226
毎日10以上の創作活動ヒントが流れてくる中でおっ具体的だなと思ったやつ:「小説、企画書、脚本……まとまった文章を書き終わったら必ず、回っている脳をそのまま動かせてあげて下さい。具体的には、メールを書いたり電話したり映画を見たりしないで。15分間、フィジカル活動をして下さい。
227
散歩をする、シャワーを浴びる。お皿を洗う。手足を動すと、回転し続けている脳はあなたに何かをプレゼントしてくれます。頭脳労働が終わった、と思った瞬間からの15分は、脳があなたにランダムな思考を提供してくれる貴重な時間なのです」
228
「(ムスリム女性達だけで構成されたパンクバンドの奮闘を描くドラマ)『絶叫パンクス レディパーツ』の監督ニダ・マンズールの新作は世界一のスタントウーマンを目指す内気な少女が主人公。彼女は、親の意向で結婚を強いられた姉の結婚式に乱入し、目一杯暴れるしかないと決意を固めます」 twitter.com/PoliteSocietyF…
229
S・S・ラージャマウリ監督の『RRR』関連インタビューの中で一番目を見張ったのは、インドがイギリス統治下にあった間、インド文化に貢献してくれたイギリス人将校と技師の名前を出して「我々は彼らに恩義を感じている」と言っていた箇所。本当、なかなか、いや猛烈にすごいことと思う。
230
・メキシコではサッカーに次いで人気があるスポーツ、ルチャ・リブレ(フリースタイルレスリング)。
プロレスと同じく善玉と悪玉に分かれ、マッチョなレスラーが『エキゾチック』(LGBTQ+を想起させる衣装を纏ったレスラーをこう呼ぶ)を叩きのめすのが通例だった。しかし、
hollywoodreporter.com/movies/movie-r…
231
一人のレスラーが歴史を変えていく。その人はゲイであるとプレスに伝え、ドラァグ・クイーンコスチュームに身を包んでリングを飛び跳ねホモフォビアの観客の罵声を浴びる。数年後に罵声は歓声へと変わっていったのだ。という実話の映画化。レスラー役がガルシア・ベルナル。
en.wikipedia.org/wiki/Cassandro
232
「派手な女装をした女々しい男は常に“本物の男”に負けなければいけないというルチャの伝統をひっくりかえした一人の人間をガエル・ガルシア・ベルナルが見事に演じきっている。おそらく彼のキャリア上ベスト。ペドロ・アルモドバル監督の『バッド・エデュケーション』での演技を軽々と越えている」
233
落ち着いた口調で「今年のサンダンス映画祭は韓国のーーーが制覇するだろう」と書いていた映画評論家が「アレクサンダー・スカルスガルドが首輪つけてるぅぅううううううううう」しか言えなくなってる(ブランドン・クローネンバーグの映画『Infinity Pool 』)
youtube.com/watch?v=PVnIMv…
234
この陽気なお客さんティモシー・シャラメに似てるなーと思ってティモシー・シャラメに似てますねと話しかけたらティモシー・シャラメだったというコーヒーショップ店主さんの投稿 twitter.com/TimotheeUpdate…
235
トム・ハンクス(生涯最後の食事というお題に対して)「トム・クルーズからクリスマスプレゼントとして届く『ホワイトチョコレート・ココナッツケーキ』が入ってくる。毎年、家族もうちの制作スタジオのスタッフも首を長くして待ってる。残り少なくなると可能な限り薄く切る』
youtube.com/watch?v=xxSyov…
236
創作の方法を人に教えるのは可能か不可能かの話で好きなのはノーベル文学賞をとったアリス・マンローがカナダの大学で創作クラスを担当していた時、一人の生徒に「金輪際、私のクラスに近寄ってはダメ。あなた一人で作品を書き、書き上がったら私個人に読ませて」と言った、その子だけが作家になった
237
76歳のスピルバーグが、一昨年に父を亡くすまでは孤児になるのがどういう気持ちなのか、どれほど深く傷つき、深遠な、海の底まで届きそうな思いになるのかわかっていなかったといっているのが新鮮といっていいかどうかわからないが新鮮で、70代後半ならほとんどの人が「孤児」だ。
238
