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							無闇に安いものを買う習慣を体に染み込ませてはいけない。丁寧な仕事、価値のあるものには喜んで相応しい対価を支払わないと。結果として自分の誠意にも対価を支払ってもらえなくなる。
							
						
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							ゼミ生達。いい答えを出そうとしないで、まずはたくさんトライしてみてください。結局、物事の上達や発見は「試行錯誤」につきるのです。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというけれど、多数を撃ってまぐれ当たりを期待するのではなく、回を重ねるごとに徐々に的の中心に着弾が近づいていく。
							
						
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							12月初旬に代官山にオープンする「蔦屋書店」。かなり大型の本屋(というか本の森)です。建築と内装はクラインアンドダイサムアーキテクツ。ロゴやサイン計画、ショッパーズなど、コミュニケーション系のデザインは僕がお手伝いしています。乞うご期待。#hillsidefm
							
						
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							日本の今の家にはモノが溢れすぎている。「なんにも置いていないテーブル」を持つことができれば、漆器や陶磁器はその上に置くだけで美しいが、たいていのテーブルの上は、リモコンやティディベアで溢れかえっている。これでは息が出来ない。
							
						
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							集合知の時代に力を持つのは「正しさ」ではなく「覚醒力」である。「正しさ」に言及し、それを論拠とする政治や行政の力は弱まり、「適性」や「希望」について、いかなる「目覚め」を誘発できるかが力となる。デザインは「覚醒力」をさぐりあてていく知性。
							
						
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							才能というのは、持続するこころざしなのかもしれない。継続的な自発性というか。
							
						
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							原デザイン研究所は新プロジェクトのための新しいスタッフを募集中です。ndc.co.jp/careers/201112…
							
						
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							こういうの、好き。 RT @hashimoto_tokyo: 【ジョブズ率いるappleが「こたつ」を作ったときにありがちなこと】goo.gl/YjX9T
							
						
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							柳宗理が逝去。
							
						
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							テレビは「薄く」なろうと懸命に努力しているようだが、問題は「黒い」ことではないか。あんなに黒々としたものが壁にかかっていたらどんなに薄くなっても存在感は軽くならない。
							
						
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							動いている時には、自信はないし不確かだけど、けっこうものが見えている。立ち止まって考えると、ろくなことは思いつかない。
							
						
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							できるアイデアばかりを探すと、発想は貧しくなる。できないと感じるアイデアも、丁寧に蓄積することで、圧倒的な未来資源をもつことになる。東北は今そのチャンスなのだ。
							
						
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							ものを作る国ではなく、価値を作る国に。先進性というのは、価値を作り、影響力を生み出せること。日本はフランスやスイスから、まだずいぶんとこれを買わされている。
							
						
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							犬のための建築、サイトがオープンしました。ぜひご覧ください。
architecturefordogs.com
関係者のみなさん、ありがとうございました。いよいよです。
							
						
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							時を経たものが美しいのではなく、美しいものだけが、時を経て残る力を持っているのかもしれない。
							
						
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							日本の伝統住居は今日どんどん失われているが、失われているのは建築だけではない。空間秩序に呼応する身体所作までが同時に消えかけている。襖・障子・畳は美しいが、それと対をなす襖の開け閉てや立ち居振る舞い、そして他者への礼儀や配慮もそれに呼応して美しく出来上がっていた。
							
						
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							仕事は自分でつくる時代になる。デザインの仕事は価値の差配、微差のコントロール。自分の出来ることにどの程度の対価がもらえるかを考える。一方で、大きなお金はどのように循環しているかも知らなくては。
							
						
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							無駄な経験というものはない。苦い経験も、ひどい失敗も、死にたくなるような恥辱も、夢のように甘い経験も、乗り越え方次第で毒にも薬にもなる。
							
						
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							2020年のオリンピックが東京に決まった。浮かれて方向を誤ってはいけない。オリンピックは、興業成績にに心配のないイベント。素晴らしいが、通り過ぎる幸福の嵐でもある。問題は通り過ぎたあとの日本であり、本当の日本の未来を担う東北だ。
							
						
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							羽田空港のトイレは本当にきれいに掃除されている。東京の玄関としてこれは誇らしいこと。誰かが、あるいは担当している方々が、明確に意識しないと出来ない仕事。この意識が伝播して、使う人の意識も繊細・丁寧になる。人の意識の集積が都市なら、都市にはこういう作り方もある。