ある小学校の6年生担任の先生 「教室で『セックス!』と言って笑ったり、下ネタで騒いだりしてるのに、精子と卵子がどう出会うのかという体のしくみとしては何もわかってないんですよね。授業で性交を教えないで、性情報だけ受け取ってるとこうなるのは無理ないですよね」 同じ話はよく聞きます↓
低用量ピルを飲んでいる高校生が、友達から「どんだけ生でやりたいん」と言われたという話も聞くので、年代問わず低用量ピルの正しい知識と、どんな理由で飲んでもいいということと、他人の性行為のことなどデリカシーのない発言をしてはいけないということが、当たり前の知識、感覚になりますように! twitter.com/Dashige1/statu…
小、中、高どこでも「なぐる、ける以外にも暴力があるなんて知りませんでした」という感想がめちゃくちゃ多い。性暴力や精神的な暴力を受けても「暴力をふるわれたわけじゃないから」と我慢したり、周りも見て見ぬふりしたり、した側も正当化してしまいがちやからこそ、早期から学ぶ必要があると思う
まさか、この日本が、国連からこんなに勧告を受けてるなんて、私は性教育に関わってなかったら全然知らなかったと思う。聞いても信じられなかったと思う。 ジェンダー、SRHR関連で約100の勧告··· twitter.com/kazukof12/stat…
人権教育とは。性教育を始めてから「性教育は人権教育」ということを実感しているのだけれど、自分が受けてきた人権教育と、性教育は人権教育の「人権」の定義?みたいなのが全然違うことに気づいた。私が受けた人権教育は「特別な誰かの話」でその人たちを「差別しないようにしましょう」という感じの
国際セクシュアリティ教育ガイダンス 「意図しない妊娠は起こるもので、すべての若者は健康や幸福に必要なサービスや保護にアクセス可能であるべきである」 「たとえ妊娠が早かったり、意図しないものであっても、質の高い、安全で包括的なヘルスケアとサポートにアクセス可能であるべきと認識する」
同じことは何度も起きる。こういった事件を性教育だけで防げるとは思わないけど、性教育が不足している状況というのは、知識が足りないだけじゃなくて、相談しにくい状況、周りの人が気づきにくい状況をつくっていると思う。「意図しない妊娠は起こるもの」として、教育や支援体制を充実させねば。
まだ子どもの、15歳の女の子が、家族にも知られず、1人で自宅で出産して、遺棄して、逮捕されて。同様の事件が起きるたびに「〜すればよかったのに」と言う人は少なくないけど、それができない状況が重なったわけで。自己責任ではなく、社会が「意図しない妊娠は起こるもの」という前提でいなければ、
「前任校で妊娠した生徒がいました」 私の性教育講話が終わった後、ある先生がマイクを持ってこう話し始めた。その後に続いた言葉が予想外だった。 「みんな、もし周りの友達が妊娠したら、『あかんやん』って責めるんじゃなくて、その子に寄り添ってほしい」 と。性教育後の先生のまとめの話は、
どうしても「気をつけましょう」といった内容になりがち。それもわかるし、「何かあったら相談してね」も大切やけど、周りの人がどうするか、という視点での話は新鮮で、とても印象的だった。私も同じ思いなので嬉しかった。その妊娠した生徒は、周りにいい友達がいて、無事に出産、卒業したとのこと😊
思いつつも、感謝の強要はしたくない。いろんな家庭があること、いろんな子どもの気持ちがあることを忘れたくない。 打ち合わせでこう言われたことは何度もあって、以前は違和感を感じながらも上手く返答できなかったけど、最近は言えるようになってきた。もうこのスタンスは変えられない。
性教育の打ち合わせで 「産んで育ててくれたことへの感謝を書けるような授業をしてほしい」 と言われたので 「子どもが自然と感謝の気持ちを持てるのは素敵なことですが、それをねらいとすることは私にはできません」 と言えるようになった。 もう来年はこの学校から依頼がこないかもしれない、と
私に緊急避妊薬の相談をしてくれた人のうち、実際に飲めた人の方がずっと少ない。妊娠したら困る、なのに、ハードルが多すぎて手に入らない。その時の不安で残念な気持ち、そして妊娠した時の絶望感と自責の念、その先のこと···悪用や転売よりもそれらを想像していただきたい buzzfeed.com/jp/saoriibuki/…
