性教育をしている者として、予期せぬ妊娠を防ぐことは重要課題ではあるけれど、実際に妊娠して本人が産むって決めた以上すべきことは批判じゃなくて祝福&応援。で、もし、うまくいかんくなった時に「ほらやっぱり」と責めるんじゃなくて、助けられる補える社会でありたい。 mdpr.jp/news/detail/20…
ある高校で先生たちと談話中、男のA先生が「妊娠や出産など女子向けの話が多いと男子は自分事ではないので退屈かもしれない」というようなことを言った。すかさず校長先生が「まずはA先生が自分事にできるといいですね」と明るくサラッと言ってくれた。妊娠や出産は“女子向け”の話じゃない、ですよね😊
ショッピングモールのトイレで出産、17歳を逮捕 どんなに孤独で不安で辛い痛い出産やったやろ 相手の男性は今どこで何しとんのやろ 妊娠、出産、逮捕。たった17歳の子に、すべてを1人で背負わせてしまった こういうニュースを聞くたび、頭の中でタラレバ論が止まらなくなる
まだLGBTなんて言葉も一般的に聞かなかった頃、カミングアウトしてくれた生徒が「保健室にそういう本があったから、ここは話してもOKな場所やと思った」と言ってくれたことがある。 本を置く効果ってすごい。中身を見てなくても。私が保健室できいた性の相談は、本がきっかけとなったケースが結構ある
中学生に 「昔は家庭の授業は女子だけで、男子は技術やったんやで」という話をしたら心底驚かれ、「それって明治とか大正とかですか?」と聞かれたので、「いや昭和終わり」って言おうとしたけど違うわ。平成や。確認したら中学校で男女必修になったのは平成5年。教育の当たり前も変わる!
性教育の感想用紙になぜか「家族へ感謝の気持ちを書きましょう」みたいな欄がある学校が時々あって、それがすごい嫌なんやけど、ある中学校から届いた感想の中に「誰になんと言われようと感謝の気持ちなどないし、無理矢理書かせるものじゃない」と書いてくれた子がいて、よくぞ書いてくれたと思った。
乳児遺棄事件の昨日の裁判、「残酷な犯行」というけれど、相手の男性は探されもしないのに女性が逮捕されること自体が残酷。若年、未婚女性が妊娠したら責められるような、相談しにくい雰囲気がある社会が残酷。法律、制度、選択肢、教育···妊娠まわりのこと、もっとみんなで考えていきたい。
図書館で手にとったある性教育関連の本、「子どもは冷凍食品や惣菜を並べられたら自分が大切にされてないことがわかる」というようなことが書いてあり、閉じて本棚に戻した。こういう考え、私は苦手。教育や子育て関連でわりと見聞きするけど、保護者を追い詰めたり、子どもが傷ついたりいいことない
性教育の打ち合わせで 「産んで育ててくれたことへの感謝を書けるような授業をしてほしい」 と言われたので 「子どもが自然と感謝の気持ちを持てるのは素敵なことですが、それをねらいとすることは私にはできません」 と言えるようになった。 もう来年はこの学校から依頼がこないかもしれない、と
ホテルで出産して赤ちゃんを放置した女性が逮捕されたニュースに対し「もっと命を大切にしてほしい」という視聴者コメントが紹介されてて、なんだかなぁ。確かに命は大切かもしれないけど、この女性自身が、こういう状況に陥った女性が、大切にされてこなかった背景、現実を、見方を変えて考えなければ
保健室での失敗の思い出。彼氏が避妊してくれません→それはDVだからそんな男とは別れろ。不特定多数の人と性行為してしまいます→リスク高いからやめるべき。相談して私からそう言われた子達は保健室に来なくなった。よかれと思ってのいきなり正論アドバイスや無意識の善悪ジャッジは高確率で失敗、
「前任校で妊娠した生徒がいました」 私の性教育講話が終わった後、ある先生がマイクを持ってこう話し始めた。その後に続いた言葉が予想外だった。 「みんな、もし周りの友達が妊娠したら、『あかんやん』って責めるんじゃなくて、その子に寄り添ってほしい」 と。性教育後の先生のまとめの話は、