表立って口に出さないだけで、「自分は孤児になった」深淵を抱え続けている70代、80代、90代が当然にいるということ
239
「『コンスタンティン』は(興収が低く、映画批評家からの評価も低かったのでスタジオは続編に乗り気ではなかったけれど)大好きな役だったし、映画自体も本当に楽しかったからほぼ毎年お願い、もういちど作りましょう、と懇願してはノーと言われていた」(キアヌ・リーヴス)slashfilm.com/1181779/keanu-…
240
きみはハリウッドを間一髪救ったんだ、そして、劇場での映画配給をも。まじめな話、『トップガン マーヴェリック』は劇場で何かを公開する業界ぜんぶを救ったのかも、とトム・クルーズに至近距離で伝えるスティーブン・スピルバーグ。オスカー前の昼食会で。すごいシーン。 twitter.com/marisatomay/st…
241
スピルバーグ新作を抜き興行トップになって注目を集める『80forBrady』。仲良し4人が旅の途中で大麻を吸ったりポーカーで大勝ちしたお金を寄付したりしつつフットボールを観戦する。
4人組を演じるのはリリー・トムリン83歳、ジェーン・フォンダ85歳、リタ・モレノ91歳、サリー・フィールド76歳。 twitter.com/80forBrady/sta…
242
「『ハリウッド』という場所があり、そこ発の映画をハリウッド映画と呼ぶ。ヒンディー語の映画をボリウッドと呼び、テルグ語の映画をトリウッドと呼ぶ理由はない。そんな名前の場所はないんだ。ハリウッドに対する安っぽいイミテーションのように響く」(ラージャマウリ監督)newyorker.com/culture/the-ne…
243
「だから私は私が撮った映画を『トリウッド映画』と呼ばれるのを好まず、『南インドの映画』や『テルグ語の映画』と呼ばれるのを好む」
244
「ディズニーの『バンビ』は私が知る限りもっとも暴力的な映画」(タランティーノ)
「ディズニーの『バンビ』は私が唯一、受けとめきれずに上映途中で劇場から立ち去った映画」(ギレルモ・デル・トロ)
「バンビの親を殺すな。許せない、ディズニーは狂ってる」(スタンリー・キューブリック)
245
「感動の瞬間です………もしも君が全米映画俳優組合の助演賞を受賞すれば、その部門で勝利をおさめた最初のアジアンアクターになるね、と最近言われました。私は理解しました。今夜の、賞をいただいたこのときは私だけのものではなく、変化を求めてきた全ての人のものなのだと」(キー・ホイ・クァン) twitter.com/SAGawards/stat…
246
カッコイイ白人主人公に奇声をあげて飛びかかり無様に倒されるアジアの泥棒の役とか白人主人公の恋人に無礼を働くアジア現地人の役ばっかり回ってきた時も「どうすればこの役に小さな翼を与えられるだろう」と考えたというジェームズ・ホンの、小さな翼っていう言い方が好きでした。
247
「私ははっきりとリベラルで、だが資本主義的に生きている。そこには矛盾がある。私たちは(リベラルでありながら資本主義的に生きる)恥の重みを背負っていると思うんだよ」(ペドロ・パスカル)
wired.com/story/pedro-pa…
248
社交も友人付き合いも大切にしていたマレーネ・ディートリヒが晩年の十年間は友達とも会わず取材も拒みアパルトマンに独りきり、二千冊の本に囲まれて暮らしていましたという娘さんの述懐を読んで本の最高の役割はそれだよなって思いました。
249
マレーネ・ディートリヒの「大切な友達」の定義もとてもよくて、「顔を合わせても私生活や悩みの話はしない。すればお互い親身になって聞き入り、頼みを断らないのは分かっているが、しない。友人の存在と、友人の視線が私へと注がれるだけで私というバッテリーが充電され、元気がみなぎってくるのだ」
250
「スタンリー・キューブリックは自分の映画が公開されれば全ての、全ての劇場に画質音質確認担当者を送り、プロジェクターは適切か、音響は悪くないかをチェックさせていた。彼は変人と呼ばれた。だから彼が心臓発作で突然死したとき、彼の死を信じなかった記者も『アイズ・ワイド・シャット』の試写が