親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(いいね順)

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「子供ができないことはやってあげればいい」と言うと、「それでは依存して自立できない」と考える人もいると思います。でも、そういう現実的な方法でしのいで親子共に安らかに生活できることの方が大切。叱り続ける弊害の方がはるかに大きいから。大人になれば大概のことはやるようになるから大丈夫。
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人として信頼できない上司が何か言っても、部下は聞く気になれません。頭では正しいとわかっても、気持ちがついていかないのです。親子でも同じです。子供に信頼されていない親が何か言っても、子供は聞く気になれないのです。ですから、まずは親子関係をよくすることが何よりも大事です。
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何でも遅くて人の2倍かかるマイペースな子。それは子供の努力不足とか親のしつけのせいなどではなく、生まれつきです。いくら叱っても直りませんので、そこは目を瞑って長所を伸ばしましょう。そういう子は寛容、共感的、優しい、大らか、などの長所があります。叱っていると長所も消えてしまいます
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」「ほめられて育った人は打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」等は迷信でした。レジリエンスの研究で「ほめられて育った人の方が自己肯定感も他者信頼感も高いので、失敗から立ち直れる可能性も高い」と判明しました
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食べる時間が少なくて焦ったり、食べこぼしやマナーで叱られたりすると、ストレスで空腹中枢が働かなくなり食欲が減退します。できるだけ時間を確保し、食べこぼしやマナーで叱らないことが大事。嫌いな食べ物を強制するのは虐待です。別の食材でその栄養を取れば大丈夫なので、食事は楽しくを最優先に
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思春期の子にとって居心地のよい家にするには、親が細かいことでガミガミ叱るのをやめる必要があります。もちろん、人として許されないこと、人に大迷惑をかけること、危険なことなどは、はっきりノーと言わなければなりません。でも、細かい生活習慣的なことをこの時期に口うるさく言ってもムリ&ムダ
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男の子脳には次の傾向があり育てにくい。動き回って落ち着きがない。乱暴で雑。話を聞かない。何度言っても効果ナシ。やるべきことをやらず、やりたいことしかやらない。嫌なことは後回し。時間意識が希薄でマイペース。時間が来ても終われない。切り替えが下手。先を見通せないので段取りが悪い。人の
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他人に子供をほめられたママが「でも、家ではわがままで困ります。外ではいいみたいなんですけど」「挨拶できるのはいいんですが、お調子者でけじめがつかなくて」などと謙遜して、聞いていた子が「ママは私のことをそんなふうに思ってるんだ」とショックを受けるというのがありがちなパターン。これで
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子供の体が小さいといって、頭と足を引っ張って無理に伸ばす人はいません。でも、内面のことだと無理に伸ばそうとする人が多い。本人のオリジナルな成長ペースを無視して、無理に急かすと発達の段階を踏まないまま進むことになります。ペースを大切にしてあげれば、必要な段階を踏み固めながら進めます
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親という権力に甘えている人が多いと感じます。大人同士ではとても言えないことを、わが子には平気で言ってしまうなど。親子関係も人間関係の一つであり、よい人間関係は相手の気持ちを思いやることで作られます。子供を一人の人間として尊重し、子供の気持ちをもっと思いやるようにしたいですね。
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1人目の子は、親が張り切って写真や動画を撮りますが、2人目になると減少。3人目はさらに減る場合と、また張り切って撮る場合があります。男、男と続いて3人目が女などの場合は増えます。親は意識していませんが、子供にとって自分の写真や動画が他の兄弟より少ないのはさみしいことです。
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あるお母さんは、イライラしてきたとき、子供に避難警報を出すそうです。「お母さんは今イライラしているから、あんた、ここにいないほうがいいよ」と言うと、子供はマンガや玩具を持って別の部屋に避難します。これはいい方法ですね。子供にイライラをぶつけずに済みます。
