親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(いいね順)

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物事をテキパキできる子は、親の指導がよかったからでも本人が特にがんばっているからでもありません。だらしがない子も、本人のせいでも親のせいでもありません。これらは全て生まれつきです。その証拠に同じ兄弟で同じように育てても全く違ってきます。なので、親は子供も自分も責めてはいけません。
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「子供の言うことを何でも聞いているとわがままになる」という説は、児童心理学の研究で否定されました。真実は逆。「抱っこ」と言ったら「歩けるでしょ」と言わずに抱っこして、「読んで」と言ったら読んであげる。自分の言うことを聞いてもらえている子は、満たされているのでわがままになりません
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子育てとは、子供に同じことを何万回も言う生活です。誰がやってもそうなります。元々そういうものなので、諦めて、どうせ言うなら明るく楽しく言いましょう。すると、子供はその度に親の愛情を感じます。毎回、嫌みで否定的で攻撃的な言い方だと、弊害が大きいです。言う方も自分の言葉で疲弊します。
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真に自立している子とは、親がやらせたいことを進んでやってくれる子ではなく、自分がやりたいことを自分で見つけてやれる子のことです。「やるべきことをやらない」「片づけができない」子でも、「自分がやりたいことはどんどんやれる」なら、自立を心配する必要はありません。その逆の方が要注意です
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子供は、何か失敗しても、あっけらかんとして無反省のように見えることがあります。そういう姿を見せられると、親や先生はきつい口調で責めてしまいがちです。でも、子供もけっこう自分なりに反省したり落ち込んだりしています。大人のように上手に「反省してます」という素振りができないだけです。
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子育ては難しいです。誰がやってもうまくいきません。苦しいときは、産んだだけでも大したものだと自分をほめましょう。実際、少子化が最大課題である今、子供を産んだだけでも大したものです。そして、何とか今まで育ててきました。立派なものですよ。あなたは十分がんばっています。あなたは偉い!
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子供はあっという間に大きくなります。子育てが終わった人たちは、みんなそう言います。子供が本当に「子供らしい子供」でいる期間というのは、意外と短いのです。もちろん個人差も大きいけど、だいたい10歳くらいまでと思っていればいいでしょう。つまり、小学校4年生くらいまで。女子は10才頃か
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マイペースな子を叱り続けてもムダ。生まれつきのリズムは簡単には変わりません。間に合わない時は手伝ったりやってあげたりでOK。大人になればそれなりに何とかするから大丈夫。マイペースな子は穏やかで優しいことが多いので、それで良しとしましょう。短所を叱っていると長所も消えてしまいます。
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子供の話はまず共感的にたっぷり聞きましょう。親が言いたいことは最後に。そういう親なら、子供は何でも相談できます。反対に、親が子供の話を共感的に聞かず正論ばかり押しつけていると、子供は何も言わなくなります。そして、リスクを冒してでも共感してくれる人を求めるようになります。
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子供に「頑張ってるね」「大変だね」「ありがとう」「助かるよ」「大好き」の5つの言葉を贈りましょう。これが人を幸せにする5つの言葉。もちろん、子供だけでなく連れ合い、祖父母、友達、同僚などにも。言葉一つで人に安らぎと幸せを贈ることができるわけで、考えてみれば素敵なことですね。
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「しつけのためなら叩いていい」「おしりなら叩いていい」「後でハグすれば叩いてもいい」「叩かれる痛みを教えるために叩くことも必要」などは、心理学の研究で間違いと判明しています。恐怖をもとにしたしつけや教育は全て有害です。恐怖心の反動は攻撃性であり、恐怖心が強いと攻撃的になります。
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Mさんが夕飯にカレーを出すと、夫が「餃子がよかった」と言い、子供が真似して「ラーメンがよかった」と言いました。無神経は連鎖します。この時、まず「カレー美味しい。ありがとう」と言い、次に「明日は餃子をリクエスト」と言えばよい見本になれたはず。「明日は僕が作るよ」ならベストですね。
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子育ては難しいです。誰がやってもうまくいきません。苦しいときは、産んだだけでも大したものだと自分をほめましょう。実際、少子化が最大課題である今、子供を産んだだけでも大したものです。そして、何とか今まで育ててきました。立派なものですよ。あなたは十分がんばっています。あなたは偉い!
