日米貿易交渉は予想通り日本は農業で譲り、自動車は勝ち取れなかった。安倍はトランプに完敗した。この結果は、参議院選挙前に分かっていたのだろう。しかし、選挙前には言わない約束で、自民党は選挙に負けなかった。こんな米国の追従外交政治を許して喜ぶのは安倍、傷つくのは国民のみなさんである。
戦没者追悼式に参列して献花をしてきた。令和になって最初の式典で、天皇陛下は戦争に関して「深い反省」というお言葉を述べられた。総理、衆参議長、そして最高裁長官が追悼の辞を述べたが、誰も反省の言葉はなかった。過去の戦争の歴史に真摯に向き合っておられたのは天皇陛下お一人だった。
加計学園の問題を審議する閉会中審査が行なわれ、前川前次官は「初めから加計ありきで背景に官邸の動きがあった」と述べたのに対し、政府側は「記憶にない」ばかりを繰り返した。「記憶にない」は「事実でない」ではなく、「事実だけど言えない」を意味する政府の常套句である。真相は解明されたのだ。
東京新聞の報道で、音声データによると森友への国有地売却の値引きについて、工事業者の方が嘘をつきたくないと尻込みしていたのに、国側が「9mまでゴミが混在しているとすればよい」と積極的に値引きさせたがっていたことが明らかになった。高値を望む筈の国が値引きを求める。上からの声しかない。
東京新聞の見出し「官邸主導で攻撃兵器選定」。総理は周囲に『敵にやられっぱなしで、日本が守るしかないでは良くない。攻撃的な技術をやった方がいい』と語っているようだ。日本は専守防衛の歯止めがきかなくなった。米軍と一緒に戦争に参加する道を着々と進んでいる。とても危険なことではないか。
日本が安全保障を理由に韓国をホワイト国から外したことに対抗して、韓国が日本との軍事協定を破棄することを決めた。徴用工に端を発した日韓の対立が最悪の展開となってきた。その原点は日本が朝鮮半島を植民地にして彼らに苦痛を与えたことにある。原点に立ち返り、早く友愛精神で関係修復すべきだ。
古賀茂明さんの話しを伺った。アベノミクスが破綻している現実を、民主党政権から安倍政権になって実質賃金が4%以上減少したことで証明された。今世紀に入って実質賃金がマイナスの国は日本だけとも。この現実をメディアは安倍首相に遠慮して報じようとしないことがこの国を滅びに向かわせている。
コロナの感染者に対して、命をかけて守ってくれているのは医者と看護師です。特に看護師は交代制で24時間患者と接している。彼らには自治体から危険手当が出るが、例えば東京都では340円支給される。時給340円の上乗せでは可哀想だと思っていたら、それは日給だった。せめて時給にすべきではないか。
北方領土を戦争で取り返すしかないと発言した丸山穂高議員の議員辞職勧告決議案に自民党は反対するようだ。その理由は議員の身分は重いとの由。議員の身分が重いにも拘らず余りにも軽い発言が多過ぎるのではないか。歴史を知らない世代の右傾化がこの国を動かすとしたらとても恐ろしいことだ。
加計学園の獣医学部新設問題で民進党は7人の証人喚問を要求している。証人喚問は嘘をつくと刑事罰に問われることになる。これに対して前川前文科次官は喚問に応じると述べているが、安倍政権側のみなさんは応じない方針と聞く。このことからも、安倍政権側が嘘をついていることが明らかになったのだ。
森友学園の籠池理事長が大阪地検特捜部で事情聴取された。安倍政権に好意的だと優遇し、危なくなると捕まえる。これでは恐怖政治ではないか。国民は知っている。この問題の本質は補助金の不正受給よりも、八億円の国有化の払い下げの値引きがどんな「神風」によるものか解明することにあることを。
前原誠司議員が民進党の新代表に決まったことを、先ずは祝福したい。ただ、前原代表のスタンスは従米保守で、民進党を離脱した議員たちも、生まれ来る小池新党も従米保守であろう。 安倍自民党は言うまでもなく、日本政界はどこを向いても従米保守ばかり。では誰が日本の真の自立を謳うのか。
