昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(新しい順)

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世の中が再び殺伐としてきたので、微笑ましい絵で本日を締めようと思います。これは喜多川歌麿(1806没)の「児戯意乃三笑 恵恩芳子」。母が子供をおんぶして腰をかがめると、手水に二人の顔が写ります。きれいに並ぶ顔を見て母子は思わずにっこりする、というもの。なんて平和で素敵な日常でしょうか
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絵画と言うべきか、ペーパークラフトと言うべきか。何を言ってるのか解らないと思いますが、私はドイツの芸術家Simon Schubertさん(1976~)の作品のことを言ってます。ご覧の通り、彼が作品で使っている材料は紙のみ。これに彼が折り目などを付けるとアラ不思議。見事な絵画が出来上がります。
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鮮明かつ美麗なイラストのこれは「奇跡の本」と言われています。何が奇跡なのかというと、この本が1550年頃のものであるから。アウグスブルクで作成されたこの本はつい最近発見され、その保存状態の良さから人々を驚かせました。169ページに渡り、水彩画と文で自然・宗教にまつわる事柄を語っています
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お解りでしょうが画像は総て人形です。これは19世紀の人形師・花沼政吉の手によるもの。モデルは彼自身です。米国に渡った彼は病気に罹り余命わずかと診断され、恋人に思い出を残そうとこれを作ります。しかし恋人はドン引き。二度と彼に会うことはありませんでした。人形の歯や毛髪は彼のものだとか。
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世界で一番美しい男、と私が思っているのがデビット・ボウイです。彼が天に召されてから早4年が経ちましたが、その認識は今でも変わりません。そんなボウイの1964年からの髪型の変遷を、GIFアニメでまとめてくれているのがHelen Greenさん。ボウイへの愛を感じます。dollychops.tumblr.com
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悪玉・善玉というよく聞くフレーズは戯作者・山東京伝が確立しました。以後歌舞伎に取り込まれた悪玉・善玉の概念は「悪玉踊り」として大ブレーク。北斎はこの悪玉踊りを完璧に踊れるマニュアルを残しています。人を悪の道へいざなう悪玉踊りですが、画像を見ると悪の道を歩む気にはなれません。
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コミック「寄生獣」の表紙を思わせるこの画像は、仏のRoland Topor氏(1997没)の作品です。彼は画家で小説家で脚本家。残酷だがユーモアもあるその絵は一度見たら忘れられません。日本では馴染みがない人ですが、映画「ファンタスティックプラネット」の脚本家と言えば解る人もいるでしょう。
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完全密封のダイビングスーツを初めて作ったのは英国の John Lethbridge氏。1715年のことと言われています。以来人類は様々な失敗を重ねながらスーツを作成。そのスチームパンクな姿は後世のロボットデザインに大きな影響を与えました。左写真のスーツ、ウルトラセブンのキングジョーに似てませんか?
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ヴェロニカさんがイエスの汗を拭いたら布に彼の顔が写った。いわゆる聖顔布の伝説ですが、画像はClaude Mellan(1688没)の手によるその聖顔布の銅版画です。これ凄い技法が使われてまして、イエスの鼻先からスタートした一本のらせんが、太くなったり細くなったりすることで一枚の絵が完成してます。
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電通がアマビエを商標登録? 詳細が不明なのでうかつなことを言えないですが、もし事実なら炎上案件100%でしょうね。 空気を読むのがお仕事の広告会社がやる事とは思えません。間違い情報、もしくは深い事情があることを望みます。 twitter.com/trademark_bot/…
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★ちょろけん 江戸期の京都や大阪には、ちょろけんと呼ばれるゆるキャラがおりました。正月や宴席に現れて踊りを披露し、ご祝儀を奪っていくという、いわが獅子舞みたいな存在ですね。左は川崎巨泉(1877-1942)のちょろけん人形。右は恐らく昭和初期にちょろけんを復活させた際の写真です。
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★ロバート・フレデリック・ブルーム 19世紀の日本を美しく描いた外国人でナンバーワンだと私が思うのが、この人ブルームです。1890年に上野の博覧会で来日した彼は、2年以上に渡り日本の人と風景を描き続けました。画像は1892年の作品「絹物商」。江戸時代はかくも色鮮やかな世界だったのです。
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★フランスの浮世絵師 アンリ・リヴィエール(1951没)はフランスの人。19世紀末のジャポニズムに強い影響を受け、浮世絵の技法を活かした版画を多数制作しました。北斎の「富嶽三十六景」にちなんだ「エッフェル塔三十六景」は特に有名。なるほどよく見ると北斎っぽいタッチを感じます。
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イラストレーターDon Dailyの「ビロードのうさぎ」をご紹介。 いつか本物のうさぎになるのが夢のビロードのうさぎは、他の高級玩具に馬鹿にされてもぼうやを愛していました。ぼうやも毎日添い寝をするほど彼を愛しましたが、病気になってしまいます。そしてうさぎは不潔だとして捨てられるのです(続)
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一人で歩いていたら吸血鬼かジャック・ザ・リッパーに絶対襲われる感じのするこの光景、映画のセットではなく本物のロンドンです。時は1934年、英国写真家Harold Burdekinによって撮られました。20世紀でさえこれだけ怖いのですから、ジャック・ザ・リッパーの居た19世紀はなお怖かったでしょう😱
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左の画像、なんの図か解るでしょうか?右で解ると思いますが鼻の再建手術です。この再建法は16世紀イタリア医師のガスパーレ・タグリアコッチが考えたもの。当時は戦争や病気で鼻を欠損する人が多かったのですね。腕の組織を一部繋げたまま鼻に移植し、鼻と癒着したら切り離すという方法のようです。
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19世紀末、ロンドンの煙突掃除夫とその助手の少年です。多分親子ではありません。煙突は狭く大人が中に入るのは大変。そのため体の小さな子供が重宝されたのですが、太ると煙突に入れない為、ろくに食事を与えられない子が多かったようです。また煤で肺を病む子も多く、子供には大変厳しい職業でした。
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「ネコと和解せよ」という言葉がネットで流行ったことがありましたが、これはその図ではありません。フランス・マルセイユの会社C. Ferrierが出した洗剤「Le Chat」の宣伝です(1890年)。別にネコ用という訳ではなく、普通に人間が使う洗濯用洗剤である模様。中央のネコが神々しいです🙏
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維新直後の明治4年、なんと米国を巡業した日本の軽業師団体がいました。その名は「ロイヤル江戸劇団」。男女子供混合のチームで、日本の軽業芸を披露しました。また彼らは訪米の際野球の試合をしていますが、これは日本人が海外で初めて野球をプレーをした記録とされています。大変な偉業ですね。