「”丁目”→”-”変換が機能しない」 いただいた集合知をとりあえずまとめておきます 春日部市八丁目(埼玉) 下田市一丁目~六丁目(静岡) 堺市△区△町〇丁(”目”なし表記・大阪) 上尾市壱丁目(埼玉)
先日(~今日)の議事録。 友「うち、支払先には消費税申告してるか聞いて免税事業者の人には消費税載せてない。インボイス始まっても影響ないだろ?」 私「あるんだなー免税事業者の人に払ってる分に消費税入ってる計算してるよ。インボイス始まったら納税増えるよ。経理に聞いてみ?」
本則(原則)というのは、収入に付随してもらった消費税と、経費に付随して支払った消費税の差額を納める方式です。インボイス時代で言うと経費支払ってもらったインボイスに書かれた消費税が「支払った消費税」です。
簡易というのは、収入に付随したもらった消費税を、仕事のタイプ別に定められた割合分だけ納める方式です。原稿料・印税なら50%、紙同人頒布なら30%。
今日の議事録。 某「えっと、インボイス番号取れば…これで当面は消費税は2割分だけでいいのね?簡易の届はいらないっと」 私「R5の3ヶ月だけねーR4で1000万超えたからR6は2割特例対象外。簡易出しておかないと、地獄の実額精算帳簿つけ」 某「え…?」 私「届出失敗すると一巻の終わりぞえ」
ここは法で決まってます。折衝してるのはこまかい商取引で、公開された解釈では行き届いてない話を個別にやってます
いいかい、新成人。「リボやキャッシングを使いこなしている人は、自分の稼ぎを御しきれていない人」だ。「”ご利用は計画的に”を使っている人は、既に計画的ではない」んだ。若い青雲の志をリボやキャッシングですり減らさないでいただきたい。色々な人や会社のお金を見てきた専門職からのお願い。
同業「e-Tax障害、現状問題なく疎通してるっぽいね。土日に一気に終わらせるんだ」 私「…今度の連休は当初からメンテでe-Tax動かないわよ」 同業「ナ、ナンダッテー?!」 ということで、今度の連休で確定申告済まそうとしてる人、連休中は電子申告できません。
そして、令和2年の「業務性のある雑所得」がトリガーになる話。令和2年の「業務性のある雑所得の収入」(利益ちゃうよ経費引く前の収入よ)が1000万超えた人は令和4年の確定申告の「業務性のある雑所得」の申告には収支報告(事業でいう決算書)を添付しないといけなくなります。
「売電収入=電力会社の経費」なので、売電者(事業者非事業者問わず)からインボイスもらえないと、電力会社の消費税納税負担は増えます。消費税負担が増える分だけ価格転嫁しないと従来利益が維持できません。そうです「売電者がインボイス登録しない分電気料値上げが要る」のです。これもまた修羅の巷
(6/n)領収書・請求書に「取引日」「取引内容(購入物の詳細)」「税率(10%/軽減8%)」「税率ごとの税額」「発行者(販売者)の氏名・名称・登録番号」が書いてあるか確認してください。小売業、飲食業、タクシーなど以外からの領収書は「宛先」も正しく記載されているか確認してください。
(8/n)あ、そうそう。その書いてある登録番号…真正ですか?真正かどうか、国税庁HP等で確認しないとですね。登録番号検索して取引先が真正かどうか確認してください。真正であっても、領収書日付時点で発行が許されている事業者かどうか確認してください。
法人所有の仮想通貨は、年度末の含み益も収益になって法人税の課税対象なんよ。保有してるだけで円貨に戻してなくても課税、納税は日本円。
(14/n)ほんで先ほどの「バグ解消」が難しい。消費税納税義務のない事業者に「(そちらの領収書でウチは勝手に消費税引けてたんだけどさ、)今度インボイスじゃないと引けなくなるから、代金は今までと同額でインボイス条件満たしてよこせよ」とバグ解消に力関係が用いられる課題が残ります
そりゃ、日々税制度とガップリ四つに組むのがお仕事な専門家と、税といえば「あーレシートに書かれてるなー」という消費者とでは、用語に対する向き合い方が違う。わかってる、わかってるんだけど。免税事業者に向けて「脱税」というのは違う。どんな意見を持たれていてもそれは違うと申し上げます。
余談。 経理部長「インボイス始まったあと、ワリカン払いの会合した場合って…」 私「うん、”きっちり割った領収書”を”お店にお願いして発行”してもらった場合だけ有効」 部「会費徴収する幹事会社が代理で発行する領収書は…」 私「インボイス条件は満たすように作れますかいな?」
初任給の季節ですね。新社会人の皆さん、給与明細で引かれているものの解説を置いておきます。
昨今「カード明細で経理しているから領収書保存してない」という話も仄聞するのですが、もともとクレカ明細は領収書と比して証憑能力がかなり薄い(何買ったかわからん)うえに、インボイス制度始まるとカード明細はインボイス条件を皆目満たさないので詰みます。
そう、消費税申告面倒だから全部インボイス無しってことで計算して高く納税すれば問題なかろう組、それは法人税や所得税の過少申告(納税を少なく計算してる)になるのよ。登りだしたばかりだからな、この果てしなく遠いインボイス経理坂をよ…(未完)
今日の議事録 来客「あの入口に米とか野菜とかが積まれてるのは…?」 私「ご近所からいただいたのでスタッフで持ち帰って食べてもらおうかと」 来客「良かった…!」 私「どうしました?」 来客「確定申告、まだ年貢で払う習慣がどこかにあるのかと」
(5/n)…というのが従来でしたが、ここにさらに追加で判断・処理しなければならない事項が追加されました。はい、そうです、インボイスです。支出1つ1つ、全部の領収書請求書にインボイス条件の適否の判定をします。
(4/n)経費帳簿には「支払先・取引日・取引内容・税率ごとの取引金額」を記載します。支払先とか書かずに金額と科目だけ書いてる帳簿も散見されますが消費税的にはNGです。法規上は、帳簿を正しく記載しないと売上収入に係る消費税を全額納税することになってます。
(13/n)条件満たさなくてもインボイス有りとみなす条件は、あることはありますが非常に限定的です(自販機や3万未満の公共交通機関など)。まず、ほぼ「領収書をもらってくる時は、インボイス条件を正しく満たしてもらって来るつもりでないと、詰む」という話になると思います。経費精算から何から。
(7/n)前項の「」の記載内容は領収書の発行者以外は訂正・修正してはいけないっつー法規ですので、宛先を間違ってもらった(記載してもらわなかった)、記載事項に不足・誤りがあった場合は訂正再発行してもらわないと無効です。出張先の領収書?出張先に再発行をお願いしに行ってください。
(9/n)消費税の申告にあたっては、ここまでやって初めて、領収書や請求書に書いてある消費税額を「全額」納税額から控除することができます。消費税がかかる取引だけどインボイスがない・紛失した場合は、消費税額を控除できません。丸損です。(当面は80%or50%分だけ控除を認める経過措置があります)