人間に求められているのは頭腦ではなく真誠であることが森友問題での理財局長の答弁を聞いて良くわかった。虚偽答弁を認めたくないばかりに、「金額」のやり取りはあったが、「価格」のやり取りはしていないと言い張る。ここまで嘘を糊塗すると背後に大きな力があったに違いないと思わざるを得ない。
かつて大蔵事務次官だった親父が弟に、政治家はバカがやるものだと言った。だから役人が国を正しい方向に導くのだと信じていた。この度財務事務次官になる方は、森友で時の総理のために平気で嘘をついて国民を騙した方だ。自分の立身出世のためなら平気で嘘をつく。役人のトップが矜恃のかけらもない。
翁長知事は亡くなる12日前に辺野古埋立て承認の撤回を表明する記者会見をされた。朝鮮半島情勢の変化の中で米軍基地のあり方も変わるべきだとの堂々たる会見だった。会見前にはエレベーター前で動けなくなっておられたと聞く。死を直前にして平和への覚悟を示された。この覚悟を受け継がねばならない。
勉強会で寺島実郎さんは深刻な数字をあげた。日本が得意で10年前まで1位だった技能五輪で、昨年は中国、韓国に大きく離され9位となり、日本は得意だった現場力でも劣化が激しいとのこと。不祥事続きの経営力の劣化と併せて、日本の産業力全体が劣化しているのだ。株価操作頼みが実力を毀損させた。
友人から聞いた。統一教会と自民党のロゴマークの図柄の意図が似ていると。それだけではない。2004年に出版された統一教会の久保木修己初代会長の遺稿集のタイトルが「美しい国 日本の使命」である。その2年後の安倍第一次政権は「美しい国」日本を謳っていた。ズブズブな関係を否定しようもない。
首相時代に普天間の移設をめぐって、当事の官僚を含む政府関係者が、私の指示に反し、米側と通じあい、その構想をなきものにしようとしたことがウィキリークスを通じ明らかになってきている。
国有地が森友学園に不当に安く売却された問題で安倍首相は「検査院が調査する」と逃げてきたが、その会計検査院が事実を認めた。昭恵夫人担当政府職員が関与したことは明白だ。役人はまずい記録は破棄したと言う。ならば妻が関与していたなら総理を辞めると言った以上昭恵氏の証人喚問しかないだろう。
オールジャパン集会で、私が最低でも県外を諦めた外務省の文書について話した。普天間の移設先は訓練地から120キロ以内と米軍マニュアルに明記と書いてあった文書だ。その内容は嘘だった。官僚は文書は外務省で確認できないという。モリカケと一緒だが鳩山を騙すためと安倍を守るためが真逆だった。
都民ファーストの新人都議たちは、取材を制限されていると聞く。発言で党の足を引っ張られたら困るかららしい。そんなに自信のない人たちを執行部は候補に選んだのか。訓練されて、小池都知事に逆らえない議員ばかりになったら、個性のない数でしかない。都民ファーストの先が見えたような気がする。
日本農業に必要な種子の8割は輸入という。さらに米・麦・大豆の優良な種子の生産・普及は国の役割と定めていた種子法が、民間参入を阻害するとして廃止された。今後はモンサントなどの多国籍企業に我々の主食までも委ねるのだ。F1なので毎年遺伝子組み替えの高い種を買わされる。対米従属極まれり。
お寿司屋さんから気で人の病を治す道に転じた「さだじい」の講演を妻が主宰する会で行いました。幽体離脱など不思議な経験を沢山話されました。みんなで気の練習をやりました。後で四十肩の方をあっという間に治されました。科学を超えています。癌や糖尿病などでお困りの方、是非治療をお薦めします。
イタリアや韓国など世界で迅速なPCR検査がなされているが、一番手間がかかるのがウィルス遺伝子の抽出である。そのプロセスを迅速にこなすのが全自動PCR検査機器であるが、その機器は日本製なのである。日本製なのに日本が一番検査が遅れているのはやはり利権のようだ。人命より利権なのか、情けない。
日立が英国に建設予定の原発に3メガバンクが5千億円程度融資をするのに、政府が全額債務保証するとの報道に接した。さらにJBICは融資、日本政策投資銀行は出資をするという。なぜ国を挙げて原発輸出を支援するのか。政府は技術を絶やさないためと説明した。核兵器に転用する技術を残したいのだ。