親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(いいね順)

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自然体験が多いほど子供は伸びます。どんぐり集め。落ち葉の布団。虫取り。里山遊び。砂遊び。泥遊び。植物を育てる。動物と触れあう。こうした体験が豊かになるほど感性と知性の両方が磨かれ、それが芸術的創造や科学的な探究の源にもなります。机上の勉強だけでは限界があります。
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「一人っ子は自己中心的でわがまま」という説は全くの迷信です。私は650人の子供を担任して、その中には一人っ子もたくさんいましたが、そんなことを感じたことはただの一度もありません。むしろその逆の可能性が高いのでは?なぜなら、親の愛情をいっぱい受けて心が満たされているからです。
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多くの家庭でママのワンオペ育児が常態化して、ママも子も苦しんでいます。「仕事が忙しい」「仕事で疲れている」を言い訳にしているパパには、一体誰のための仕事なのかと自問して欲しいです。一番大切なのはママと子のはず。そこを犠牲にしているのなら、それは自分のための仕事でしかありません。
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思春期の子には帰ってこられる安全基地=居心地のよい家庭が必要。なので、細かいことで叱るのはやめましょう。もちろん、人として許されないこと、他人に大きな迷惑をかけること、危険なことは、ダメとはっきり言う必要がありますが、細かい生活習慣的なことをこの時期に口うるさく言っても無理&無駄
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叱られることが多いと、子供は親に大切にされている実感が持てなくなり、愛情不足を感じます。そういう子は、「親に心配をかけることで自分への愛情を確認したい」という無意識の衝動に突き動かされます。それで、NGな行動、反社会的な行動、危険なことなどに突っ走ったりします。
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日本の政治は、保育士、看護師、教師、学童指導員、介護士など、人と直接関わる仕事に冷たい。父親業や母親業には特に冷たい。日本の政治は人を大事にしていません。だから、これらの仕事はどこもギリギリの人数でやっています。そのツケがコロナ禍で一気に表面化しました。もっと人に優しい政治を!
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冬は「寒い。早く暖かくなれ」と言い、夏は「早く涼しくなれ」と言う。現役中は「今日も仕事か」と思い、退職すると「忙しい頃が花だった」と思う。子育て中は「子育て、大変」と思い、子供が成長すると「あの頃はよかった。もう一度子供に戻って」と思う。今・ここを味わい楽しめないのはもったいない
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思春期・反抗期の接し方7か条 1心にゆとり 2細かいことで叱らない 3明るい声かけ。相手に心地よい言葉 4心配なことは「心配だよ。気をつけて」と伝える 5人間として許されない事や反社会的な事は止める 6頼ってきたときは快く受け入れる 7共感を大切に居心地よい家に
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子供が言うことを聞かないとき、親は自分がバカにされたと感じてイライラします。でも、子供にはそんな意図はなく、他にやりたいことがある、気分が乗らない、能力的にムリ、親の言葉が聞き取れなかった、理解できなかった、など真の原因があります。取り敢えず深呼吸して、それを探りましょう。
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何でも遅くて人の2倍かかるマイペースな子。それは子供の努力不足とか親のしつけのせいなどではなく、生まれつきです。いくら叱っても直りませんので、そこは目を瞑って長所を伸ばしましょう。そういう子は寛容、共感的、優しい、大らか、などの長所があります。叱っていると長所も消えてしまいます。
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80代の人曰く「昔は1クラス60人はいた。今の先生は甘えてる」。昔は先生が絶対権力者で「右向け右」の一斉指導。やらない子は拳骨か見捨てるの理不尽がまかり通っていたから60人でも可能でした。もうそんな時代に戻ってはいけません。1人1人を大切にする教育のためには、先生の増員が不可欠。
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こんまりさんでさえ、子育て中の片づけは諦めたそうです。理由は「完璧に片づいていること自体が目的ではなく、家族と幸せに過ごすことが目的なので」というもので、本当に素敵な判断だと思います。子育て中の人たちの多くが、片づけを含めた家事が思うようにできないことでストレスが溜まっ
