親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(新しい順)

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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に相手を責めればいいんだ」と学んで真似します。これが裏の教育です。うまくいかないことに対して、親が工夫・改善する姿を見せていると、子供も「工夫が大事だ」と学びます
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面談で「お子さん学校でがんばってますよ」と言うと、親から「家ではだらだらして困る」という反応が返ってくることがほとんど。でも、家でだらだらするのは極めて健全なことです。子供も外では色々大変なのですから。大人もみんな外でがんばって家ではだらだらしていますよね
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「子供ができないことを親や先生がやってあげてると、いつまでも自分で自立できない」という説は迷信であることが発達心理学の研究で判明しました。本当にこれほど罪深い迷信はありません。こういう迷信が子育てを必要以上に大変にし、親と子供を苦しめてきたのです。
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「子供ができないことを親や先生がやってあげてると、いつまでも自分で自立できない」という説は迷信であることが発達心理学の研究で判明しました。研究者は「子供ができないことは手伝ったりやってあげたりしたほうがいい。しかも、叱りながらでなく楽しい触れ合いのひとつとして。そうすれば親子関
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朝自分で起きて、自分で顔を洗って、ご飯を食べたら歯を磨き、自分で着替えて、自分でカバンの支度をして学校へ行く。帰ってきたら、自分でうがい・手洗いをして、自分で宿題をやり次の日の準備をする。親も先生もこういうことを「自立」と呼んでいます。でも、これらは本当の自立ではありません。「親
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子供に「自分のことは自分で!人にやってもらってはダメ。人に迷惑をかけてはダメ」と言いすぎると、大人になってSOSを出せない人になります。実際、多くの大人たちが仕事や育児を一人で抱え込み苦しんでいます。そうならないためにも、子供がどうしてもできないことは親が手伝ったりやってあげたりし
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子供はあっという間に大きくなります。子育てが終わった人たちは、みんなそう言います。子供が本当に「子供らしい子供」でいる期間というのは、意外と短いのです。もちろん個人差も大きいけど、だいたい10歳くらいまでと思っていればいいでしょう。つまり、小学校4年生くらいまで。女子は10才頃か
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親が過干渉、しつけ優先、細かすぎ、強権的、暴力的だと、子供は常に親の顔色をうかがって行動するようになります。それで手がかからなくなったのを見て、「成長した」と満足する人もいます。でも、学校とか友達同士でいるときなど、親のいない状況で反動が出ます。非常に自己中かつ衝動的になるなど。
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よく食べ物をこぼす子。親は「なんでこぼすの」と叱っていましたが、ある日「本当になんでこの子はこぼすのか」と冷静に観察してみました。すると、食器の縁の形に問題があること、椅子が高すぎることなどの原因を発見。それを改善したらこぼさなくなりました。「なんで?」は親が考えることなのですね
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今日もあなたはがんばった。朝は眠くて疲れが残っていたけどがんばって起きた。朝食の支度をして片づけもし、子供にやるべきことをやらせて学校に送り出した。昼間は自分の仕事や家事をこなした。夕食の支度をして子供の勉強を見て寝かしつけて…。やることは次から次へと湧いてくる。お・つ・か・れ!
