801
自分はダメな人だと思っているあなたは、実はとっても強い人です。多くの人は自分のダメなところを見ないようにして、逃げているだけで実は自分をダメ人間だと思うことから逃げているだけなのです。自分の弱さを認められているのなら、あとはどう克服するのかを考えればいいのです。
802
つらい時に逃げることは、恥でも負けでもなく前向きな努力です。どうしてもつらい時には、自分の心身にムチを打って無理をするよりも、逃げ出した方がいい。身体は壊しても大抵は元に戻りますが、心は一度壊れると元に戻るのは限らない。心の免疫力も、身体の免疫力と同じように人それぞれです。
803
あなたにケチをつけてくる人は、強い劣等感を抱いていて、他人を否定して憂さ晴らしをしようとしています。ケチをつけてくる人は、他人を否定することでしか自分に自信を持てず、健全に自分を高める努力することから逃れた弱虫なのです。ケチをつけられても、相手にしないでスルーを決め込もう。
804
自分の苦しみだけじゃなく、他人の苦しみを知る。すると、つらいのは自分だけじゃないと知ることができて、前を向ける。自分だけがつらい思いをしていると思っていると、いつまでも被害者意識から抜け出せずに被害者であることの特別扱いという利得に甘え続けることになります。
805
常にこれから何ができるのかを考えましょう。たとえ今日が人生最後の日だったとしても、必ずこれからできることがあります。あなたは過去に生きるのではなく、未来に生きるのです。過去と他人は変えられない。自分と未来はいくらでも変えられる。
806
無駄に反論ばかりしてくる人は、自分の意見に自信がない人です。自分の意見に本当に自信があるのなら、わざわざ必要のない反論なんてしてこない。無駄に反論をしてくる人は、あなたの意見に反対することで、自分の意見に自信を持とうとしているだけなのです。
807
悪口を言ってくる人は、誰にも相手にされないような人です。誰にも相手にされないから悪口を言ってかまって欲しいだけなのです。反応してあげてしまうと、歪んだ性格がさらに歪んでしまうので、思いやりの心を持ってスルーしてあげましょう。
808
不安になるのは、不安になるようなことを考えるからです。不安について考えていても、不安感が強まるばかりで解決することはない。不安な時こそ、楽しいことを意識して考えるようにしましょう。
809
どんなに最悪な状況に置かれていても、必ず今できることがあります。今できる最大限の努力をしていれば、必ず何とかなります。明けない夜はない、闇が深ければ深いほどもうすぐ明るくなります。
810
愚痴を吐き出したくなったら、あなたの愚痴を聞いてる人がどんな気持ちになるのか考えてみよう。あなたはその時だけスッキリするかもしれませんが、聞かされた方はしばらく気分が悪くなります。自分の一時のストレス発散のために愚痴を吐き出すことは、あなたを孤立させてしまいます。
811
人を傷つけたり不快にさせておいて、「そんなつもりじゃない」では済まないのです。自分は悪くないと思うのなら、もうその人との信頼関係は諦めなくてはなりません。その人と関係修復をしたいのなら、納得できなくても相手に寄り添って自分を改めることが必要です。
812
他人はあなたの為に生きている訳でもなければ、あなたに気を遣ってあげる筋合いもない。少しでも親切にしてもらえたのなら、それに感謝しましょう。「もらえること」を当たり前だと思っていたら、あなたは幸せにはなれない。まずはどんな形であれ、周りに感謝することです。
813
誰かを責めたくなったら、そういう自分はそこまで完璧な人間なのか考えてみよう。他人の欠点に敏感な人は、自分に自信がないから他人の欠点に気がつきやすいのです。なぜなら、他人の欠点を見つけて無自覚に自分に自信を持とうとしているからです。
814
自分を変える為にやるべきこと
・付き合う人を変える
・住む場所を変える
・仕事(会社)を変える
意識を変えても、環境によって元に引き戻されてしまいます。だからこそ、自分を取り巻く環境をより望ましいものに自分から変えるのです。
815
自分の思い通りになることの方が少ないといい意味で諦めて、とにかく今を楽しもうと考えれば人生は幸せで豊かなものになる。思い通りにならないのが当たり前なのに、思い通りにならないことに絶望していたら、絶望が当たり前になってしまいます。
816
人との関わりを大切にできる人は、必ず幸せになれる。幸せも不幸も、人からやってくるものだからです。結局は人と人との繋がりの中で世界は回っているのです。
817
不機嫌な態度を取ることで、その場では気を遣ってもらえるメリットがあることでしょう。しかし、長期的には失われる信頼の方がメリットを上回るデメリットです。不機嫌になることは、あなたの身を滅ぼします。
818
誰に好かれようと嫌われようと、そんなことで一喜一憂しなくていい。他人が自分をどう思うのかは他人が決める他人の課題であり、自分が決める自分の課題ではないから。他人は見たいように見て、思いたいように思い込むものです。振り回されず、ありのままの自分を好きになってくれる人を大切にしよう。
819
何人にどれほど嫌われたからといって、それはあなたの存在価値とは関係ない。自分の価値は自分で決める自分の課題であり、他人が決める他人の課題ではない。どう思われようと、それは事実ではなく単なる意見です。誰に何を言われていようと、どう扱われていようと、あなたには存在価値が必ずある。
820
自分に自信を持って生きよう。自信を持つのに根拠は不要です。自分に自信があるとかないとか、そんなものは思い込みに過ぎないのですから、自分には自信があると思い込んでいればいいのです。でも、時に落ち込む自分を許してあげよう。常に自信があるように見える人も、自信を無くすことだってある。
821
あなたの使う言葉は、あなたの人生を決める。幸せな人生を生きたいのなら、まずは前向きな言葉を使うようにすることです。人間の心は言葉によって作り出されています。
822
幸せになるのに苦労も努力も必要ない。幸せはワクワクしながらなるものです。幸せになる為の活動は、つらく大変なものではなくて、楽しくて堪らないものであるはずです。だからこそ、好きなことをして、楽しめることに精を出そう。
823
生まれつき繊細な性格の人は、無理に気にしないようにしたり、鈍感になろうとしない方がいい。それは自分を否定することになって、余計につらくなるだけですから。繊細なら繊細でいい、細かいことによく気がつく性格は、鈍感な人にはない武器でもあります。まずは繊細でもいいと自分を許してあげよう。
824
他人と自分を比べて劣等感を感じるのは、プライドが高くて「他人よりも優れていたい」、「注目されたい」という気持ちが強いから。他人に褒められるより、自分が大好きな自分になった方が自己肯定感を高められますし、幸せを感じられますよ。プライドは自分の中に持つもので、人に見せるものではない。
825
もう悩まなくていい。どうせやってみないと何も分からないから。やってみもしないで悩んでいるのは、失敗してバカにされたくないと思っているだけのこと。時にはバカになり切って、ノリでやってみることも必要。