親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(新しい順)

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親子遊びで思い切りふざけると、その後は自然に静かな時間がやってきます。この時、脳内でとてもよいことが起きます。大騒ぎしてふざけることで脳の扁桃体が満足し、静かに過ごすときは前頭前野が扁桃体を抑制します。この切り替えの経験をたくさんすると扁桃体と前頭前野をうまく使う力がつき、扁桃体
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「靴下を洗濯機に入れてない」「片づけてない」とイチイチとがめるより、黙ってやってあげたほうがうまくいくということもあるのでは?夫婦でも親子でも。そうすれば相手もこちらの足りないところを黙ってやってくれるようになるかもしれません。試しにやってみて。とがめあっていると険悪になるだけ。
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日本の政治は、保育士、看護師、教師、学童指導員、介護士など、人と直接関わる仕事に冷たい。父親業や母親業には特に冷たい。日本の政治は人を大事にしていません。だから、これらの仕事はどこもギリギリの人数でやっています。そのツケがコロナ禍で一気に表面化しました。もっと人に優しい政治を!
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親がほめたいことより、子供がほめられたいことをほめましょう。つまり、親の価値観ではなく子供の価値観を優先するということです。大人から見たらしょうもないことが多いですが…。人は誰でも、自分の思い入れが強いことをほめられると、本当にうれしいものですし、相手への信頼度も上がります。
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家庭は、まずリラックスできる場所でありたいですね。大人にも子供にも癒やしの場ですから。大人の目には、子供は気楽そうに見えますが、ああ見えても外ではけっこうがんばったり気を遣ったりしているのです。ですから、家に帰ってダラダラするのは当たり前なので、いろいろ許してあげてください。
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しつけ優先はやめましょう。まずは、子供が「自分は愛されている」と実感できるようにしてあげることが大切です。それがないところで、いくらしつけをしようとしても絶対うまくいきません。「親は愛情のつもりでも、子供は愛情として実感できていない」というケースが非常に多いので気をつけましょう。
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今の子供は、自分がやりたいことをやれる時間が少な過ぎます。人間は自分がやりたいことをやっているときが一番幸せで、精神衛生にも頭を良くするにもこれ以上のものはありません。親が「やらせたいこと」はもっと減らして、子供が「やりたいこと」をやれる時間を増やしてあげてほしいと思います。
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親や先生の中には、子供がちょっと話を聞いていないだけで叱る人がいますが、そんなことで叱る必要はありません。何度でも言ってあげればいいだけの話。それに、叱って直るかというと絶対に直りません。自分の考えにふけってぼうっとしている子は、かなりの割合います(呆活という)。こういう子も捨て
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叱られることが多いと、子供は親に大切にされている実感が持てなくなり、愛情不足を感じます。そういう子は、「親に心配をかけることで自分への愛情を確認したい」という無意識の衝動に突き動かされます。それで、NGな行動、反社会的な行動、危険なことなどに突っ走ったりします。
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人に迷惑をかけない。わがままを言わない。何事もきちんとできる。こういう子にしようと思って叱り続けるしつけ主義は弊害が多いです。例えば、子供が「親の顔色を伺うようになる」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「自分に自信が持てなくなる」「友達や兄弟の失敗を許せなくなる」等です。
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「幸福感は学歴や収入より自己決定の度合いで決まる」ことが、神戸大学と同志社大学による約2万人を対象にした大規模な合同研究で判明しました。ですから、子供を幸せにしたいなら、趣味も習い事も部活も進路も含めて、何事も子供の意思を尊重すべきです。何を選ぶかよりも誰が決
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めるかが大事なのです。「子供のため」「子供の将来のため」などと言って親が押しつけるのは不幸の始まりです。親は監督ではなく応援団に徹するべきです。子供の人生は子供のものです。
