。重度の熱中症で、脳にダメージを受けて人格が変わってしまった患者さんもいます。後遺症って怖いんです。クーラーつけて、水分摂って。看護師からのお願い
先生、それ危険です。『看護師がごちゃごちゃ言うな』たまにいる高圧的な医師。指示の確認をすると不機嫌になる。この指示何かおかしいと思っても、怖くて言えない。指示を遂行した結果、医療ミスに。高圧的な態度は報告や確認をする機会を奪う。聞く態度が患者の命にもかかわることを分かってほしい。
『これを着せてあげて下さい』20代前半で亡くなった患者さん。『何かご用意されてる服とかありますか?』とご両親に聞くと、綺麗な黄色のカクテルドレスを渡された。本当だったら結婚式で見たかったであろう娘のドレス姿。看護師数名で必死に着せる。ご家族の気持ちに寄り添うのも看護師の大切な仕事。
この間、謎のおじいさんに「男はね、女性に喜んでほしい生き物なんだ。『"女"が"喜ぶ"』と書いて『"嬉しい"』っていう字になるでしょ。だからね、女性は男性に何かしてもらった時、ありがとうじゃなくて『"嬉しい"』って伝えるといいよ」って言われたんですが、この言葉が心に響いたのでシェアします。
想像してみて下さい。目が覚めると全然知らない場所にいて、全然知らない人達が自分のベッドを囲んで何か話しかけてくる。そして突然体に触れてきたり下着を脱がせようとする。こんなとき、怖くて叫んだり必死に抵抗しませんか?これが認知症患者さんに見えてる世界。もっと認知症への理解を広めたい。
看護師2年目、初めての海外旅行。機内アナウンスが流れた。『お客さまの中にお医者様か看護師の方はいらっしゃいませんか?』自信がなく手を挙げれなかった。あれから人を助けたい…その一心で救命救急と集中治療室で10年間経験を積んだ。今ならきっと、『はい!わたし看護師です』と言える気がする。
看護師の仕事は『きつい』『汚い』『危険』の3Kと言われています。問題なのは『危険』という事。救急車で運ばれてきた患者さんはどんな感染症を持っているか分かりません。知らない間に血液や空気、接触などを通して感染することも。手取り20数万円の世界で"危険と隣り合わせ"という事を知って欲しい。
入院してきたセクハラ患者さんを新人看護師が担当。心配で一緒にベッドサイドに行き、セクハラを阻止。師長から『新人さんにこの患者さんは危険だから、あなた変わってあげて』と指名を受けた。私も一応女性なんだけどなと思いつつ、歳を取るということはこういう事なんだと実感した。
『死んだら連絡して下さい』家族と不仲の患者さん。状態が悪く、家族に連絡するとこう伝えられた。とても悲しかった。私にとっては穏やかで話しやすい患者さん。でも、その人がどういう人生を歩んできたかは最期に現れる。最期に一人は寂しい。後悔しないように、家族や周りの人を大切にして欲しい。
今、病院で何が起きているか知って欲しい。かなりヤバい状況です。救急車のたらい回し、普通の病気の方の入院ベッドがないというのは、一般病棟でコロナクラスターが発生して、これ以上感染拡大をさせないために病棟を閉鎖している状態なのです。なので、もしベッドが空いていても入院させれないのです
医者と付き合ってる先輩が、『デート中に彼が病院に呼び出されて、一人その場に置いてけぼりにされる事なんてしょっちゅうだよ』と言ってた。医者との結婚を夢みる女性は多いけど、デートの途中で彼がいなくなっても、目の前の高級寿司を一人で堪能できるぐらいのメンタルの強さが必要だなと感じた。
マッチングアプリには、『職業:医師』と名乗り、年収1000万以上でイケメンの自称"医師"たちが存在する。まず実際は、こんなイケメンそんなにいない。でも、多くの女性は騙される。偽物を見分ける時には、『先生、手袋のサイズいくつですか?』と聞いてみて欲しい。"M"や"L"と言ったら、偽物決定。
「看護師って夜勤中に幽霊とか見ないの?」と聞かれるけど、幽霊よりもっと怖いものがある。それは夜勤の巡回中、訪室するとベッドはもぬけの殻でそこら中血だらけ。そして自分で点滴を抜き、血まみれ状態で暗闇から歩いてくる患者さんを発見した時。看護師17年目。そろそろ心臓に毛が生える頃。
知ってましたか?採血をする時に、看護師が血管を指で探す動作。あれね、血管があるかどうかを探しているだけではなく、それ以外にも【皮膚から血管までの深さ】【血管の弾力】【太さ】【血管の形】を指先1〜2本で感じ取ってるんです。なので、看護師の人差し指と中指は超敏感スポットなんです。
看護師をしていると「こういう症状があるんだけど、これって病院に行った方がいいかな?」と聞かれる事があります。逆にお聞きしたいのですが、病院に【行く】or【行かない】の判断を看護師に聞くのって何故なんでしょうか?何か理由があれば教えてください。
救急病棟で働いていた時、自殺未遂をした患者さんを担当。治療の末、一命を取り留めた。意識が戻った患者さんから「なんで助けたの?あのまま死にたかったのに」と言われた。救急医も看護師も「助けたい」一心で働いてるけど、救命する事で患者さんをさらに苦しめるという結果に至ることも知った。
私もそうでした。注射や点滴の空気が体に入ると、死んじゃうと思っている方。実は10mlほど一気に体に入らなければ、そこまで体に影響はないんです。少しのものであれば、体内で吸収されます。もし点滴の管10cmほど空気が入っていても、量は約0.4ml程度。こんなに入ることはないので、安心して下さいね