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女の子でも「男の子脳」の度合いが高い子もいます。「やりたいことしかやらない。嫌なことはやらない。てきぱきできずマイペース。だらしがない。片づけができない。話を聞いていない。ぼうっとしている」等の子です。同時に、創造的、主体的な自己実現力、寛容、温厚、後伸び、等の長所があります。
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親も先生も、よく自分の都合で勝手に約束を破ったり予定を変えたりします。そして、子供が何か言うと「あなたのため」とごまかします。「ごめん。こっちの都合で悪いけど」と言える人は立派。子供を一人の人間としてリスペクトしている人は言えます。子供はそうしたことを本能的に見抜きます。
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学校では「一人だけ勝手なことをするな。みんなと同じことをしなさい」と言われて育ちます。大人になって仕事を始めると、「みんなと同じじゃダメだ。他がやってない企画を考えろ。オリジナリティーを出せ」と言われます。でも、急に言われても無理。日本の学校教育が時代遅れなのは明らかです。
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6才くらいまでの子育てで最優先なのは、子供の心に安心感と信頼感を育てることです。毎日安らかな気持ちで安心して過ごせて、ママとパパが自分を大切にしてくれると感じられるようにしてあげてください。それが自己肯定感と他者信頼感につながります。しつけや勉強を優先すると大事なところが壊れます
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あるお母さんは、イライラしてきたとき、子供に避難警報を出すそうです。「お母さんは今イライラしているから、あんた、ここにいないほうがいいよ」と言うと、子供はマンガや玩具を持って別の部屋に避難します。これはいい方法ですね。子供にイライラをぶつけずに済みます。
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、子供のときから育てる必要があります。「そんなことはやめて、これをやりなさい」と言って育てると、本当の自立ができないまま指示待ち人間になってしまいます。たとえだらしがなくても、自分がやりたいことをどんどんやっていける子なら、将来しっかり自立して、仕事もプライベートも充実します。
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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に相手を責めればいいんだ」と学んで真似します。これが裏の教育です。うまくいかないことに対して、親が工夫・改善する姿を見せていると、子供も「工夫が大事だ」と学びます
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冬は「寒い。早く暖かくなれ」と言い、夏は「早く涼しくなれ」と言う。現役中は「今日も仕事か」と思い、退職すると「忙しい頃が花だった」と思う。子育て中は「子育て、大変」と思い、子供が成長すると「あの頃はよかった。もう一度子供に戻って」と思う。今・ここを味わい楽しめないのはもったいない
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評価も下がり、自己肯定感が持てなくなります。授業に集中できなくなり学力が下がります。何も助けてくれない親に対して愛情不足を感じます。自業自得方式を友だちにも応用するようになり、友だちが困っていても助けなくなります。改善には、合理的な工夫や、親が手伝う・確認する等の手助けが必要です
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さかなクンと対談した際、「魚を好きになったとき、お母さんが徹底的に応援してくれた。魚がいるありとあらゆるところに連れて行ってくれた」という話を聞いた。私は「大体の親は子どもが好きなことを一応応援するけど、徹底的に応援する親はまずいない。天才を育てる親はここが違うのだな」と思った。
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男の子脳の特徴は「好きなことはやるがイヤなことはやらない。てきぱきできずマイペース。だらしがなく片づけが下手。話を聞いてない。ぼうっとしている」等。同時に、創造的、主体的な自己実現力、寛容、温厚、後伸び、等の長所があります。女の子でも「男の子脳」の度合いが高い子はこれに該当します
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「早くしないと間に合わないよ」より「7時に出るよ」の方が伝わります。「散らかしちゃダメ」より「ゴミを5個拾おう」。「こぼすな」より「ゆっくりでいいよ」。「ぐずぐずしない」より「3分でやろう」。子供には否定的かつ曖昧な言葉より、肯定的かつ明確な言葉の方が伝わります。