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「グズグズしない」「急がなきゃダメ」「早くしないとバスに間に合わない」等、「ない」や「ダメ」をつかった否定的な言葉はやめたい。「さあ、急ごう」「2倍速だ」「早送り、スイッチオン」「ママと競争」「後5分で出るよ」「9時3分に出よう」の方がいいですね。とがめる要素を入れないことが大事
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夫婦はお互い「自分の方が大変」と思っています。つまり、「自分はこんなにやっているのに、相手はそれほどやっていない」という気持ちです。でも、実は、相手もこちらの知らないところでけっこう苦労しているのです。なので、取りあえず責めるのはやめて許してあげましょう。それがよい循環の始まり。
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子供が言うことを聞かないとき、親は自分がバカにされたと感じてイライラします。でも、子供にはそんな意図はなく、他にやりたいことがある、気分が乗らない、能力的にムリ、親の言葉が聞き取れなかった、理解できなかった、など真の原因があります。取り敢えず深呼吸して、それを探りましょう。
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「反抗的で生意気」な子は「自立心がある」と見てあげましょう。「適当でいい加減」は「大らか」。「飽きっぽい」は「好奇心が旺盛」。このようにプラス思考の加点主義で見ていると、ピグマリオン効果が働いて子供が伸びます。また、子供が親の愛情を実感できるようになるので親子関係もよくなります。
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親子料理大会で「ゆっくり混ぜなきゃこぼれるでしょ」等の否定的な言葉ばかりのお母さんがいました。子供は完全にやる気喪失。別のお母さんは「上手、上手。その調子。いい色になってきたね。しっかり混ぜるとうまく溶けるよ」等の肯定的な言葉が多かったので、子供はにこにこしてやる気満々でした。
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育児で疲れたらとにかく休むことが大事。子供と離れて一人になれる時間が持てれば最高。愚痴を共感的にたっぷり聞いてもらうのも効果的。そういう場所や人を確保するよう日頃から心がけて。国や自治体はそこにもっと予算をつけるべき。一人で抱え込んだり自分を責めたりするのは絶対に避けましょう。
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よく叱られる子は「自分はダメな子だと思われて、もう大切にされてないかも」と感じます。その不安から無意識のうちに愛情確認行動に走ります。危険なことをする、弟妹をいじめる、物をこわす、火遊び、万引き等。親が困ったり心配したりする姿を見て、「よかった。まだ愛されてる」と実感したいのです
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真面目ゆえに子供を苦しめてしまう親の3タイプ 1,自分が完璧主義なので子供にも求めてしまう 2,仕事や家事でやるべきことを先にやらないと落ち着かず、子供にも求めてしまう 3,「人に迷惑をかけたくない。人に後ろ指を指されたくない」という思いが強く、しつけ主義に走ってしまう
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子供の笑顔がたくさん見られる。子供の笑い声が聞こえる。子供が大声ではしゃぐ声が聞こえる。一緒に笑ったりはしゃいだりする親の声が聞こえる。こういう家なら大丈夫。家の中が片づいていなくても、玄関の靴が跳び散らかっていても、掃除が行き届いていなくても大丈夫です。そういうのは二の次です。
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子供に諺を教えましょう。学習マンガ、絵本、日めくり、カルタがあれば、自然に覚えます。諺を知ることで子供は人生の知恵を学びます。諺に照らして自分の言動を振り返ったり、物事を深く考えたりするようになります。一度覚えた諺は一生忘れません。同じ諺でも成長するに連れて理解度が上がります。
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理不尽な上司の下で働くのは本当に苦痛です。例えば… 1,自分の気分や都合で言動が変わり一貫性ゼロ 2,自分にも責任があるのに人を一方的に責める 3,叱ってばかりでほめない 4,感情的ですぐキレる こうした理不尽な上司と同じことを、親が子供にしていることがけっこうあります。
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親あるある。子供に「三日坊主はダメ」と言いつつ、自分は家計簿もウォーキングも続かない。子供に「まず先にやるべきことをやりなさい」と言いつつ、自分は面倒なことを先送り。「妹に優しく!」と言いつつ、自分は夫・妻に冷たい。「ゲームをやり過ぎないで」と言いつつ、自分はスマホをやり過ぎる。
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子供によい自己イメージを持たせてあげましょう。「自分はけっこういい感じ。お父さんもお母さんもほめてくれる。大切に思ってくれている。うれしいな。元気が出てくる。あれもやってみたい。これもやってみたい。絶対できる。毎日楽しいな」。自己肯定感と他者信頼感が育ち幸せ体質になります。