いすみ鉄道の社長さんはひとつ大事なことを見落としていることは既にたくさん指摘されています。事案の時点では、バニラエアは問題の経路で事前連絡があれば「絶対に乗せない」方針だったのです。当事者は他の障害者からそれを聞き及んでいたからこそ事前連絡なしで行ったんです。 twitter.com/ash0388/status…
それにしても酷いのはさ、元官僚で大学教授で「NPO法人コーポレート・ガバナンス協会理事」の肩書をもつ、そういう人間が、先頭に立ってひとの出自門地をあげつらい、戸籍謄本出せーってやってきたことだよな。八幡和郎のことだよ。
1943年という切れ目は石田氏も言及しているが、そちらは生活面の抑圧であるのに対して、「人権」と言ってしまう拙さが際立つ。大学に籍のある研究者なら、滝川事件、天皇機関説事件、矢内原事件、人民戦線事件、河合栄治郎事件、津田左右吉事件なども当然知ってるだろうに。 twitter.com/lullymiura/sta…
どっかの弁護士さんの真空パックポルノキモいツィートは、素というよりは英国のextreme pornography単純所持禁止制度の輸入を目指す第一歩なのではないかと疑っている。英国のは窒息プレイからの死亡事件をきっかけとしている。 en.m.wikipedia.org/wiki/Section_6…
ネトウヨだけじゃなくて、日本会議の中の人や地方議会から引退したエラいセンセイ方が「日本を貶める日本人をあぶりだせ」をポジティブに拡散していたし、産経新聞の中の人もせっせと拡散してたけど、そういう流れを咎める良識保守文化人的なものはネットでは観察できなかった。
大阪市清掃局の現業職員の茶髪を非難する「市民の投書」/ 環境局のごみ収集職員の身だしなみについて city.osaka.lg.jp/seisakukikakus…
大阪市清掃局の現業職員の茶髪を非難する「市民の投書」再び / city.osaka.lg.jp/seisakukikakus…
就活サイトでの企業側担当者座談会で「地毛でも黒く染めろ」というのが出てくるという現状 /「茶髪」って、どこまでOK? 採用担当者大議論「地毛でも黒髪に染めるべき」「ハーフの可能性も」【面接シーン気をつけたいことvol.1】jobrass.com/magazine/manne…
そして、「茶髪 労務管理」ぐらいで検索すると、いかに茶髪の従業員を処分したいか、クビにしたいかという相談で溢れていて、「茶髪不可」ぐらいで検索すると、世の中の採用広告で地毛だろうがなんだろうが茶髪不可、というのが満ち溢れ、しかし広告文面からは削除されたものが多いのもわかる。
「地毛でも黒くそめろ」の高校がやってることが人権侵害だというのは前提だが、進学校でもなければ高校が非常に気にする生徒の就職について、そういう態度でもなければあまたの企業側がその高校の扱いを悪くするのだろうな、少なくともそういうことを怖れているな、という想像は容易につく。
あの報道で、「学校という特殊な場」の話という認識を披露できる人、というのは、多分、そういう、クソみたいな現実を認識しなくて済む、極めて恵まれた人なんだ、と思うんですね。
秋田県立西仙北高等学校の昨年度のアンケートへの学校側の回答にも「地毛でも黒く染めろ」の話題。「地毛届」を検討という話になっているが、ここでも就職問題がらみとの示唆。 nishisenboku-h.akita-pref.ed.jp/H28kaitou.pdf
謎なものが見つかった。環境省が知床国立公園知床半島先端部地区「利用の心得」に10年ほど前に一般からの意見募集を行ったさい、「茶髪の立入り禁止」を追加せよとの意見があったという。もちろん、実際に反映されてはいないが。hokkaido.env.go.jp/kushiro/nature…
そうそう、学校が茶髪禁止うるさくなったのここ最近じゃないかっていうツイートを見かけたんだけど、それはたしかにそうで、生徒指導の世界では「茶髪ゼロ」というキーワードで語られている。
2003年に東京の都立高校全てが何らかの数値目標を掲げて達成度を自己評価する、というのをやっていて(いつまで続いたかは知らない)、そのうち1校が茶髪ゼロを掲げていて、多分これが早いもののひとつ。
その前後かな?岡山の私立高校で「ゼロトレランス方式の生徒指導」が導入され、そこに「茶髪ゼロ」も入ってくる。 www2u.biglobe.ne.jp/~kondou-e/fuse…
文科省では2006年に「ゼロ・トレランス方式」に明示的に言及。おそらくは茶髪禁止という校則自体は新しくなくても、適用が異様になっていったのはこれ以降なんじゃないだろうか。 mext.go.jp/a_menu/shotou/…
学校教育におけるゼロ・トレランスというのは、生徒指導で規則違反を点数化し、累積点数で指導を重くしていく(最終的には停学・退学に行きつく)プログレッシブディシプリンというやつで、個別事情は考慮するべきではないようだ。そして、教員の側は「茶髪ゼロ」などの「結果にコミット」する。
「茶髪ゼロ」で検索すると、教育困難校を再生させたとする教員手記の書籍が複数出てきたりして、時期的にもだいたいここ10年ぐらいの話。「茶髪ゼロ」だけではないにせよ、手記のタイトルにするぐらいだから象徴的なのでしょう。
一方、ビジネス書の世界では、ホンダの販売店の名物経営者が「不快に思う人が一人でもいたら」茶髪は絶対禁止すべきでそうしてるんだと書いてたりして、この経営者の評判は長年よろしい状態で社会的非難もされない。 books.google.co.jp/books?id=q6FrP…
ツイッタランドやFBでは学校側を批判する声が圧倒的だけれども、これだけの話題になると、近い将来、多分年内ぐらいの教育界の雑誌で、圧倒的な数の学校側擁護の論評が掲載されるんじゃないか、という悲観的な予想をしている。この御仁ほどエクストリームな書き方はしないだろうけどね。 twitter.com/sabanbeach/sta…
岐阜県の揖斐高校では、就職試験の面接室を太陽光が多く入る部屋で、カーテンを閉めずに面接して、茶髪を黒く染め直したかチェックして、そういうのは上司の言うことを聞かないとみなして全部落とすという企業があるぞ、と生徒を脅迫。school.gifu-net.ed.jp/ibi-hs/gakunen…
月曜朝までには、日本全国のあちこちの学校で、生徒や教員向けに「茶髪を肯定するかのような報道やネットの書き込みがあふれていますが、そういう雑音に惑わされてはいけません」的な申し渡しが行われるのだろうなぁ、そうやって批判に耳を塞ぎ続けると思う。
それにしても、日本全国の高校では、こんなにも多大なコストをかけて複雑怪奇な生徒の容姿を画一化するための規定を設けて日々運用しているのか、と検索して驚いた。そのコストで勉強させろやって感じしかしない。
どうも、「染髪しないでね」的なザックリした指導では「公平な運用」を担保できないので、地毛登録、カラースケールによる客観的チェック、意図的脱色と紫外線やドライヤー等の痛みでの色抜けでの区別のためのスキームの確立、と、どんどんと深みにハマっている学校が少なくない様子。