小田原のどか(@odawaranodoka)さんの人気ツイート(リツイート順)

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来月発売の猪谷千香さんの新著『ギャラリーストーカー 美術業界を蝕む女性差別と性被害』(amazon.co.jp/dp/4120056163) にささやかに協力しています。非常勤先の多摩美メディア芸術コースの学生有志が昨年起こしたアクションの証言が収録されています。絶対になかったことにしないぞと思っています。
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あっという間に読み終わってしまった。ワクチンに不安や懐疑を抱くことを愚かだと切り捨てるのではなく、見識を広げる好機へと転じさせる読み応えのある内容でした。 「ワクチンに不安のある人は、どうすればいいと思いますか?」qr.ae/pGUwck
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「ご不快構文」そのまま。「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません」を典型の言い回しとするご不快構文は、騒動の原因そのものではなくそれによって皆が不快に思ったことについて謝罪することで、騒動の原因そのものには触れず、謝罪した体裁に見せかける話法のこと。asahi.com/articles/ASR26…
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「その日の夜、警察へ行って被害を訴えた。参考人として取り調べを受け、その後実況見分に立ち会った。(…)あるとき、美術館に展覧会を見に行くと、偶然その男性がいた。それ以来、美術館に行けなくなった。似た人を見ただけで気分が悪くなり、その日の予定がこなせなくなることもあった。」
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彫刻界隈に蔓延する同調圧力が文春に取り上げられている。早く一掃したい。 「彫刻科の新歓では毎年、新入生は全員、一発芸をしないといけないんです。一発芸は大体、セクシャルなもので、男性が喜ぶようなものです」 新入生に「性的な一発芸」を強要する“東京藝大のヤバさ”bunshun.jp/articles/-/600…
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「戦争中の女学生だった私たちは、トルストイの『戦争と平和』の一冊でさえ、表だって手にすることができなかった[…]。敗戦となり、栄養失調のひょろひょろの身体で、焼け跡の道を、一冊の岩波文庫を買うために、長い行列に並び、むさぼるように本を読んだのです」 宮脇愛子さんの言葉。重い。
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電子機器を介してしか見ることができず、存在を確認することもできない彫刻があるとして、そんなものは実在する彫刻とは言えないと主張する人がいるかもしれない。では、一度も実物を見たことがなく、写真でしか見たことがない彫刻は、どうか。それが確かに実在する彫刻だと主張できるのはなぜか。
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目《まさゆめ》。見に来た方がかなり密集しており、危険を感じて即座に離脱。ここまで人を集めてしまって大丈夫なのだろうか。
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ボルタンスキー氏の逝去を受け、南三陸町で進んでいたこの計画はどのようになるのだろう。本事業は「震災伝承施設」の資金石。慎重に見守りたい。 twitter.com/bijutsutecho_/…
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昨年立て続けに審査員仕事をして、とくに資生堂アートエッグ賞の審査では思うところがありました。端的に言って、昨年の資生堂アートエッグの入選者3人全員が、修了年度の近い東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻出身者、うちお2人が入選の決定権を持つ伊藤俊治さんのゼミ生。これは公正な選考なのか。
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広島市立大学芸術学部の卒業・修了作品展でギャラリーストーカーが複数現れ、学生が被害を教員に相談するも「『来場者は作品のファンなのだから』『我慢するように』」などと言われたり、男性教員からの二次加害言動もあったという件について、毎日新聞が記事化しています。私もコメントを寄せています twitter.com/mainichi/statu…
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国立ハンセン病資料館の企画展「生活のデザイン ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち」。非常に充実した内容の記録冊子が無料配布されています。見終わったあとでは、いつものスプーンやグラスの見方が根本的に変わってしまう。デザインや造形に関わる方に必見の展示かと。
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つなぎ美術館「ユージン・スミスとアイリーン・スミスが見たMINAMATA」。本展は、写真集『MINAMATA』(1975年)収録の写真、撮影助手を務めた石川武志さんによる2人のオフショット、そして『MINAMATA』に収められることのなかった未発表写真の3部構成。足を運べる方は絶対に行ったほうがいい。
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《露営之図》から《護国》までの約30年や、《長崎へ航く》《御旗》など多用される後ろ姿について考えを巡らせながら見た。《國之楯》は下絵も展示され見応えがある。同作の塗り潰された桜の花の迫力は実見してこそ。東京ステーションギャラリーの巡回展は10月9日から。bunpaku.or.jp/exhi_special_p…
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2代目の伊達政宗騎馬像がついに。構造的に足首破断の恐れがあることは以前から指摘されていた。最初の像は金属類回収令で大部分が供出され消失。戦後に石膏原型から2代目の像がつくられた。作者はいずれも小室達。 地震 仙台城跡「伊達政宗騎馬像」傾く 馬の足が破断する被害 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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結局のところ、彫刻の歴史とは彫刻を写した写真の歴史でしかないのかもしれず、それでも人は、ルーブルのダビデやバチカンのラオコーンや数十年待たないと開帳されない秘仏を、一度も実見したことがなくとも確かに存在すると信じている。そのような信頼性と真正性をNFTに提供できるのかが知りたい。
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東京藝大主催「飯山由貴《In-Mates》上映会+シンポジウム「〈人権〉と展示の政治学:現代アートと精神障害、検閲、レイシズムの現在」」に、飯山由貴さん、卯城竜太さん、楠本智郎さん、中村史子さん、山本浩貴さんとともに登壇します。11月2日開催、配信あり、要予約。 ga.geidai.ac.jp/2022/10/23/in_…
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実力があれば評価される、良い作品をつくれば結果はついてくる、と言われるとき、その「実力」や「作品の良さ」を評価する仕組みそのものが非常に偏ったものである、ということが、今回のジェンダーバランス調査で明らかになったことです。 twitter.com/odawaranodoka/…
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7月7日発売の『美術手帖』8月号に、論稿と作家解説(久保田成子さんと宮脇愛子さん)を寄せています。1948年の『美術手帖』創刊以来、70年以上にわたる同誌の歴史において、「女性と美術史」特集が組まれるのは初めてのことだそうです(!!!)。 twitter.com/fukushima_n/st…
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「フリーランスアーティスト・スタッフのための契約レッスン」チラシ、明日から置ける限りの場所に置いていきます。話題にならないと文化庁に「必要ないんだね」と判断されてしまうので、結構必死です。 twitter.com/odawaranodoka/…
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きのう朝日新聞が報じた、加藤官房長官の「(新型コロナウイルス対応のための政府与党連絡会議の)議事録を作成することは考えていない」発言は、3.11の反省を経て「歴史的緊急事態」を制定し、新型コロナをこれに初指定したものの、その枠組みが全く骨抜きなのが問題の根幹。tokyo-np.co.jp/article/98972
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文章が書ける男ではないアーティストがよほどめずらしいらしいが、私は生体見本ではない。一度あまりに失礼な扱いを受けて某社会学系の学会のシンポでは遺憾の意を表明したけれど、こちらの真意は伝わっていないようだった。