通じて、去年と今年の学年団の先生の意見を聞いてもらった。そしたら全員「問題はない。例年どおり詳しく話してほしい」とのことで安心した。「問題」と言われるとひるんでしまうけど、確認してみてよかった。どうしても批判的な声は大きく感じてしまう。けど、冷静に確認していくことが大事と感じた。
なかった。よくよく話を聞いていくと、問題があったのではなく、「ここまで詳しくやるのは問題だ」と言った先生がいるとのこと(1人)。しかもその先生は、去年私の性教育を聞いたわけでもなく、今年の該当学年でもなく、ただちょこっと人づてに聞いて「問題だ」と言ってると···。なので、担当の先生を
打ち合わせで「去年の性教育はちょっと問題になったので内容をソフトにしてほしい」と言われた。ショックを受けつつも勇気を出して「問題って、どのようなことですか?」と聞いてみた。保護者等からクレームがあったのか。それとも性教育をきっかけに問題行動があったのか。そしたら、どちらでも
性教育に行くと、最初はふざけて言葉に過剰反応したり、友達と目配せしながらニヤニヤしてる子がいることもあるけど、具体的に真剣に話せば話すほど顔つきが変わってくるし、前のめりになって聞くようになる。その変化を多くの外部講師が感じてるのでは。教えるとよくない、というのは子どもをなめてる
性交についても話してほしい、と言われた学校の小5の感想 「今まではふざけてセックス!とか言ってみんなで笑っていたけど、セックスはいのちと関係あることだと初めて知りました」 同意見多数 教えると変に興味を持ってふざけて言うのでは?と心配されがちやけど、むしろ逆 #歯止め規定なくそう
文科省や性教育に慎重な立場の方はよく「発達段階を考慮して(全体に教えるのは早すぎる)」とおっしゃるけど、射精や月経が始まれば小学生でも妊娠する可能性があるわけで、実際15歳以下の妊娠は年間500以上あるわけで、性交や避妊の話を避けるほうが考慮してないのでは #歯止め規定なくそう
「“セックス”とか“コンドーム”とか普通に言っててビックリしました」「NGワードだと思ってました」 という性教育後の感想がわりとあって、先生からもあって、いかに性がタブー視されてきたか、学習として性に触れる機会が少なかったかを痛感する なんなら“精子”などもエロい言葉と捉えられがち···
車中でラジオ聴いてたら好きなDJさんが子育ての話で「お父さんにできることは限られてるけど、お母さんにしかできないことはたくさんある」と言っててモヤモヤしながら学校に着いたら、好きな校長先生が「男性育休の新制度が始まったけど、子どもは母親と過ごす方が幸せ」と3歳児神話を語り始めて頭痛 twitter.com/doctor_nw/stat…
小学生に授業をしていると「赤ちゃんは結婚したらできるもの」と思っている子が多いことがよくわかる。これは生殖のしくみ(性交等)を学ばないからということもあるけど、家族の多様性についても学ばないからではないかと思う。子ども=結婚、親子=血縁、と無意識に思いがち。大人でも。
小学校4年生の保健で二次性徴を学ぶ時とか、高学年にそういう話をするときは、「おりもの」の話をぜひしてほしいと思います。生理のことは学んでも、おりもののことは学校でも家でも抜けがちなのか、「なんか変な白いの出てくるんやけど」って不安そうに聞きにきてくれる子けっこう多いです。
先日、保健師さんなど行政職員さんが見学に来てくれた時の、小学生の質問 「うしろにいる人たちは仲間ですか?」 かわいすぎる、想定外の質問···「あの人だれー?」とかはよくあるけど、「仲間ですか?」は初めて。 私も今日初めて会った方々やし、なんて答えよう···と迷ったけど、とっさにに
いわゆる進学校からの依頼は少ない。3年間で一度もこういう機会がない、というところも結構あるのでは。でも性教育が必要ない学校なんてない。大人が必要ないと判断してしまうと、学ぶ機会を失うだけでなく問題も表に出にくくなる。進学校だからこそ知ってほしいこともある。そんな思いをこめてきた。