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「いい先生だったのに」という文春オンライン記事、美談でまとめないでほしい。被害を訴えた生徒が心配でたまらない。それにきっかけとなった件以外にも、じゃれあいとして生徒の股間を触る、生徒を自宅に泊まらせる、愛車に生徒を乗せてドライブ、など気になる点が多すぎて。「いい先生」とは。
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地方では本当に婦人科が少なくて交通アクセスも悪くて、中高生が受診につながりにくい。やっと行けても「保護者同伴じゃないからと断られた」「病気じゃないからと帰された」「中高生にピルは出せないと言われた」などという展開になってしまった時、「じゃあ他のところに」とも言えずもどかしい。↓
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↓
「病院もいろいろなので事前確認を」みたいなことは言ってみるもののホームページだけではわからないことも多いし、私は電話して聞けるけど「お母さまですか?」「お名前は?電話番号は?」って聞かれたり、中高生はひるむかも。保護者が力になってくれるといいけどそんな家庭ばかりじゃなく😭
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母体保護法の改正を強く望みます。配偶者同意、早くなくして。
もし私が意図せぬ妊娠をしたとして、中絶を希望しているのに、夫が同意せず、中絶できず、産むことになったら···と想像しただけで、苦しいし、その先どう生きていくのか自信ない。
news.yahoo.co.jp/articles/c7af0…
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ホテルで出産して赤ちゃんを放置した女性が逮捕されたニュースに対し「もっと命を大切にしてほしい」という視聴者コメントが紹介されてて、なんだかなぁ。確かに命は大切かもしれないけど、この女性自身が、こういう状況に陥った女性が、大切にされてこなかった背景、現実を、見方を変えて考えなければ
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性教育をしない、性暴力についてふれない=加害者にとって都合のいい環境。子どもは何も知らない、子どもだからバレない、と思わせたくない。子どもたちを加害者にも被害者にも傍観者にもしないために、そしてもし被害に遭ったとしても救われるように、性教育でできることを続けたい。
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例えば、もし校内に子どもに性加害をする教員がいたとしても、全校で性教育に取り組んで、性暴力や同意について繰り返し学ぶ機会があって、相談できる雰囲気があったら、加害者は加害しにくいし、被害者も「これはおかしい、自分が悪いのではない、助けを求めていいんだ」と思えるかもしれない。
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#あさイチ
小3の時に担任から性暴力被害に遭った方が、小4の時に性教育でプライベートゾーンの話を聞き、被害を被害と認識し打ち明けることができた、という話があった。こういうことは少なくない。性教育は子どもに力をつけると共に、加害者が加害しにくい環境づくりにもつながるはず。
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↓自分が教員になってからその先生のすごさに気づいた。当時、男性教員だらけの中で、担任団は女性1人で、家庭科教員も学校に1人で、小さな子どもを育てながらすごく苦労されたんじゃないかと思う。今度会うことができたらいろいろ話をしてみたい。聞いてみたい。(性教育、日程あいますように···!)
