世の中にはいろんな教育方針があるし、ぼくもえらそーなこたぁ言えないけど ただひとつ「自分がやりたかったことを子供にやらせる」だけは、「俺は食ったことないけどこれを食ってみろ」くらいのダメ親ムーブだと思ってる
そーいや昔いた病院の救急外来で 外傷患者さん「おまえプロだろ、1分で縫え」 研修医「ん〜車で10分かかるところを1分で着こうと頑張るような感じで、すごく急いで縫えばいけるかもですね〜そんじゃあ頑張ってみま 患「やっぱいいから普通に縫ってくれ」 というやりとりがあったらしい。っょぃ
看護師国家試験で「火災現場で鼻毛が燃えてたら」という問題が出たとか… これは分かりやすく言うなら「ドアノブにべっとりと真っ赤な血が付いていた」時に、「その部屋の住人は無事なのか?」っていう話なんですよこれ… 鼻毛が燃えてるのは、その奥のノドが熱風で腫れて窒息するアラームです!😱
今週末は医師国家試験。この合格率はなんと90%ぐらい。「え?そんな簡単なの?」って思います? 例えば、サッカーのW杯のPK、あれって成功率80%なんです。これを簡単…なんて思わないですよね。そう、普通の人はあそこに立てないですから。 これが医療デマによく使われるトリックの仕組みなのです。
節分が近くなると「小さな子供は気管支異物になるから豆を食べさせないで!」という話をよく聞きますが 小児のピーナッツ🥜等の異物は「食べさせた」に加え「(親が食べたりして)そこらへんに置いてあったのを子供が食べた」が多いです! では改めて。「子供の手が届くところに豆はありませんか?」
そもそも医療従事者を恫喝する患者や家族の診療を拒否することを法的に認めてほしい そういう人たちのワガママとクレームの対応に何時間も費やして、普通の患者さんたちの診察が3分っておかしくない?????
ブラックジャックを見て医者になったぼくたちは、「ブラックジャックの医学知識が間違ってる」とかそんなん気にしないよ。 だってブラックジャック先生は、生命の大切さをとても真剣に訴えてるからね。 それが作品のもつテーマ、読者に伝えたいことってやつなんじゃないかな。あとは些細なことだよ。
最近は貼り薬も進化してきて、なんと「貼る花粉症の薬」もあるんです。 写真は久光製薬のアレサガテープ。多少濡れても剥がれない、なかなかのスグレモノですね🤔(←試供品を剥がし忘れてたことにさっき気づいた)
おでかけから帰ってきた時に、赤ちゃんのおむつが汚れてなかったら「なーんだオムツ履かせなきゃ良かった🤪」なんて親、いるわけないですよね… ワクチンは大半の方々にとって、濡れてないオムツみたいなもんです…たまにウンチが横から漏れたりしますけど、もしオムツがなかったら💩(以下自粛)
意外と知られてない耳鼻科的裏ワザ 鼻を強くかんだりして【鼻の中が荒れてヒリヒリ】する人は… メンソレータムを長めに伸ばして、鼻の中にスポッと入れてぐりぐりぬってるとアッという間に良くなります。😅ハナ専用にせざるを得ないけどね!
年末年始に「お餅をのどに詰まらせて、高齢者が亡くなる!」というニュースを耳にしますが、なぜお年寄りばかりなんでしょう? それは…子供は、窒息したら【低酸素脳症で植物状態になる】ことも多く、死亡数にカウントされないのです… お餅は、小さくしてよく噛むこと!🙇‍♂よろしくお願いします!
