小田原のどか(@odawaranodoka)さんの人気ツイート(いいね順)

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30歳から自分の誕生日にこちらの作家さんの指輪をひとつずつ買い足している。キーボードを打つとき、そして今年は自宅での自粛中にも、指にきれいな石が光っているとそれだけで元気が出た。結論、大きな石の指輪はとてもいいものです。
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大切な友人が関わっている「目指せ!投票率75%」の特設サイトがオープンしました。若年層が投票を身近に感じられるよう、衆院選に向けた「10の争点」を決めるアンケートを実施しています。今秋の衆院選はとても重要な選挙です。少しでも投票率が上がるといいなと思います。mezase75.jp
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「良い作品に犠牲はつきもの」とか「人格的に問題があるのは良い作家の証し」とか「表現者は狂気や暴力的な衝動を抱えているもの」とか、すべて幻想ですよ。「死刑囚表現展」の選考委員をしてはっきりと思いましたが、「良い表現」と暴力に切っても切れない関係などありません。これっぽっちも。
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自分が彫刻だと思ってつくったものが、有事の際、金属が足りないのだ、と言われ、回収され鋳つぶされ、戦争のための武器に姿を変えるとき、もし私だったら、天地がひっくり返るくらい驚き、打ちのめされたと思う。戦争に勝ったらまたつくればいいだろうとは、到底考えられない。
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自分の名刺を渡したときに「なぜ住所を書いてないのか」と質問されるのに心底辟易としてしまって、今年は名刺を持ち歩いていなかったのだけれど、周囲の男性アーティストに聞いたらそんな質問はされたことがないと言っていて、立ちすくんだ。気がつかなかった自分の呑気さに呆れてしまう……。
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明日は東京藝大で今年度から始まった「デートDV防止講習会」にオブザーバー参加します。とくに表現者同士、美大・藝大生同士の関係性では、相手の作品の方向性を一方的に決めつけ自由な表現を阻害する、作品に不当に苛烈な評価を下し相手の尊厳を傷つけ依存させる、そんなデートDVが少なくありません。
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新疆綿の取引継続のニュース以降、無印良品衣類の不買をひとり続けている。これまで同社で求めていたインナー類は、国産原料かつ国内工場製の「シルクふぁみりぃ」に全移行し、冬物をまとめ買い。安価で良質で、満足大満足です。
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ブロックチェーンによるノン・ファンジブル・トークン(NFT)で作品化された3DCG彫刻は「データ」ではなく「彫刻」なのかという問題を、Jonty Hurwitzが手がけた多光子リソグラフィーによる世界最小の彫刻が投げかける問いと接続したい。肉眼で目視できない彫刻は彫刻なのか。miraischop.com/2015/03/nano-s…
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「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展限定デザート「おまえの目玉」。給仕の方が「こちら、お前の目玉でございます」と運んできてくれるのも含め、完璧。
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某新聞の取材でインタビューを受けていたら、聞き手の女性記者がさめざめと泣き出してしまって、キツいのは美術界だけではないのだとあらためて思った。新聞記者界の男性中心主義もとてつもないものがある。あなたは一人ではない、絶対に一人にしないと伝えられてよかった。
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金沢のお土産でもらった手乗り文鳥の羊羹。加賀紅茶ベース(!)の羊羹にドライフルーツがたくさん入っていて、すごく美味しい。そしてかわいい。
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UNHCRのサイトにて、ウクライナ緊急事態に特化した寄付ページが公開されました。寄付は「救援活動に充当」と使途が明記されています。大使館や銀行を通じたウクライナ軍への寄付とは別の支援方法を探している方に届きますように。UNHCR協会への寄付は税控除の対象にもなりますjapanforunhcr.org/campaign/ukrai…
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霊感商法の商材としてあれほど多くの大理石製の壺や造形物をつくっていたのに、旧統一教会が国内に美術館をつくらなかったのが不思議ではある。旧統一教会の話題になると頻出する「壺」は陶製ではなく大理石製。韓国で産出される白色の大理石が用いられ、壺の表面には彫刻が施されている。
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問題が起きたときに声を上げたら仕事がなくなる、扱いにくい作家だと思われる、だから黙ってやりすごすのが正解的な風潮を、完膚なきまでに打破していきたい。
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私が芸大の修士課程を修了した2010年は今ほどSNSが台頭しておらず、それでも卒展・修了展で高評価を得ることが「作家になる」第一歩なのだという風潮は強くあった。これだけSNSで「話題」が可視化されるなかで卒業・修了の節目を迎える方々は、相当しんどいだろうなと思う。
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2年前、非常勤先の多摩美の学生だった神谷さんがこの被害の話を打ち明けてくれたとき、怒りで目の前が真っ白になりました。「展示で使えそうな資料がある」と、はるか年上のアート関係者に呼び出され、未成年の美大生が性暴力被害に遭う。許されることではない。 twitter.com/odawaranodoka/…
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いままさに読みたいと思っていた「ジェンダー・オリエンタリズム」についての論文が全文無料で読める幸せをかみしめている。 嶺崎寛子「イスラームとジェンダーをめぐるアポリアの先へ」『宗教研究』93巻2号(通号:395)[特集:ジェンダーとセクシュアリティ] jstage.jst.go.jp/article/rsjars…
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作家さんの公式ウェブサイトはこちら。norikomiyamoto.com
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渋谷駅の構造が大きく変わり、岡本太郎《明日の神話》の下に新たに開口部がつくられ、出入り口となり、ここをくぐり抜けられるようになった。壁画だったものが「門」へと変わった。その変化がとても興味深いわけだけれど、アクリル板の不恰好さがなんとも。もう少し良い解決策がありそうな気もするが。
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ウェブ版BTにウポポイについての論考を寄せました(展評連載14回目です)。問題として提起しなければならないことを、完結にまとめました。多くの方の目に止まれば幸いです。 「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」bijutsutecho.com/magazine/insig…
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明日から始まる「フリーランスアーティスト・スタッフのための契約レッスン」にあわせて、文化庁が策定した「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」をもとに重要なポイントをわかりやすくまとめたガイドブックが無料公開されました。ぜひダウンロードを! theatreforall.net/contractlesson…
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ルーブル所蔵アントニオ・カノーヴァ《アモルの接吻で蘇るプシュケ》(1777)を参照してつくられた80×100ミクロンの世界最小の彫刻。当然、目視はできない。電子顕微鏡オペレーターがスライドを落としてしまい、作品が消失したというエピソードもぐっとくる。
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話題になること、たくさん声がかかることが賞賛されがちだけれど、それは一方で、型にはめやすい、管理しやすいということと表裏一体かもしれない。そういう交換可能なサイクルの一部品になるのではなく、交換可能でない何か、消費されにくい何かになることを目指したほうが、きっと人生は楽しい。
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飯山由貴さんの映像作品《In-Mates》をめぐり、極めて深刻な都政による差別の内面化が明らかになりました(詳細:tokyoartbeat.com/articles/-/iiy…)。これに強く抗議し、都議会に請願を行う計画です。ハッシュタグでの抗議が請願の後押しとなります。 #東京都の歴史修正とレイシズムによる検閲反対
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今夏見たなかで印象深い作品。ICCキッズ・プログラム2022で発表されたやんツーさんの新作《近代的価値から逃走する》。遅すぎるミニ四駆により遅さを競うサーキットゲームに参加する子供たちが遅さに魅入られた結果次々と新しいルールや遊びをつくり出し、競い合うこと自体が無効化していて脱帽した。