つらい時に自分を責めたり、責めてくる人の話に耳を傾けてはいけない。つらい時には、まずは自分を安全な場所に逃がしてあげてください。とにかくすべてを放り出して逃げ出すことが必要です。現実と向き合うのは、心が元気になってからでいいのです。
心を病んでいるあなたは、それだけ優しい人だからです。他人の為に自分を犠牲にし過ぎてしまい、そうして限界を迎えているのですから。もっと自分本位で生きてもいいのです。心を悩ませているのなら、まずは頑張ろうとしないこと。病んでいる時は、頑張るよりも休むことが大切なのです。
たったひと言で信頼関係が終わることも珍しくない。たった一度でも不義理をすれば、その人との信頼関係はもう諦める必要があります。関係修復を期待する下心があるのなら、少なくとも関係修復は不可能です。
どう考えても間違っていることを正しいと思い込んでいる人は、勘違いしたいだけなのです。事実を認めたくない、現実を見たくないだけなのです。見たいものを見て、聞きたいことを聞いて、信じたいものを信じる弱い人なのです。どのようなものであれ、その人の理解度がその人の限界なのです。諦めよう。
他人からどう思われるのかは、あなたがどんな人なのかを表してはいない。あなたはあなたが思っている通りの人間であって、他人が思っている通りの人間ではない。自分の価値は自分で決める自分の課題であり、他人に決めさせてはならない。褒められることも、貶されることも、気にしなくていい。
「自分を救えるのは自分だけ」そう思えた時、人は初めて前を向いて生きていける。いつか誰かが助けてくれると思い、救いを待ち続けていては、永遠に救われることはない。
自分の正義を押し付けてくる人は、あなたと仲良くなりたいのではなく、あなたを従わせたいのです。押し付けがましい人とは、意識的に距離を取るようにしましょう。
誰かを嫌うのに仲間を作ろうとするくらいなら、一人で勝手に嫌っていましょう。一人で嫌う勇気がないから仲間を作ろうとしているのです。自分一人で責任を取れないことはしないでください。
不機嫌な態度をわざと出してくる人は、あなたを自分の期待通りに操ろうとしています。いい年をして感情的になって他人を思い通りに動かそうとする人は、母乳を求めて泣いてるだけの赤ちゃんと同じです。赤ちゃんと違って可愛くもなければ、大人なのですからあやしてあげる必要はありませんよ。
あなたを雑に扱う人を、大切にしてあげる筋合いはない。雑に扱われたからやり返していいという話ではありませんが、大切にしてあげようとは思わなくていいのです。
人間は他人のことは冷静に分析できるのに、自分のことは棚に上げてしまう身勝手な生き物です。他人に偉そうなことを言うのなら、そういう自分はどうなのかよく考えてみましょう。
自分に非があると自覚していたとしても、自分の非を批判されると感情的に反発してしたり、無理矢理にでも正当化してしまうのが人間です。人間はそれだけ弱いのです。だからこそ、悪いと思った時に非を認めて改善しようとする人は、それだけで信頼されるし、格好いいのです。
悪口を言ってくる人は、あなたが何をしようと悪口を言ってきます。悪口を言う人は悪口を言いたいだけであって、あなたのことを本当に嫌っている訳ではない。悪口を言う人は何でも人のせいにして努力することから逃れている弱い人だからです。
誰もあなた以上にあなたのことを気にかけている人はいない。誰もあなたが思っているほどあなたのことなんて見てもいなければ興味もない。他人の目を気にしたり、他人にどう思われるのかを気にすることは、自意識過剰の単なるナルシスト的な妄想なのです。
他人の言葉をいちいち真に受ける必要はありません。人が言うことは事実ではなく、その人の個人的な意見です。どう思われようと、他人が自分をどう思うのか気にしていたら身が持ちません。
嫌いな人のことは嫌いでいい。人を嫌うことに罪悪感を感じることはない。相性は必ずあるものなのですから、自分の好みを大切にしましょう。
「裏切られた」と感じるかどうかは、こちらの勝手な都合です。相手はそこまで深く考えず「しょうがないでしょ」くらいに考えているのです。「期待は裏切られて当たり前」、「約束は破られるのが普通」くらいの気持ちでいた方が心は乱されない。
自己評価の基準は「他人の目」ではなく、「過去の自分」です。昨日よりも一歩でも前に進めていれば、あなたは成長できているのです。他人から高く評価される自分ではなく、自分が大好きな自分でありましょう。
自分を盛らなくていい。わざわざ悪いところを必要以上に見せつける必要はありませんが、あまり自分を飾り過ぎていると、肝心の「ありのままの自分」がその虚像についていけなくなります。自分の外面よりも、自分の内面に目を向けて生きることの方が大切です。メッキはどこかで剥がれてしまいますから。
SNSなら相手を傷つけてもいいやって考えてしまうような人は、そんな人間性が人生を狂わせていることを自覚しましょう。画面の先にはあなたと同じように血の通った人間がいるのです。あなたと同じように傷つくこともあれば、苦しむこともある。人を大切にしよう。note.com/adlersalon/n/n…
自分が幸せなのかどうかは、自分で決めることです。他人に自分が幸せかどうかを決めさせてはならない。あなたの幸せ基準はあなただけのものであり、それはあなただけではなく人それぞれ違うのです。自分の幸せは、自分が決めることです。
どうしてもつらい時に絶対にやってはならないことは、限界まで頑張ろうとすることです。心も身体も、限界まで追い込んで壊してしまえば、治る保証もなければ治るまでにとんでもなく時間がかかります。大切なことは限界の一歩手前まで頑張ったら、まずは逃げ出すことです。後のことは後で考えましょう。
焦ったところで結果はそこまで変わらない。むしろ、焦ることで致命的なミスを犯してしまいかねない。焦ることは急ぐこととは別物です。焦るより、まずはやれることを一つひとつこなしていこうと考えることです。感情的な昂ぶりは過ちのもとです。
批判してくる人は、あなたを批判したいのではなく批判がしたいだけ。批判してくる人は、非の打ち所がないようなことについても批判できそうなことを無理に探して批判する。なぜなら、批判してくる人はあなたを見下しているのではなく、自分自身を見下していて、誰かを下に見て安心したいだけだから。
すべての苦しみは、悩みそのものではなくあなたの中にある「執着」から生じる。「まぁ、いっか!」、「今から何ができるかな?」と、現実を受け入れて、「これからできること」という未来に意識を向けることで心は落ち着きます。複雑そうに思えて、実はものすごくシンプルなのです。