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「しつけなければ」「人に迷惑を掛けない子にしなければ」「自分のことができる子にしなければ」などの気持ちが強いと叱ることが増えます。それよりも、子供が親の愛情を実感できるようにしてあげて、親子関係をよくすることの方が大切で、これさえあれば大丈夫。しつけなんて後でどうにでもなります
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人に何か言うとき大切なのは、相手を責めて非難する要素を入れないこと。自分が責められ非難されていると感じた瞬間に人は心を閉ざすので。これは本当に大切なこと。親や先生がこれに気づかないまま子供を責めて非難する言い方をしていると、子供の心はどんどん離れていきます。夫婦や上司・部下も同じ
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子供の掃除を見たとき、「隅にあるゴミもちゃんと掃かなきゃダメ」ではなく、まずは「いつもありがとう。助かるよ」と言いましょう。その後で、「ついでにその隅のゴミも取っておいて」と言えば喜んでやってくれます。つまり、言葉は順番が大事。とにかく、まずは肯定的な言葉から入るようにしましょう
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子供に理不尽なことをしないための基準は2つです 1,もし自分がされたらどうか? (自分がされて嫌なことは子供にもしない) 2,大人同士でもできるのか? (大人同士でできないことは子供にもしない) 親も先生も、子供を一人の人間としてリスペクトしている人は、この2つを自然に行っています
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親は無意識のうちに子供をコントロールしています。でも、子供はだんだん言うことを聞かなくなります。それは成長でありよいことなのです。でも、親は自分のエゴが傷つけられたと感じてキレます。「自分がキレたのは子供のためではなく、エゴを守るためではないのか?」と自問してみることも必要ですね
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キレたり駄々をこねたりする子を叱っても無駄です。それより、ストレス発散と充分な甘えで心を満たしてあげることが大切です。ハグ&抱っこ。親子じゃれつき遊びで一緒に大騒ぎ&大笑い&大はしゃぎ。好きなことに熱中させる。好きな食べ物を食べさせる。話を共感的に聞く。わがままを聞いてあげるなど
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マザー・テレサの言葉「人を思いやるゆとりを失うほどに、自分を忙しくしてはいけません」。私にも経験がありますが、ゆとりがないと自己中心的になり言葉もきつくなりますね。「忙」という字の通り忙しいと心が亡びます。主体的な働き方改革・生活改革・時間改革で本当に大切な時間を取り戻しましょう
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ルは絶対に守らせる ・わがままや反抗は許さない ・子供の要求に応じず交渉の余地もない 親がこうだと子供は「何を言ってもムダ」と感じ、それが人生に対する無力感となり、「夢や願いを持ってもムダ」と思うようになります。おとなしくて育てやすいサイレントチルドレンを望まないようにしましょう。
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子供のことを「これでいい」と思ってみましょう。実際、大丈夫ですから。でも、「これでいい」と思えない人が多いのは、「もっと、もっと」と欲をかいて求める心があるから。親の要求がエンドレスだと子供はずっと追い立てられます。これがなければ子供は自分のペースで成長できて自己肯定感も育ちます
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児童心理学によると、子育てで一番大切なのはしつけではなく、自己肯定感と他者信頼感を育てることです。これは、世界中の多くの専門家たちの膨大な調査研究ではっきりと結論が出ています。しつけを優先し過ぎると否定的に叱ることが増え、この2つが育たなくなります
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習い事は、「将来役立つ」より「今、喜んで取り組めて楽しく充実した時間を過ごせる」ものを選びましょう。その方が精神衛生によいですし、自己肯定感も育ちます。嫌な時間が長いとその反対になります。それに、激動の時代に将来役立つ保証はありません。現在を大切にして幸せ体質にしてあげましょう。
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しつけ優先はやめましょう。まずは、子供が「自分は愛されている」と実感できるようにしてあげることが大切です。それがないところで、いくらしつけをしようとしても絶対うまくいきません。「親は愛情のつもりでも、子供は愛情として実感できていない」というケースが非常に多いので気をつけましょう。
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「忘れ物で自分が困れば直すはず。だから放っておく」と言う親。でも、実際はこの自業自得方式では直りません。そもそも、それで直るならとっくの昔に直っていたはず。もう何度も困ってきているのですから。実際は、放っておかれた子は直るどころかますます忘れ物が増え、先生に叱られ、友達からの評価