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明らかに日本版画のタッチなのですが、どう見てもインドの光景ですよね。これは巨匠吉田博の「ベレナスのガット」(1931)です。彼は20世紀初頭世界を巡遊しているので、その際の記憶によるものかもしれません。なおガットとは沐浴場の事。イントの河でも、彼の持ち味である水面の美しさは健在です。
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飲みすぎちゃった日の翌朝、顔がパンッパンに腫れて会社に行けない😭。そんな貴方にお勧めなのがマックスファクターJRが発明したアイスキューブマスクです。1945年頃流通したと言われるこれは、水の入ったキューブが散りばめられたマスク。水を凍らせ顔をキンキンに冷やす事が可能な優れものでした。
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twitter閲覧制限の為か、大事なフォロワー様が100人以上減りました。この画像の少年のようにムキィとハンカチを噛みしめて泣きたい気持ちです。画像はGeorge O'Neillの「The Naughty Boy」(1867)。解けない宿題のノートを破って泣く少年の元に、優しい妹か姉がおやつを持って慰めに来た場面かな。
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左画像は二次大戦で使用されたドイツ潜水艦Uボート(U110)の内部です。映画にもなったこのUボートは非常に乗組員の死亡率が高い乗り物でした。ゴチャゴチャしたバルブだらけで頭おかしなるで、と思えますが、バルブにはそれぞれに色が塗ってあって一応見分けがつくように工夫されていたとか。
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光がこれほど主役となっている絵画は珍しいかも。画像はIppolito Caffiの「フォンダメンタ・ヌォーヴェの日蝕」(1842)です、作者がヴェニスで目撃した日蝕を描いたもので大変幻想的。太陽光の漏れ方が正確でないという批判もある絵画ですが、私は「細けぇこたぁいいんだよ!」と言ってやりたいです
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最近不倫だらけですが、この「トリスタンとイゾルデ」も悲しい不倫のお話です。 マルケ王の妻イゾルデは船に同乗しているマルケ王の甥トリスタンに恨みを持っていました。かつて彼に婚約者を殺されたのです。そこでイゾルデは彼を殺し自分も死のうと毒薬を用意。しかしその薬はなんと媚薬でした→続
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「夜警」で有名なレンブラントは晩年、「ゼウクシスとしての自画像」を遺しています。不気味にも見えるこの自画像の笑顔にどんな想いが込められているのか?それはタイトルにヒントがありそうです。 ゼウクシスは紀元前の画家。その腕は世界一と言われましたが、変わった死に方をしました→続
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寝ようと思ってましたがあまりに楽しい作品を見つけたのでご紹介。これはフランスのシモンさんが中世ヨーロッパ写本風に味付けした現代映画のポスターです。「マトリックス」(左)、「シャイニング」(右上)、「タイタニック」(右下)となってますw instagram.com/simondethuilli…
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死ぬほど暑くなると予告された本日は7月7日。織姫と彦星も首に冷感タオルを巻きながらのデートでしょう。画像は三代歌川豊国の「当世葉唄合 七夕の図」。この時代の七夕は短冊だけでなく、西瓜や瓢箪の形の飾り物を笹にぶら下げたようです。左の女の子、どんな願い事を短冊に書いているのかな☺️
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あひるのジマイマは卵を孵すのが苦手。いつも代理母の鶏に卵を孵してもらっています。しかしそれでは母の立場が...と思った彼女は自宅の農家以外の場所での孵化を決心。親切なイケメン狐と出会い、彼の小屋で孵化にチャレンジする事となりました。小屋は何故か鳥の羽が散乱しておりフッカフカです→続
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小屋で卵を産み終えたジマイマに狐は言います。「出産祝いにご馳走しましょう。セージやタマネギを持ってきて下さい」。これらはオムレツや鳥の丸焼きに最適の調味料ですが、純粋というかアホウ鳥な彼女は気が付きません。いそいそと材料を持って狐の元へ向かいます。しかし、神は彼女を見捨て→続
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ませんでした。農家の番犬、ケップのアニキがジマイマの後を尾行。アニキは仲間と共に狐を撃退したのです。ジマイマは無事帰還、。しかし肝心の卵はアニキの仲間犬が食べてしまいました。 のちジマイマは一念発起して孵化にチャレンジしますが一部失敗。やはり彼女は子育てに向いてないのでした→続
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おっさん、ですね。 画像はフランスの外交官であり、スパイであり、名剣士であり、男の娘であったシュヴァリエ・デオン(1810没)です。人生の前半を男、後半を女として過ごした彼はその立ったキャラから美少年としてゲームにも登場しています。しかし忖度なしの肖像画となると...こうなる様です。
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右の男は「神曲」で有名なダンテ。左三人組の真ん中の女性はダンテの想い人ベアトリーチェです。ダンテの熱い視線とは裏腹に、ベアトリーチェは目線も合わせません。どうしてこうなったのか? ダンテは9歳の時にベアトリーチェと出会い一目ぼれしました。その9年後、再び彼は彼女と再会します→続
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この再会に「勝手に」運命を感じたダンテ。しかし彼女が好き過ぎて本心を出せません。苦しんだ揚げ句彼は他の女性にワケワカメ(古)な詩を送り付けました。この為彼は「チャラ男は嫌いよ!」とベアトリーチェに嫌われ、無視される羽目になったのでした。ダンテはかなりの恋愛弱者だったのです→続
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想いを果たせないままやがてダンテは許嫁と結婚。ベアトリーチェもまた他の人と結婚しますが、彼女は僅か24歳で病死します。大変悲しんだダンテは彼女を作中に登場させ永遠の命を与えたのでした。画像作品は一枚目からヘンリー・ホリデー、アリ・シェフェール、ジョゼフ・ノエル・ペイトンの順です。
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母の手に止まった蝶に見入る少年の図ですが、何故か不安感を掻き立てられます。これはアレクセイ・ヴェネツィアーノフの「Reapers」(1820)です。「収穫人」と訳すべきでしょうが、この単語には「死神」の意味も含まれています。でも、これに不安を感じる私はきっと悪い映画を見すぎなんでしょうねw
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破天荒画家と言えばカラバッジオ。では破天荒彫刻家と言ったら?私はベンヴェヌート・チェッリーニ(伊・1571没)の名を挙げたいです。画像のペルセウス像で有名な彼はその自伝で数々の悪行を自白しており、お陰でディアボロ(悪魔)なんてあだ名も付けられています。 その彼の破天荒とは→続
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・男色行為で捕まりまくる ・コロッセオで悪魔を呼び出す ・自分の裁判に不利な証言をしそうな証人をナイフで襲う ・仏軍指揮官シャルル3世 (ブルボン公)を狙撃し射殺。結果混乱した仏軍はローマで大略奪を行う などとなっています。なおこの自伝はかなり眉唾ですが、男色はガチのようです。