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どんなにきちんとした人や組織でもヒヤリとするミスや事故は起こるから、恐れずためらわず逐一報告して、どういうときにミスや事故が起こりやすいかを蓄積させよう。そうすることで深刻な結果にいたるミスや事故を減らそう。
というのこそ、いまインフルエンサーが発信すべきことだ。
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強く反対・抗議する。
きちんとした人や組織でも、深刻な結果に至らなかったがヒヤリとしたということはあると思う。
重大事故が起きたとき、影響力のある人が「ごく一部のずさんな人によるもの」と発信すると、こういうヒヤリは報告されなくなる。
それは再発防止につながらない。 twitter.com/_HappyBoy/stat…
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介護する家族が、要介護者自身のことを「イヤだな」と思い始めたら、それは愛しつつ手放すときがきたサイン。
尊敬するベテラン内科医の言葉。
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少し距離をおいて、なお共感してくださったかたは、たまごむすめさんのこのツイートを拡めてください。
きっと、世の中が少しいいほうに動きます。
twitter.com/TamagoMusume3/…
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実際、空っぽの水筒について考えると、俺自身がすごくつらくなってしまう。きっと多くの人が同じはずだ。
それくらい、ストーリーの持つ影響力は大きい。
医療の現場で、教科書の内容より先輩の成功失敗談のほうが記憶に残りやすいのは、それらがストーリーであり、いくらか感情に訴えるからだろう。
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園児がバスに取り残されて亡くなった。
その子の水筒は空っぽで、おそらく自分で飲んだのだろうと思われる。
事実(園児が取り残され亡くなった)に比べると、ストーリー(水筒が空っぽ)は、感情を激しく揺さぶる。
この揺さぶりが世論を動かし、世の中を良くすることもあるし、その逆もある。
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我が家には4人の子どもがいる。
自分の子、かつ家の中でさえ、「あれ? 三女ちゃんはどこ?(トイレ)」「長男くんは!?(机の下)」と見失いヒヤッとすることがある。
まして他人の子。常に完全把握するのは無理。
だから名簿で確認するなどのシステムが絶対に必要。
www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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これねぇ……。
夫がなにか大病中や大病後だったり、どこか傷めていたり、あるいは他のなにか外からでは分からない事情があるかもしれないから、実際に見たツイ主さんが感想を語るのはともかくとして、ここに描かれる一場面だけでわーっと批判的に盛り上がってしまうのは怖いなと思う。 twitter.com/suikyokitan/st…
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家族での外食中。
長男を抱く妻が食べ進められないので、俺がさっと食べて交代することになった。
ふと思う。
このシーンだけ見て判断する人からは、赤ちゃんの世話を妻だけに任せ、脇目もふらずに食べるダメ夫に見えるだろうな、と。
たぶん、こういうことは他にもたくさんあるはず。
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彼のこれまでの言動は、彼に興味がなくてもネット情報として入ってきていて、その都度まったく共感できなかったし、正直うさん臭いと思っていた。
こういうインフルエンサーは他にもたくさんいるので、彼らのズバッとした切り口や正論をいちいち真に受けないほうがいい。
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淡々と「今日のごはん」の写真を公開してきた菜食主義のインフルエンサーが、ある日から「菜食主義に疲れた」と言って肉も食べるようになったとしても、たぶん大して叩かれない。
でもその人が、菜食主義の時期に他人のごはんに口出ししていたなら、「これまでさんざん言ってきたくせに」と叩かれる。
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りゅうちぇるが叩かれているのは、今回の「行動そのもの」ではなく、「これまでの世の男親に喝を入れてきた言動と、今回の行動とのギャップ」だと思うので、バッシングに対して「pecoさんが受け容れたなら第三者が〜」「二人が決めたことなのに外野が〜」という擁護はズレてるのかなと感じる。
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ディズニーランドの土産物店で、父親らしき男性が万華鏡を覗き、「星が見える」と小1くらいの男の子に手渡した。
「見えるだろ?」
男の子はうまくできず、
「う~ん……」
男性は急にキレて、
「見えるだろがっ!」
万華鏡をおろし「うん」。男の子のヘラっと笑った顔を見るのが辛かった。 twitter.com/fukazume_taro/…
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高齢者の家や施設へ訪問診療に行くと、暑い部屋でエアコンつけずに過ごしている人がチラホラ。
本人は「寒がりだから」「クーラー嫌い」と言うが、試しにリモコンを操作させると……、
エアコンのつけかたが分からない!
