小田嶋隆(@tako_ashi)さんの人気ツイート(新しい順)

226
本当は「少国民庁」とかにしたいのではないか?
227
同じように、ツイッターのような公開の場で、特定の誰かに向かって「冷静になってください」と呼びかける人間は、冷静さを求めてそう言っているのではない。相手が冷静さを失っていることを、広く世間に喧伝するためにその言葉を使っている。あるいは、相手の冷静さをさらに失わせようとしている。
228
いじめっ子が、いじめている当の相手に「泣くなよ(笑)」と声をかける時、いじめっ子は、被虐児童を慰謝する目的でそう言っているのではない。泣いてしまっているいじめられっ子のみじめな泣きっぷりを強調して、それを嘲弄するために「泣くなよ(笑)」という言葉を浴びせている。
229
日本の「ジェンダーギャップ指数」の異様な低さは、単に男女間の平等や性差別では片付けられない。われわれの社会が人的資源をマトモに活用せず、イノベーションの機会を自ら放棄しているというお話だ。まあ、既存のエリート層にとっては、公正な競争が遮断されている現状の方が望ましいのだろうが。
230
維新が持ち出してくる理屈は、ウィキペディアに載ってる”Whataboutinsm”の解説そのものだったりする。であるからして、維新支持層の言い草も「じゃあ◯◯はどうなんだ?」てな話から一歩も外に出ない。
231
共産党が党内の選挙を経ずにリーダーを選出しているのは、結党の経緯、活動の履歴、組織の伝統から来る必然でもある。日本維新の会が党規約で定めている代表選挙の実施を、臨時党大会の意見集約であっさりツブした今回の経緯とは話のスジが違う。なのに維新支持者は「共産党ガー」を繰り返している。
232
日経ビジネス誌にて連載しておりますコラム「pie in the sky」の最新(12/10)更新分は、以下のリンク先より24時間限定で無料閲覧可能です。よろしくです。 代表選をやらない政党って……:日経ビジネス電子版(この記事は2021年12月13日 8:23まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00…
233
日経ビジネス電子版にて連載中のコラム「ア・ピース・オブ警句」最新(12/10)更新分は、以下リンク先より無料 閲覧できます。よろしくです。 正解は常にミスを認めてそれを正していく過程の中にある:日経ビジネス電子版(この記事は2021年12月11日 8:07まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
234
「Aに抗議したのならBにも抗議しろよ」「Aが差別ならBだって差別だろ?」 「Cの弾圧に反対の署名を集めた以上、Dの弾圧にも反対署名を集めないとスジが通らない」とか言ってる人たちって、棚に並んでいる商品を全部買うのか、ひとつも買わないのかの選択肢しか想像できないのかな。
235
マイノリティや被差別者の「怒り」や「憤り」を「笑い」の形で表現する回路は既に消滅している。笑いは、むしろ多数者が少数者を嘲笑するためのツールとして広く共有されている。事実、人々は、抵抗よりは弾圧、抗議よりは虐待の方が「笑える」と思っている。メディアも。 diamond.jp/articles/-/289…
236
詩とポエムについて。 到達不能な真理/絶対を探求した結果として、余儀なく曖昧難解な表現に落着する言葉が詩に結実する。対して、あからさまな事実を隠蔽/粉飾する目的で書かれているがゆえに、必然的に曖昧難解な言葉に着地するのがポエムである。両者を区別するのはわりとむずかしい。
237
日経ビジネス電子版にて連載中のコラム「ア・ピース・オブ警句」最新(12/3)更新分は、以下リンク先より無料 閲覧(24時間限定)できます。 虫とタイガー・ウッズの父に学ぶ、遠くを見ない処世術:日経ビジネス電子版(この記事は2021年12月4日 8:42まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
238
自分たちにふりかかってきている差別や抑圧や人権侵害に対して、抗議や告発のために声を上げている人たちを「糾弾の快楽に負けて…」式の決り文句で、あたかも自分たちの嗜虐的な欲求を満足させるために運動している人間たちであるかのように見せかけようとしている人たちがいますね。
239
大半の人間は「自分自身もまた差別感情を抱き得る存在であること」を理解しているし、だからこそ差別に抗議している。世間一般を「差別をする悪人たる他者と、差別に反対する善人としての自分たち」という二つの陣営に分類している人々なんて「反・反差別主義者」の脳内にしか存在しないぞ。
240
「 差別を絶対悪とすることで、自分の中の差別感情を否認せずにおれず、それゆえ、差別を他者/悪人の感情/行動として、ひたすらに攻撃している人々」なんて、見たことがない。存在自体、机上の空論だと思う。っていうか反差別の言説や運動を揶揄嘲笑したい連中が発明した架空の人物像だよね。
241
なるほど。代表選挙がなくなったことで、《「都構想否決の責任を取って、次期代表選には出馬しない」とは言ったが「党代表を辞任する」とは言っていない》という弁解が成立することになったわけだ。というよりもむしろ、その手品みたいな弁解を成立させるために、代表選をツブしたのかな。 twitter.com/otokita/status…
242
ええ、上前をハネて、中をヌいたところから、さらに底をサラった残りの部分が、経費ということになります。
243
人権侵害、性差別、民族/国籍差別などな度、対象がどんなものであれ、差別や抑圧にプロテストする活動を「キャンセルカルチャー」だとかいった、雑なタグでひとっからげにして、新たなリンチの対象にせんとしている人たちがいる。「差別抗議者差別」とでも呼んだら良いのかな。
244
日経ビジネス電子版にて連載中のコラム「ア・ピース・オブ警句」の最新更新分(11/26)は、以下のリンク先より無料閲覧(24時間限定ですが)できます。よろしく。 ジョンとヨーコとフェミニズム:日経ビジネス電子版(この記事は2021年11月27日 8:04まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
245
身を切る改革って、集団的な自傷行為?
246
「労働」と「勤労」のニュアンスの違いは大きい。「労働」が働く者の主体的な意志と覚悟を感じさせるのに対して、「勤労」は、雇用され使役される者の忠誠心をアピールしている。おそらく「勤労感謝の日」を発案した人間の脳裏には「勤労奉仕」という言葉があったはずだ。
247
国民栄誉賞は、授与する政府の側が、受け取る人物の栄誉にもたれかかる儀式になっている。政権が国民的ヒーローにおべっかを使って好感度アップをはかるみたいなみっともない賞はさっさと廃止してほしい。政治家のさもしさが目立つばかりだし、辞退せねばならない予定受賞者がかわいそうだから。
248
もののたとえとして「女の腐ったような…」を振り回す人間は、さすがに消滅しつつある。とはいえ「メンヘラ彼女として」「メンヘラ彼女みたいな」をメタファーに使う人々が登場している。精神に不安をかかえる人たちや女性一般に対して暴力的な表現だと思う。まるでDV加害者みたいに。
249
日経ビジネス誌にて連載中のコラム「pie ine the sky」の最新更新分(11/119)は、以下のリンク先より24時間限定で無料閲覧できます。よろしくよろしく。 小遣いに図書券をくれる人:日経ビジネス電子版(この記事は2021年11月23日 5:47まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00…
250
J-CASTからは何度か炎上目的の取材依頼が来た。もちろん拒絶した。燃やしてクリック数を稼ぐ底意が丸見えだったからだ。昨今はスポーツ新聞各紙のWEB用版コタツ記事も同様だ。彼らは、書かれた人間が火だるまになれば、それだけ閲覧数が増えると思っている。記者というよりは、放火魔だよね。 twitter.com/tako_ashi/stat…