こうした状況を打破して、緊張感のある政治と、まっとうな手続きに基づき草の根の暮らしの声に寄り添った真の民主主義、立憲民主主義を取り戻す。この姿勢こそが、私たちの現在の与党と明確に異なる対立軸です。
立憲主義とは、単純な多数決でも揺るがすことのできない民主主義のルールや一人ひとりの尊厳を守るという考え方です。この間の与党一強政治が進めてきたのは、国民の暮らしの声に寄り添うことなく、憲法などで定められた手続すら無視して、数の力で押し切ることです。
それは、政権の選択肢となり、政治に緊張感を取り戻すための不可欠な条件です。求められているのは、人気取りのための地に足のつかない政策ではなく、リアルな国民生活に寄り添い、実現可能なリアリティーのある施策を、一歩一歩進めていくという政治のリアリズムです。
安倍政権が続いてきたのは、明確な選択肢をつくることのできなかった野党の責任でもあります。政治の信頼回復のためにできることは、離合集散の歴史に終止符を打ち、内向きの議論や対立ばかりと受け取られてきた党内ガバナンスを見直し、意見の違いを認め、国民生活に寄り添う政党文化を作ること。
この新党は国民の危機に対して何とか寄り添っていきたいと思っているすべての皆さんに開かれたものです。現政権に代わる選択肢となり、感染症危機の中にある日本政治に緊張感を取り戻し、新たな政治の流れを作る。これは時代の要請であり、大きな一歩であると確信しています。
しかし、これまで想定してきた選挙協力と連立政権構想だけでは、長期的にはともかく、今まさに現在進行形で進む感染症危機を打開し、国民生活の苦境を救うにはとても間に合わない。そう判断せざるを得ません。
この間、私自身の中にも大きな葛藤と逡巡がありました。これまで苦しい中に、立憲民主党を熱心にご支援いただいた皆さんから、特に厳しい声もいただきました。それは同じく解党する国民民主党、そして苦しい中を無所属で活動されてきた皆さんにとっても同様だと思います。
今回、合流する最大の目的は、こうした問いを正面から受け止め、国会で戦う力をより大きくし、政治の緊張感を取り戻して、国民一人ひとりの声に応えることのできる政治を実現することです。
学費を払えず生活費にも困っている当事者の学生さんから、「政治に私たちは見えていますか?」と問いかけられました。その問いは、今も重く私の胸にのしかかっています。与党も野党も関係ない。政治家は、いったいどこを見て政治をやっているんだ、と。
合流を決断した最大の理由は、新型コロナによる国民生活の著しい危機に対し、日本の政治があまりに無力だったこと。このことに尽きます。危機に際して全く機能しない政府を目のあたりにしました。①情報をださない②給付金が届かない③PCR検査が増えない④説明しない。行政の劣化は明らかでした。
本日10日13時より新党代表党名選挙が行われます。YouTubeで中継いたしますので、ぜひご覧いただければと思います。youtu.be/28vQ5zyzmZs
コロナ感染症が拡大してから、飲食業界、介護職員、学生の皆さんの声を聞いてきました。誰しも人生の中で、自分の力だけではどうにもならない時があります。政治はそのためにあります。現場で苦しんでいる皆さんの壁と私達は向き合い、一緒に闘っていきます。#自己責任から支え合いへ #えだのボイス
ニコ生討論会をご覧いただいた方、ありがとうございました。次はラジオ出演です。#ss954 今夜9月9日(水)特集「野党の合流新党・代表選挙。 国民・泉政調会長VS立憲・枝野代表、ラジオ討論会!」枝野幸男×泉健太×荻上チキ(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時~) tbsradio.jp/517125
20:00からニコ生の討論会に参加します。ネットでご覧いただけます。よろしくお願いします。 【合流新党代表選】候補者ネット討論会 生中継 / ニコ生番組(2020/09/09 20:00開始) live.nicovideo.jp/watch/lv327888… #代表選 #合流新党
先ほど東京都多摩府中保健所を視察し、現場の声を直接お聞きしました。保健所削減の中、一ヶ所で6市104万人という大きな範囲を所管する保健所です。4月以降、保健所では苦情電話への対応や病院との板挟み問題などが重なり、大変なご苦労をされたという悲痛な訴えもお聞きしました。
なぜ無理して横浜にカジノをつくらなければならないのか。政治は、地に足をつけて草の根や市民の声をしっかりと受け止めなければなりません。地元の歓迎していないことをトップダウンで進めていく政治と、草の根から暮らしの声に寄り添っていく政治との明確な対立軸の象徴が、このカジノ問題です。
本日、IR誘致候補地の横浜山下ふ頭を視察しました。IRではなく、港湾事業者や地元主体で観光集客施設を開発する構想をしている「横浜港ハーバーリゾート協会」の皆さんからお話をお伺いしました。百聞は一見にしかず。地元も歓迎していない中、政府に進めてさせてはいけないと強く感じました。
日本記者クラブでの代表選の討論会が終わりました。さっそく記事が出ています。よろしければ、お読みください。#自己責任から支え合いへ 枝野氏、菅義偉長官の「自助」主張を批判 「責任放棄だ」   sankei.com/politics/news/… @Sankei_newsより
#日本記者クラブ で新党代表選討論会を行っています。 暮らしをしっかりと見つめ政権の選択肢となるために合流を決意、立候補しました。コロナ危機は、生きるために不可欠なベーシックサービスの脆弱さを顕在化しました。長期政権が終わる今この時に野党勢力の結集が実現したことは、時代の要請です。
13:00〜日本記者クラブで討論会が始まります。NHKで中継があるようなので、よろしければご覧ください。#自己責任から支え合いへ twitter.com/edanoyukio0531…
【枝野の思いと政見④】国民の命と国益を守る現実的な安全保障・外交政策を推進します。健全な日米同盟を軸に、アジア太平洋地域の国々との連携を強化します。多国間協調の枠組みで気候変動や核廃絶など地球規模の課題に貢献します。辺野古新基地建設中止と地位協定改定を粘り強く交渉します。
【枝野の思いと政見③】社会が大きく変化しているのに、政治は変化に対応することが出来ず、昭和モデルの古い成功体験から抜け出せずに来ました。一人ひとりの暮らし、多様な地域の実情、多様化する価値観などの現実に真正面から向き合い、生き方を自由に選択できる社会へ。#自己責任から支え合いへ
【枝野の思いと政見②】森友事件をはじめ、皆さんの想いを踏みにじる様な政治が、この7年8ヶ月の間に常態化してしまっています。立憲主義に基づく真の民主政治を取り戻し、政治や行政の信頼を回復させ、「機能する政府」を実現します。#自己責任から支え合いへ
【枝野の思いと政見①】新自由主義的傾向が、過度な自己責任論や目先の効率性に拘泥した市場万能主義をもたらし、格差と貧困の拡大や社会の分断、少子高齢社会における将来不安を強めてきました。コロナ対策を強力に推進し、命とくらしを守る支え合う社会をつくります。#自己責任から支え合いへ
新党に集う仲間とともに、命とくらしを守る綱領に沿って政治を進めていきます。#自己責任から支え合いへ 「国民民主党は立憲民主党より右だとかよく言われますが、全然違います」 - 木下ちがや|論座 - 朝日新聞社の言論サイト webronza.asahi.com/politics/artic…