ことがある。
これは盲点。
本人の言い訳を信じず、要チェック!!
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彼のぶんまで、なんて言うとおこがましいけれど、それでも俺は、彼の存在を知ってからの20年以上、夏になると彼を思い出す。
冥福を祈るというようなものとは違うが、自分の命が偶然の積み重ねで生き延びてきたものであり、俺の生きる現在は彼が生きたかった未来であることに、思いを馳せる。
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もしかすると、羽田空港ですれ違ったかもしれない。少なくとも、同じ時間帯で、俺と彼は羽田空港にいたのではないか。
この季節になると、毎年必ず思い出す。
互いに見ず知らずの彼と俺は、同じような年齢で、初めての一人旅で、初めての飛行機に、1985年8月12日に乗った。
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37年前の今日、小学4年の俺は生まれて初めて飛行機に乗って、一人で東京に行った。
親戚の家に到着してテレビを見ていると、飛行機墜落のニュース速報が流れた。
その飛行機には小学3年の男子が一人で乗っていた。俺と同じく生まれて初めての飛行機。甲子園を見るためだったという。
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高齢といっても、中学生には高齢に見えただけなのかな?
正確には美術ではなく技術・家庭の先生で、たしか本来の技術の先生が病欠されたときの代打で、定年過ぎた先生だった。
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中学時代、高齢の美術教師がいて、一部の生徒はジジィと呼び反発した。
ある日の授業で、一人の男子がバナナを見ながら、悪ふざけでナスビを描いた。
先生は彼の絵をこう評した。
「実物を見ずにここまで描けるのはスゴいぞ! 観察力があるからだよ!」
以後、多くの生徒が反発をやめた。
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この話には後日談がある。
自由な服装、派手なものと言われても、1980年代末の田舎の中学生なんて、そんな服は持っていなかったのである。
結局、ほとんどの生徒が緑ジャージを着て山を登ったのであった。
遭難しなくて良かった〜。
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中学時代のジャージが上下とも真緑だった。
全校登山があって、学校は「全員ジャージ」という方針だったが、登山が趣味の先生が、
「山をなめるな」
と反対した。
「服装は自由。ただし、長そで長ズボン、なるべく派手な服を着てきなさい」
山の日に向けて、注意喚起!!
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存在感のない、というか、やる気のない社員で、数少ない同期入社の中でたぶん一人だけ名前を覚えてもらえなかった俺だけど、坂本社長には恩義を感じている。
坂本社長、ありがとうございました。|いちは(精神科医) #note note.com/booklover_md/n…
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薄く関連する話として、ブックオフのことを書く。
ブックオフがなぜこうも受け容れられたかというと、古書店に古本を持っていって「値踏み」されるときの居心地の悪さをなくしたから。破れてさえいなければ、どんな本でも引き取る。それも明るく。
故・坂本社長がそんなことを語っていた。
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当時と今では状況がちがう、というリプをもらったが、状況次第で石を投げたり出ていけと紙を入れたりする加害行為を正当化できるはずがない。
それとも、正当化できるとでも思うのだろうか?
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蘇生法の講義で「まず周囲の安全確認」というのは、もちろん教わる。それも、一番最初に。基本だから。
でも、できない。
というより、その後に習う蘇生法の手技に注意を奪われ、とっさに尋ねられても安全確認が出てこない。
平時でさえこうなる。
まして緊急時ならどうか。