小田原のどか(@odawaranodoka)さんの人気ツイート(いいね順)

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「NOPE/ノープ」が私にとって他人事でないのは、チンパンジーのゴーディのような扱いを各所で受けてきたからだとはたと気がついた。学会のシンポや科研費ベースの研究会に「多様性枠」で呼ばれては、「言葉が話せる猿」のような扱いを受けてきた。
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多摩美術大学で10年以上非常勤講師を続けてこられたユニオンメンバーの雇い止めについて、雇用継続の団体交渉を行いました。交渉の場では、学科が雇い止めを通達した最大の理由として、13年間のうち2度ほど、学内成績評価基準の「Sは履修者の5%程度」を超える成績評価をつけたことが挙げられました。
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90年前の今日、柳条湖事件が起き、満州事変が始まった。そのような日に小早川秋聲の絵を網羅的に見ることができてとてもよかった。初めての大規模回顧展である本展は、小早川=戦争画家という定式を覆す内容。「日本精神宣揚の為」1936年に描かれた《御旗》など、戦意高揚画に留まらない両義性を感じた
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芸術分野のジェンダー不均衡は構造的な問題です。男性教員に採点され、男性評論家に評価され、男性審査員に価値付けられ、偏った評価基準をくぐり抜けてようやく、美術館での個展開催や作品収蔵へとつながります。しかしそうして評価されても「女性アーティスト」として括られてしまう。 twitter.com/kyun_chome/sta…
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私自身、学生時代付き合っていた相手から、常に点数をつけられていたという経験があります。いつも低い点数をつけられて、「お前の価値を決めるのはお前じゃない」と「わからせる」わけです。「悔しかったら俺を認めさせろ」と。いま思い出しても震えるほど腹立たしい。
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本日公開されたNHKの最高裁判所裁判官「国民審査」特集サイトがとてもいい感じ。審査対象の11人の最高裁裁判官が関わった主な判例のまとめには、今年6月の夫婦別姓訴訟はもちろん、「不自由展かんさい」裁判や、原爆症認定訴訟も。 www3.nhk.or.jp/news/special/k…
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「良い作品」「良い作家」「良い表現」を決めてきたのは誰か、その評価基準はいかにつくられたのかを見直すことが、美術史を学ぶ真の意義だと思います。 twitter.com/odawaranodoka/…
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某大学図書館に収蔵された私の編著に、ページ破損や汚損、悪意ある書き込みがなされていると知り、本に対してこれだけ憎悪を向けるならば、自分が刺されることもあるだろうと覚悟を決め、単著を出した。何とか生き延び、書くこと、本を出すことが、死を覚悟することではない社会を築きたい。
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しかし、そう考えることができた人がこの国では「彫刻家」と呼ばれ、原爆が落とされた地に《平和祈念像》をつくることすら、できた。その連続性の中で彫刻史は紡がれ、教育が行われていることを、この時代にどうやって書きとめられるだろうかと、ウクライナ侵攻の報を見ながら考えているところです。
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「叱ってあげるのはお前のため」とかもありました。なんとかその「洗脳」を解き、相手から離れることができましたが、数年を無駄にしたと今でも悔いる日々です。おかしいとは思いつつ、年上だし私よりも知られた仕事をしているしと、相手に支配されることに疑問を抱くのに時間がかかってしまった。
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トークで武蔵美美術館に行ったので、内田あぐりさん監修「膠を旅する——表現をつなぐ文化の源流」展を見た。おそらく今年のベスト展覧会。日本画の「伝統的画材」であり、動物の骨や皮や腸や腱を原材料とする「膠」の背景にある社会構造、少数者の問題にまで踏み込む。掛け値なしに素晴らしかった。
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昨年立て続けに審査員仕事をして、とくに資生堂アートエッグ賞の審査では思うところがありました。端的に言って、昨年の資生堂アートエッグの入選者3人全員が、修了年度の近い東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻出身者、うちお2人が入選の決定権を持つ伊藤俊治さんのゼミ生。これは公正な選考なのか。