明石市、全市立学校でナプキン無料提供に! 明石は何かとすごい&早い ★LGBT/SOGIE施策担当として専門職配置 ★パートナーシップ制度だけでなくファミリーシップ制度導入 ★0歳児宅におむつ定期便 ★里親100%プロジェクト 先進的でうらやましい✨同じ国か?と思うくらい news.yahoo.co.jp/articles/f6226…
性教育で特別養子縁組の話をした時「そんなことを安易に言わないでください」と先生から言われたことがある。他にも安易に性行為、安易に緊急避妊薬、安易に中絶···って顔しかめて「安易に」と言う大人がいるけど、そこに至る理由や背景は人それぞれ。きっと性教育で中絶薬の話をしたら「安易に」と
義務教育で性交も避妊も教えないくらい性教育してないのに妊娠したら責め、子どもに手を出す大人側に目を向けずに“パパ活”“援助交際”だと取り上げ、若い子は無防備だの知識がないだの言ってないで、その背景も考えてほしい。大人も学んでほしい。何より子どもをもっと大切にしてほしい。法律も含めて。
高校生の時、授業ヤル気ゼロの私が唯一ちゃんと聞いていたのは家庭科だった。小中高で唯一性教育を受けた記憶があるのも高校家庭科。先生は性暴力やジェンダーの話をしてくれた。今日知らない番号から着信があり、それがまさかのその先生からだった。「うちの高校に性教育に来てほしい」と!↓
「気軽に産婦人科を受診して」 ってよく言うし私も性教育で言うけど、いざ受診したら 「生理痛くらいで」「異常や病気ではないのに」「中高生なのに」とピシャッと言われて帰ってくるケースも少なからずあって残念すぎる。性教育でつながってるユースフレンドリーな先生たちとの差がすごい···
中高生男子から 「潮吹きの正体は?」 「どうやったら潮吹きできますか?」 などの質問をもらったことは何回もあるけど、最近初めて小学生からもこの言葉を聞いた。AVは作り物、売り物。鵜呑みにしたりマネしたりすると、相手の体と心を傷つけるものも多いよ、という話を小学生からしなくては。(した)
中学生の感想 「性行為をするのにお互いの同意が必要、というのは知っていました。でも、嫌と言えない場合もある、ということまでは想像できていませんでした。相手ができる前に知れてよかったです。彼女がいない僕には性教育なんて必要ないと思っていたけど、そうでもなかったです」
中3の感想 「今日受けた性教育の話を塾でしたら、他の中学校の子達はそんな授業一度もなかったと話していました。今後もし誰かと付き合うことがあれば、ちゃんと性のことを勉強している人がいいなと思いました。こういった授業をどこでも受けられるよう国が増やしていかないといけないと思いました」
性教育を下ネタと茶化す大人よりも、寝た子を起こすなと遠ざける大人よりも、「性教育は、健康教育・安全教育・人権教育!」とわかってくれる大人がもっと増えたら、特に政界や教育行政界に増えたら、日本も変われる気がする!若者や子どもに伝えたいと思って性教育始めたけど、今は大人にも伝えたい!
どうしても「気をつけましょう」といった内容になりがち。それもわかるし、「何かあったら相談してね」も大切やけど、周りの人がどうするか、という視点での話は新鮮で、とても印象的だった。私も同じ思いなので嬉しかった。その妊娠した生徒は、周りにいい友達がいて、無事に出産、卒業したとのこと😊
「下ネタは苦手」 と性教育の事前アンケートに書いてくれた子がいて(時々ある)、昨日はあえて最初に 「苦手な子にとっては性に関する言葉自体が下ネタと感じるかもしれんけど、今日は下ネタではなくて、健康と安全と人権を守るための性の話をしにきました」 と挨拶してみた。どう感じたかなぁ。
打ち合わせで「去年の性教育はちょっと問題になったので内容をソフトにしてほしい」と言われた。ショックを受けつつも勇気を出して「問題って、どのようなことですか?」と聞いてみた。保護者等からクレームがあったのか。それとも性教育をきっかけに問題行動があったのか。そしたら、どちらでも
日本のカリキュラムでは中学生でも性交・避妊・中絶を学ばない。「発達段階にあっていない」とよく言うけれど、中学生だって当事者になる可能性は十分にある。むしろ発達段階にあった内容では?卒業後はもっと身近になる。義務教育で何も教えずに結果を背負わせるの、教育として大人としてどうなん?