そーいや昔、息子くんが「ママがいいぃー!パパじゃヤだぁぁーー〜!!」と暴れたときに 迫真の演技で「パパは息子くんがいいー!!やだやだやだ!ママに渡したくないぃ〜!!」と泣いて見せたら途端にスン…となったから奴等は別にママじゃなきゃ駄目とかは無いはず なお周囲の視線文字数
ほんと感染症ってのは読めない 去年のインフルエンザ激減も、ぼくたちは最後まで安心出来なかったんですよね。そらそーよ、それが感染症なんだもん。 だから、インフルエンザを「いや今年はわからんぞ」と言うし、コロナを「いや第●波来るかもしれん」と言いますよ。そらそーよ、それが感染症だもん。
ぼくらのお仕事って…「避けられない、誰も悪くない悲劇」に襲われた方の…その被害を、ほんのちょっっと減らすために、必死に頑張るだけ…ってのが、定期的にあるんですよね… けれど…ムンプス難聴は違います…ワクチンで防げるんです…防げるんですよ……それは、とてもとても貴重なことなんです… twitter.com/ped_allergy/st…
すごく空気読めてないこと言うけど「熱があるから(会社・学校を)休みます」ってことが「普通」なんだ、って日本社会に多少なりとも浸透したのは良かった。 ぼくたち今まで「熱があるけど頑張って出社→職場でインフルエンザ大爆発」ってのを吐くほど経験してるので。コロナ禍後も忘れないでほしいね。
患者さん「めまいがほんとつらくて、もう、ひどいめまいで…」 ぼく「ふーむ…そのめまいを、『めまい』って言葉を使わずに、説明して頂けませんか?」 患「えっ…その…ええと…くらくらして、だるくて、息切れして…あと生理がずっと続いてて」 ぼ「😨ふ、婦人科の先生に診てもらいましょうかね…」
おたふく風邪(両耳の下が腫れるやつです)をひくと、一定確率で高度難聴になります。ワクチンで予防可。 昔は「非常に稀」「片耳だけなら生活に問題ない」「一度オタフクにかかれば安心」等という話が周知されてしまっていました。 今も、日本のどこかで、小さな子供達の世界が…静かになっています… twitter.com/y_psychologist…
研修医「あの患者さん、定期的に簡単な耳掃除だけしに来ますよね。開業医さんに紹介した方がいいんじゃ?」 ぼく「ああ〜○○さんは…内科の癌で通院してる人なんです。あまり経過は良くないみたい」 研「?」 ぼ「なにか1つでも、治療したい…前に進んでいる実感が欲しいんじゃないかな」 研「……」
聞こえますか…世の新米パパママたちよ…いま…あなたの心に…直接…呼びかけて…います… 赤ちゃんの入浴で…水が入らないように…耳をふさぐ必要は…ありませんし…水が入っても…綿棒で…拭きとる必要も…ありません……鼓膜という蓋があるからです…耳の中は…体の「外」なのです…
標準治療の話 無限列車編 左∶一般の方々が考える標準治療 「標準って…平凡とか普通ってこと?」 右∶医療従事者が知っている標準治療 「奴は…数多の中から選ばれた存在、遂に"標準"と言われるまでに登り詰めた猛者!」 標準治療ってすごいんだよ🙄
研修医「結婚しようと思ってまして…で、彼女の実家近くで入局しようかなと…」 ぼく「ほほーう!🎉🥳」 研「けど…」 ぼ「?」 研「同期の奴らはもっとこう…すごい手術してる病院とか決めてて…俺だけなんかカッコ悪いかなって思 ぼ「は??いや間違いなく君が最高にカッコいいと思いますが??🥺」
海辺の病院ではたらくお医者さんであるぼくからのお願い 浜辺で子供と遊ぶときは、必ず、必ずライフジャケットを着けさせてほしい…膝にも届かない小さな波が、驚くほど簡単に、あっけなく…あなたのお子さんたちを…遠い処へ…さらっていきます…🌊
今日10月3日はアンパンマンの日です 『アンパンマン』という単語は ・母音(ア) ・唇の先だけで発音できる「パ」&「マ」 ・同じ文字が連続しない※ という、最も発音しやすい奇跡の構成です。 (※「ママ」ではなく「マー」になりやすい) そう!子供が初めて言ったのが彼の名前でも、仕方ないのです😂
聞こえますか…世の新米パパママたちよ…いま…あなたの心に…直接…呼びかけています… 子供が…食べ物をノドに詰まらせ窒息し…低酸素脳症で植物状態になってしまう悲しい事例が時にあります… その原因として…『パンの早食い競争』が少なくないのです…パンはよく噛むように…言い聞かせましょう… twitter.com/NicholasRennic…
子供さんの耳👂をよーく見ると、小さな穴が空いてることがありませんか?(写真は日本形成外科学会の公式ページより) jsprs.or.jp/general/diseas… これは耳瘻孔(ろうこう)と言います。耳が作られるときにたまに(クラスに1人、ぐらいの確率)出来るものですが…感染を繰り返さない限り無害なのでご安心を。