上田優紀 / 写真家(@nature_yukiueda)さんの人気ツイート(古い順)

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今やってる個展で流してるエベレストの標高8700mくらいの動画を見た5歳くらいの女の子とお父さんとお母さんみんな同じタイミングで「わー!」って言ってくれてなんだか微笑ましかった。 撮った時は高山病と疲れでふらふらだったけどカメラまわしてよかったなぁ。
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エベレスト登頂チャンスは1年のうち限られた数日しかありません。 その数日間のわずかなチャンスを皆が一斉に狙うので頂上近くの人が1人しか通れないヒラリーステップでは行列ができます。 数年前にはここで登る人と下る人に挟まれて10時間以上動けず、酸素も尽きて…ということもありました。
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上に行けば行くほど遠くまで見渡せるし、景色は美しくなる。
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子どものころ、考古学者だった親から与えたものは宇宙図鑑やファーブル昆虫記だったし、家族の夕ごはんの会話は古代文明でした。 両親が僕にプレゼントしてたものは好奇心だったんだな。彼らがあって今の僕があるんだとあらためて思うこどもの日。
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ウユニ塩湖で1ヶ月くらいテント生活した時、1番怖いのは寒暖差でも食料不足でも孤独でもなく、雷だった。 けど1番美しいと思ったのも雷。人がいくらあがいてもどうにもならない物はどうしてこんなに美しいのだろう。
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昨日からたくさんの人に見てもらってるこの1枚には実はタイトルがありまして、名付け親は堂本剛さんだったりします。 その名も「THE ALFEE」
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ウユニはもちろん晴れても綺麗。
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青は空でも海でも地上から離れれば離れるほど同じように濃い青になっていき、逆に地上では淡い青になる。
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ゼルダで登山できるって聞いたんですがこんな感じですか???
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星を見下ろす風景があるなんてヒマラヤを登るまで知らなかった。 厳しい世界に命をかけて踏み込んだからこそ出会える風景がある。
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人間が生存できないほど酸素濃度が低い高所の領域をデスゾーンと言います。そんな世界だからこそ怖いほど美しいと思うのかもしれません。
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右も左も上も下も星に囲まれて、宇宙に放り出されたような気持ちになるウユニの星空。
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エベレストで猛吹雪に襲われて、4日間動けなくなった時、精神的にも体力的にも追い詰められ、本気で死ぬかもと思ってました。 そんな中、5日目の深夜に出会った星空はただどこまでも美しく、不思議なくらいそれまでの恐怖を取り除いてくれ、明日から登れる!と大きな希望を僕に与えてくれました。
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さっきまであんなに鮮やかだったのに、急にモノクロの世界に迷い込んだのかと錯覚してしまうヒマラヤの風景。 人の生きていけない場所では理解を超えた世界が広がってます。
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ウユニ塩湖で撮影でテント生活してる時、雨が降らないと水鏡にならないから雨季が来るのを必死で祈ってたなぁ。 2週間たって、はじめて雷が鳴りはじめた時は怖いやらうれしいやらで気が変になってた梅雨入りの思い出。
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地球を旅していると稀に何万年、何億年と変わらない風景と出会うことがあります。 そんな風景と出会った時、目の前に広がる世界は現実だけど、まるでかつての地球が悠久の時を超えて僕に会いに来てくれたんじゃないかと錯覚さえしてしまいます。… twitter.com/i/web/status/1…
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エベレストで1番汚いのは標高約8000mのファイナルキャンプ。デスゾーンと呼ばれ、人が生きていけない場所だからそこなのか数十年前に捨てられたテントや紙屑、空の酸素ボンベが蓄積してます。… twitter.com/i/web/status/1…
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写真家として一生をかけてやりたいこと、やるべきだと思ってることが間違いでないと教えてくれた一枚。 #自分の代表作だと思う作品を一つだけ選んでみよう twitter.com/nature_yukiued…
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写真家として独立してはじめての遠征がウユニ塩湖でした。 ここにテントを張って40日間、死ぬ思いで撮影した経験はその後も過酷な世界に挑戦するネイチャーフォトグラファーとして僕の財産になっています。 #この作品がなかったら今の自分は存在しなかったと言っても過言ではない作品
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ヒマラヤの夜は明るすぎるくらいに明るい。満月の日は夜中に外でも本が読めるし、星は隙間なく空に敷き詰められている。 逆に安全なはずのテントの中は暗くて、狭くて、苦しくて、こもっているとこのまま死ぬんじゃないかと想像してしまう。 星たちはいつもそんな恐怖を忘れされてくれる。
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世界中旅してきたけど、「自分より低い場所に広がる星空」も「宇宙の色をした黒い空」も「太陽みたいに明るい月夜」もヒマラヤではじめて出会った風景でした。 ヒマラヤの山々を登って1番よかったのは人間が想像できない風景がまだこの地球にはあると知れたこと。
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標高が1000m高くなると気圧は10%低くなる(空気は薄くなる)ため、そのぶん空気の影響が減っていきます。 標高が2000m上がれば20%の効果があると言われ、標高6000m近くまで上がるとこんなに星空が…。 宇宙を身近に感じ、地球は銀河の中にあることを思い出させてくれる風景でした。
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南極からの帰り道、100頭を超えるイルカたちが船と一緒に泳いでくれた。 今まで僕がヒマラヤで見てきた厳しい自然とは違い、キラキラと輝く優しい自然を前に涙が出そうになった。この不思議な数分間の奇跡みたいな風景はきっと一生忘れないだろうな。 山以外の自然ももっと見たいし、届けたい。
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エベレストの頂上から見下ろす地球。 世界で1番高い場所に立って、まだ上に宇宙があることに気がついた。
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ヒマラヤを登ってると空は青からどんどん濃くなっていきます。標高8000mまでくるとその色は青というより黒になり、宇宙に近づいてると錯覚する空色に。 これは大気が薄く、光の乱反射が減るからなんだとか。 この色を見る時はいつも高山病でかなり苦しいけど、世界で1番好きな宇宙の色でもあります。