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↓家庭科の授業、班対抗お弁当コンテストしたり、スポンジケーキのデコレーション対決したり、実習もすごく工夫してくれてて楽しかった。座学は性のことを何回もしたわけではないと思うけど、性暴力の本を持ってきてあらすじを話してくれたこと、夫婦の家事分担の話をしてくれたことを覚えている。↓
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高校生の時、授業ヤル気ゼロの私が唯一ちゃんと聞いていたのは家庭科だった。小中高で唯一性教育を受けた記憶があるのも高校家庭科。先生は性暴力やジェンダーの話をしてくれた。今日知らない番号から着信があり、それがまさかのその先生からだった。「うちの高校に性教育に来てほしい」と!↓
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↓とあるけど、日本の義務教育カリキュラムでは意図せぬ妊娠や避妊に一切ふれていないし、高校ではあるけど教科書からは「意図せぬ妊娠をしてはいけない」雰囲気を感じる。「意図せぬ妊娠は起こるもの」というスタンスで性教育をしていかなければ相談できないし、サービスや保護につながれないと思う。
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世界の妊娠の半数は「意図せぬ妊娠」
・ジェンダーの格差が大きい国ほど「意図しない妊娠」が多い
・女性のニーズに沿った避妊手段を提供することや、性教育を充実させるよう呼びかけている
こういうニュースを見て「途上国の問題」と思う人は少なくないかもしれないけど↓ www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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↓日本も
・ジェンダーギャップ指数120位
・避妊の選択肢が少なく高額
・性教育後進国
なので、身近な問題。たとえば性教育。国際セクシュアリティ教育ガイダンスには「意図せぬ妊娠は起こるもので、すべての若者は健康やウェルビーイングに必要なサービスや保護にアクセス可能であるべきである」↓
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小学生にも中学生にも高校生にも多い感想の1つが
「なぐる、ける以外にも暴力があるって知りませんでした」
私も性教育やるまで暴力に鈍感だった。自分の被害、加害にも気づかなかった。暴力に敏感でありたい。そうでなければ、性暴力、いじめ、DVなども気づきにくく見過ごしてしまうから。
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「エイプリルフールにセックスして妊娠したら、中絶リミットはお盆頃、生まれるのはクリスマス頃」
昔、産婦人科医の河野美代子先生の講演を拝聴してなるほどと思った妊娠週数の数え方、今も性教育でよく使わせていただいてる。「妊娠10か月」「十月十日」のイメージより実際は短い。
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「国が」って本当にそう。現状は、地域によって、学校によって、先生によって、性教育に差がありすぎる。教科書だけ、学習指導要領の範囲だけでは、本当にうすっぺらい内容。たとえば義務教育で避妊は学ばない。学んだ子、その大切さに気づいた子からしたら、「えっ、なんで学ばないの?」となるよねぇ
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中3の感想
「今日受けた性教育の話を塾でしたら、他の中学校の子達はそんな授業一度もなかったと話していました。今後もし誰かと付き合うことがあれば、ちゃんと性のことを勉強している人がいいなと思いました。こういった授業をどこでも受けられるよう国が増やしていかないといけないと思いました」
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先日、高校生数人と話していたら緊急避妊薬の話題に。
「高確率で妊娠を防ぐことができると言ってましたが、お金が足りなくて買えなかったらどうなるんですか?それで妊娠してしまっても仕方ないってことですか?」
どうにかしたいよねぇ😭
仕方ないなんてことないよねぇ😭
camp-fire.jp/projects/view/…
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安易な中絶につながるとか誤判定がどうとか、どっかで聞いたような話···。力石さん、ロート製薬、素敵。並々ならぬ努力と苦労のおかげで、性教育でも「ネットでいくら調べても自分が妊娠してるかどうかはわからんけど、妊娠検査薬を使えば自分で調べられる」という話ができる
news.yahoo.co.jp/articles/24a19…
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ある程度やりとりが続いてから。ある程度関係ができてから。私が最初から「それはよくない」って言ってたら、その話にも辿り着けなかったと思う。そして妊娠不安を抱えてる子はみんな行為を望んでいなかったのかというと決してそうではない。望んでいなかった話もたくさん聞くけど、望んでいた話も
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たくさん聞く。それに例え望んでいなかった場合でも、ここを最初から決めつけてアドバイスしてしまったりするとまた失敗する。心を閉ざしていく。私もまだまだ失敗するし、質問されても無難なことしか言えないことも多い。だから自分が知らないこと、詳しく答えられないことを答えられる人を尊敬する。
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以後きちんと最後まで話を聞く、生徒が知りたいということにはわかる範囲で答える、を目指した。今も「これって妊娠しますか?」など10代からたくさん相談を受ける。その背景に性暴力があることも少なくないことは著書でも書いた。でもいきなりそんな話になることはまれ。性暴力の話になってくるのは、
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保健室での失敗の思い出。彼氏が避妊してくれません→それはDVだからそんな男とは別れろ。不特定多数の人と性行為してしまいます→リスク高いからやめるべき。相談して私からそう言われた子達は保健室に来なくなった。よかれと思ってのいきなり正論アドバイスや無意識の善悪ジャッジは高確率で失敗、