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20代女性Eさん曰く「私の母の自慢は、私の幼稚園の弁当で手を抜いたことはなく、授業参観や学校行事にも皆出席。夏休みの自由研究でよく賞を取らせたことなど。でも私はそんなことより、もっと話を聞いて欲しかっだし、あんなに叱らないでニコニコしていて欲しかった」。これが子供の正直な気持ち。
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日本では、子育てを妻に任せきりで、自分は仕事しかやらないという夫が未だに多いです。「仕事は家族のためにがんばっているのだ」が夫の言い分。そして、「子供が巣立ったら夫婦で旅行しよう」などと思っていたりします。一方、妻は「子供が巣立ったら離婚しよう」と思っていたりします。
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子供を叱って育てた某60代男性が、成人したわが子から完全拒否されています。彼は、自分の子育てを振り返って「叱りすぎた。もう一度息子が0才の時からやり直せたら」と嘆いています。本当は、親子だったら最高によい人間関係になれたはず。でも、他人以上に冷え切った関係になってしまいました。
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親が子供と一緒に遊んだりお風呂に入ったりなどの触れ合いに努めていても、子供が親の愛情を実感できていないケースがあります。それは親が叱りすぎている場合です。叱ることが多いと、いくら触れ合いを増やしても台無しです。自分で摘んだ積み木を自分で崩すようなものです。
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親が共感的に聞けば子供は正直に話せて、「わかってもらえた」と感じて安らぎます。親が正論で叱ると、子供は「正直に話すと説教される」と感じます。また、共感がないまますぐ励ましやアドバイスをすると、子供は「そんな簡単な問題じゃないよ。話も聞いてく れない」と感じてしまいます。
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学校は疲れます。学校が好きな子でも疲れます。まして嫌いな子は尚更。帰宅後に家でダラダラするのは当たり前。学校でがんばり家でもがんばるなんて無理。大人も職場でがんばり家でもがんばるなんて無理。のんびりリラックスさせて休ませてあげて欲しい。家でも追い立てていると元気の回復ができません
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親や先生の言葉が「○○しないとおやつ抜き」「○○しないと昼休みナシ」等の罰則型だと、子供も真似して同じ言い方をするようになる可能性が大きいです。つまり、兄弟や友達に「玩具を持ってこないと遊んであげないよ」等の言い方です。
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子供を理不尽に叱ってしまった時は、できるだけ早く謝りましょう。「ひどいこと言ってごめん。言い過ぎたね」。子供は「自分も悪いけどそんな言い方しなくてもいいのに」と思っています。つまり、親の言いたいことが頭では分かっているのですが、理不尽に叱られたことが納得できないのです。親が謝っ
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さかなクンと対談した際「魚を好きになった時、お母さんが徹底的に応援してくれ、魚がいるありとあらゆるところに連れて行ってくれた」という話を聞きました。私は「大体の親は子どもが好きなことを一応応援するけど、徹底的に応援する親はいない。子供を天才に育てる親はここが違うのだ」と思いました
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」も「ほめられて育った人は打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」も迷信でした。レジリエンスの研究で「ほめられて育った人の方が自己肯定感も他者信頼感も高いので、失敗から立ち直れる可能性も高い」と判明しました
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「子供の言うことを何でも聞いているとわがままになる」という説は、児童心理学の研究で否定されました。真実は逆。「抱っこ」と言ったら「歩けるでしょ」と言わずに抱っこして「読んで」と言ったら読んであげる。自分の言うことを聞いてもらえている子は、親の言うことにも聞く耳を持つようになります
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子供を比べるのはやめたい。比べるとわが子の至らなさが目につきます。行動が遅い、挨拶できない、走るのが遅い、勉強ができない…。「○○ができるようになった」と喜んでいたのに、比べ始めた瞬間「遅い」「まだ不十分」と感じるようになります。比較が子育てから喜びを奪い苦しみをもたらします。
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親も先生も、子供に勉強を教えるとき「さっき教えたでしょ。何でできないの」と責めるのはやめたい。この言葉の弊害は多大。子供は緊張で頭が働かなくなる、自己否定感を持つ、相手への不信感がつのる、勉強が嫌いになる、など多数。責めるニュアンスは一切入れずに優しい言葉で教えてあげましょう。
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親がやらせたいことばかり子供にやらせていると、子供は自分でやりたいことを見つける主体性が育ちません。微妙な強制が多い親だと親の顔色を見て行動する”よい子”が育ちます。自分は一体何をやりたいのか、どういう生き方をしたいのかなど、人生で一番大切なことがわからなくなってしまいます。
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キレて叩いたり駄々をこねたりする子は、叱るより『抱っこ。マッサージ・タッチケア・スキンシップ。親子じゃれつき遊び。笑いヨガ。くすぐりっこ。話を共感的に聞く。趣味に没頭させる。好きな食べ物を出す。ワガママを聞いてあげる』等で、十分甘えさせ心を満たしてあげた方が改善します。