相沢沙呼(@sakomoko)さんの人気ツイート(新しい順)

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『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が「このミステリーがすごい! 2020年版」の国内編にて、ランキング一位となりました。投票してくださった皆さま、読んでくださってありがとうございます。そして、支え続けて下さった読者の皆さんも、本当に本当にありがとうございました!
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原書房さんの『2020 本格ミステリ・ベスト10』において『medium 霊媒探偵城塚翡翠』を一位に選んで頂きました。ミステリ作家としては大変名誉なことです。投票して下さった皆さん、読んで下さってありがとうございました。そして支え続けて下さった読者の皆さんにもお礼申し上げます。ありがとう!
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『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の四刷が書店さんに並び始めております。こちら、オビが変わりまして、とても良い雰囲気になっています。表の綾辻先生、有栖川先生のコメントに続き、裏側にはmediumを読んでくれた作家さん達のコメントがずらり! 皆さまありがとうございます〜!
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声優さん達って、この「物語を読み取る力」がものすごいんだな、と思いました。ただの文字の羅列を汲み取って自分の世界に取り入れ、再解釈を試みながら、それを自分の身体を使って表現する……。そこがめっちゃ凄いなって……。語彙力が崩壊してうまく伝えられないんだけれど(笑)
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それが、なんだろう、声優さんの演技を通すと、たった一声で通じる。前後の文章も、繰り返しの強調も、なにも要らない。たった一言。彼らの言葉を通すだけで、そこにあらゆる情報が含まれていることに気付かされる。
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それは声の情報量の偉大さ、というのでしょうか……。なにを当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、とにかく、声に含まれている情報量って凄いんだなって、強く実感しました。
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あるいはもしかすると、あれは「この台詞量!! やりたく!! ない!!!」って思っていた表情なのかもしれませんが、神谷さんに限ってそんなことは欠片も思っていないはずなので、完全に僕の気のせいだと思います。
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それでも監督は大丈夫って仰ってくれたし、神谷さんは探偵の台詞量を確かめるなり、覚悟を決めたように瞑目して天を仰いでいらっしゃったので(あくまで僕の印象です)、早速イメージトレーニング中なんだな、きっと大丈夫だろうなって、そう思っていましたよね。
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観て下さった皆さん、二時間半、集中するの、疲れましたよね? 演者の皆さん、特に探偵役のお二人、集中力、めちゃくちゃ必要でしたよね? フハハハハ、犯人は俺だ……。
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確かに、このままだと味気ない感じがする。僕も人間ドラマは欲しい。だが、これ以上、台詞を増やしていいものなのか? はたして公演時間はどうなる? でも神谷さんの期待にも応えたい。ちょっと追加するくらいなら、きっとそんなに変わらないはず……。きっと……。たぶん……。
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なので、初稿は必要最低限の要素を詰め込んだお話で、矛盾のないロジックと、最小限のドラマ、という感じのお話になっていました。ただ、最小限すぎたかな、とも思っていて……。神谷さんから「もっと人間ドラマが欲しい」というご意見を頂きました。
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リーライ振り返り話、その2です。 さて、前回まではお仕事を受けた経緯と、脚本ができるまでをざっくりとお話させてもらいました。シナリオ担当なので、シナリオが完成するまでが自分のお仕事なわけです。僕の役目はもうここで終わったも同然でした。そう。さこもこは、そう思っていた……。
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ありがとうございます。こちら、とてもたくさんご要望を頂いております。ノベライズ、時間かかると思いますが、いずれ講談社さんで出せたらいいな、と思っております。 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/messages/57452…
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それはもうKiramune Projectさんに突撃してください。複製台本とか嬉しいですよね。僕にお金も入ると更に更にうれし(ry #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/messages/05893…
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今日も振り返りツイートできない気がするので、初稿時の一部の写真でお茶を濁します……。けっこうセリフが削られたり増えたりしています。ここは正次自身のセリフで表現する方が良いと思って変えてますね。
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新刊『medium 霊媒探偵城塚翡翠』も、よろしくお願いしますね。リーライ観てくれた人が読んでくれたら嬉しいな、と思って、ちょっとした小ネタを挟んでいます。事前に読んでくれた人たちがいたのは嬉しい誤算でしたが(笑) honto.jp/netstore/pd-bo…
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そんなこんなで脚本が出来上がったわけです。そう。脚本が出来上がった。そのときのさこもこは、そう思っていた。僕の仕事はもうこれで終わりだと……。 あ、時間も遅くなっちゃいましたので、また次回に続くということで、今日はこのあたりで……。
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興奮してハイテンションになりながら、「頭の中を密室に喩えるんですよ! 帰ってタイトル回収できるように原稿を直しますんで〜〜!」と説明するさこもこは、閃いた探偵みたいに挙動不審だったかもしれない……。
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ダブルミーニング大好きマン&タイトル回収大好きマンとしては電気が走りましたね。神谷さんを助手役に喩えてしまうのは大変申し訳ないですが、正に助手の言葉で閃く探偵役の気分でした。こういうことがあるから、創作ってやめられない。 「それですよ。密室の中の亡霊、です!」
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タイトルを決めるのは得意と自覚していたので、アイデアがすぐに出てこないことに焦りました。そこで、一緒に考えてくださっていた神谷さんが、ぽつりと一言を漏らす。 「この幻視の登場人物は、彼の頭の中にしかいないわけですよね……」
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「二人の関係性とか、過去の事件とかが想起できるタイトルにできれば……」と、神谷さんの望まれる方向性をお聞きして、うーんと首を捻る。ところが、僕もすぐには思い付かず、ちょっと困った。これは持ち帰る必要があるかもなぁ、と思いました。ただ、スケジュール的にはこの場で決めるのが望ましい。
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ただそのままではひねりがないし、「もう少しドラマに絡んだタイトルにしたいですね」と神谷さんが仰ったので、その場にいた皆さんでタイトルを考えることになりました。とはいえ、なかなか妙案が思い付かず、長いことううーん、とみんなで首を捻る打ち合わせだったと思います。
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ちなみに、タイトルが決まったのは、この打ち合わせのときでした。それまでは仮タイトルのツモリで「幻視探偵」とだけ付けていました。特に誰からも突っ込まれなかったので、「幻視探偵 黒書館殺人事件」とかにするのもいいかなーと考えていました。
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そんなこんなで脚本を書き上げて、この企画に入ってからの初めての神谷さんとの打ち合わせ。 「これ……。探偵役の、台詞が……、大変……、ですよね……」 なにかを察したかのような神谷さんの呆然とした表情を観ながら、「神谷さんなら大丈夫と聞きました」と答えたさこもこであった。
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なのでこのシーンを生で観たときには、もう感情が、感情が……。う、目から汗が……。