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林さんは「対等な自由恋愛」「2人の関係が対等であった」と主張されているようですが、教員と学生の立場で、その関係が対等であるわけがない。美術手帖の記事、そして美術評論家連盟からどのような声明が出るのか、注視したいです。 twitter.com/hashizume_y/st…
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今学生さんの制作相談を受けたり、講評する立場にあるので、自分がされたことを他者にしてしまわないよう、加害者にならないよう、藝大の講習会に参加するつもりです。同様の講習が他の美大芸大にも伝播して、おかしいことをおかしいと思える、言える、それが当たり前になっていくといいなと思います。
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指導や演出の名の下に多発するハラスメントーー美術業界の体質に一石を、女性作家たちの挑戦(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/0dc6a…
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「神谷さんは美大1年のとき、美術業界で働く年上の男性に性的行為を強要された。19歳の神谷さんはその人のことを、展示の相談にのってくれる親切な人だと思っていた。ある日、展示に使えそうな資料があると言われ、男性の自宅に同行した。」news.yahoo.co.jp/articles/0dc6a…
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その意味では「彫刻の問題」だと私は捉えているので、どのような彫刻家が関わっていたのかなど地道に調べています。
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RELATIONS第5号、清水知子さんによる特集は「21世紀のアート/アクティヴィズム/ジェンダー」。私は「女性裸体像はいつまで裸であらねばならないのか?」を寄稿しました。フェミニズム、アクティヴィズムとアートの交点を、米国と英国に設置された2体の彫刻から読み解きます。relations-tokyo.com/2021/06/06/nod…
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「フリーランスアーティスト・スタッフのための契約レッスン」が2月に開催されるそうです。参加は無料、「フリーランスアーティスト・スタッフのための契約ガイドブック」がもらえるとのこと(!)。美術領域の作家の対象回は2023年2月11日、会場は東京都現代美術館。 precog-jp.net/news/3183/
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「戦争中の女学生だった私たちは、トルストイの『戦争と平和』の一冊でさえ、表だって手にすることができなかった[…]。敗戦となり、栄養失調のひょろひょろの身体で、焼け跡の道を、一冊の岩波文庫を買うために、長い行列に並び、むさぼるように本を読んだのです」 宮脇愛子さんの言葉。重い。
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「目指せ!投票率75%」プロジェクトの記事が東京新聞に。 若者重視の争点を政党にぶつけ、投票率を75%に 「シルバー民主主義」打破へプロジェクト開始:東京新聞 TOKYO Web google.co.jp/amp/s/www.toky…
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国立ハンセン病資料館の企画展「生活のデザイン ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち」が8月31日で終わってしまうので、美術評を連載している『東京新聞』に寄せたものを賑やかしに公開します。見応えのある展覧会です。私は3度足を運びました。 nhdm.jp/events/list/33…
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国立ハンセン病資料館の企画展「生活のデザイン ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち」。非常に充実した内容の記録冊子が無料配布されています。見終わったあとでは、いつものスプーンやグラスの見方が根本的に変わってしまう。デザインや造形に関わる方に必見の展示かと。
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実力があれば評価される、良い作品をつくれば結果はついてくる、と言われるとき、その「実力」や「作品の良さ」を評価する仕組みそのものが非常に偏ったものである、ということが、今回のジェンダーバランス調査で明らかになったことです。 twitter.com/odawaranodoka/…
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ユニオンでの交渉の結果、多摩美の非常勤講師は科研費に応募できるようになりました。交渉の手法を動画で公開しています。現状、科研費応募ができない大学非常勤講師の方はぜひ参考にしてください🧅 大学非常勤講師の科研費応募をどのように実現したか:多摩美ユニオンの場合youtu.be/c3nLZ00YRCg