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真面目ゆえに子供を苦しめてしまう親の3タイプ 1,自分が完璧主義なので子供にも求めてしまう 2,仕事や家事でやるべきことを先にやらないと落ち着かず、子供にも求めてしまう 3,「人に迷惑をかけたくない。人に後ろ指を指されたくない」という思いが強く、しつけ主義に走ってしまう
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児童心理学によると、子育てで一番大切なのはしつけではなく自己肯定感と他者信頼感を育てること。しつけを優先し過ぎると否定的に叱ることが増え、この2つが育たなくなります。
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「幸福感は学歴や収入より自己決定の度合いで決まる」ことが、神戸大学と同志社大学による約2万人を対象にした大規模な合同研究で判明しました。ですから、子供を幸せにしたいなら、趣味も習い事も部活も進路も含めて、何事も子供の意思を尊重すべきです。何を選ぶかよりも誰が決めるかが
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「子供をしつけよう。教えよう。これを直そう」と思い過ぎていると、叱ることが増えます。「この子と楽しく過ごそう。人間同士として付き合おう。二度とない今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、心が楽になってゆとりが出てきます。子供と日々向き合う上で、ゆとりほど大切なものはありません。
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宿題をやらずに平気で遊べる性質は短所に見えます。でも、それは図太いということでもあり、長い人生を生きていく上では長所かも知れません。逆に、すぐ宿題をやらないと気が済まない子は、仕事の上で「まじめで手が抜けない」「”いい加減”にできない」ということで苦しむことがあるかも知れません。
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「子供が自分からやりたいと言い出した」ということを楯にとって、習い事を絶対やめさせない親。「自分の言葉に責任を持たせなければ」「すぐやめるとやめ癖がつく」等の思い込みもあり。でも、子供はそんなに深く考えているわけではありません。友達が楽しそうにやっている、道具がかっこいい、などの
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連休を乗り切る方法 ▼子供のダラダラには目をつむる ▼家事も育児も完璧を目指さない ▼家事も育児も一人で抱え込まない ▼とにかく無理は禁物 ▼子供と適度に離れる ▼自分のお楽しみ時間も確保する ▼自分のメンタルの安定に心がける
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自立している子とは、親がやって欲しいことを進んでやってくれる子のことではなく、やりたいことを自分で見つけてどんどんやれる子のこと。自立という点では、「やるべきことをやらない」「片づけができない」子より、「自分がやりたいことがない」「やりたいことがあってもやれない」子の方が心配です
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子供が掃除をしてくれたとき、つい「掃除ができてえらい」など、「上から目線」のほめ方をしがちです。もちろんほめないよりいいのですが、いつもこればかりだと、子供は「ほめられるためにやる」という意識になる可能性も。そこでお薦めなのが、「横から目線」で感謝を伝えることです。「ありが
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叱らなくてもよくなる「しつけの7か条」決定版 1,親が見本になる 2,ほめる 3,価値づけ・啓発をする 4,穏やかに言って聞かせる 5,合理的な工夫をする 6,できないときはあきらめる。手伝う・やってあげるでOK 7,時期が来るのを待つ
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親がほめたいことより、子供がほめられたいことをほめましょう。つまり、親の価値観ではなく子供の価値観を優先するということです。大人から見たらしょうもないことが多いですが…。人は誰でも、自分の思い入れが強いことをほめられると、本当にうれしいものですし、相手への信頼度も上がります。
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楽しいことを思い浮かべながら寝ると、寝ている間ずっと楽しい状態が続きます。悲しいことを思い浮かべながら寝ると、寝ている間ずっと悲しい状態に。なので、寝る前に叱るのは絶対NG。子供には、親からの「大好きだよ」のメッセージが一番。これがあれば寝ている間ずっとハッピーな状態が続きます。
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プライドが高いだけの子は謝れません。真に自己肯定感が高い子は謝れます。前者は既に自己評価が低いので、自分の非を認めることでそれがさらに下がるのが怖いのです。後者は自己評価が高いので、謝っても自分が揺らぐことはありません。謝れない子には、真の自己肯定感を育ててあげる必要があります。