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先日動物園でオカピを眺めていたら、隣にいた大学生が、友達に「キリンになり損ねたコイツは、なんで生きてるの?」と尋ねていた。なんだその質問は?!と聞き耳を立てていたら、「いや、コイツはキリンのノリで生きてるの?それともウマ系のノリなの?」と続いて、それは中々良い質問かもと思うなど。
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深い森の中でキリンのノリで生きているって感じかなぁーと心の中で思いながらその場を離れました。キリンと比べるから首が短く思えるだけで、偶蹄類の中ではオカピも結構首長い方なのですよね。
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オカピは、キリン科の中では巨体化していった側のグループに属する可能性が高いと考えられていて、キリンのようなスレンダーに背が高くなっていったグループではないので、別に「キリンになり損ねた」訳でもないんだよなーと思いつつ。それがオカピのノリですかね。
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「キリンやダチョウの膝っぽいところは、実は膝ではなく『かかと』です」
という解説記事が東洋経済オンラインに掲載されました!ぜひご覧ください🦒
(新刊「キリンのひづめ、ヒトの指:比べてわかる生き物の進化」からの抜粋記事です)
toyokeizai.net/articles/-/621…
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デザイナーの川崎和也さんが作成されたキリン用ハイヒール👠🦒 twitter.com/AnatomyGiraffe…
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尊敬するキリン研究者Dagg先生が来日なさるということで、カナダ大使館でご本人をお招きして半生を描いた映画の上映会を行います。学生時代からDagg先生の教科書を読んで勉強してきたので、ご本人にお会いするのがとても楽しみです。貴重な機会ですので、ご興味ある方はぜひ🦒 twitter.com/CanadaNihon/st…
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本日10月18日は、#世界オカピの日 です。発見から121年が経過しましたが、未だに謎多き美しい生き物です。
ところで、世界オカピの日が制定されて以来、なぜ今日がオカピの日なのかわからないままなのですが、なぜなんでしょう?発見日や発見者の生年月日等とは関係なさそうなので、保護財団関係かな?
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東京国立博物館で開催中の国宝展に、日本に初めてやってきた生きたキリン「ファンジ」の剥製が出ているので必ず見に行こうと思っているのですが、中々時間が取れない…
今回の公開に合わせて、がっつりと補修が入り、以前よりキレイになってのお披露目です。来日から115年、約100年ぶりの東博帰還🦒
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ファンジの剥製は関東大震災を経験しているし、ファンジの相方「グレー」の剥製は(おそらく)保管施設の大きさの問題で既に廃棄されてしまっているし、「ただ残すだけ」ということがどれだけ難しく、大変なことなのかを改めて痛感します。
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何に使うのかはよくわからないけれど(花瓶?ジョウロ?)、最高にクールなプレゼントをいただきました🦒🦒🦒
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またキリンの事故死…。
私の個人的な意見ですが、キリンの首は左右方向の力にはかなり強いですが、長軸(引っ張り)方向の力にはさほど強くない印象です。角を引っ掛けてしまい、首を引き抜くように引っ張ることが致命傷に繋がってしまったケースもあるように感じています。
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今夜のHUMANIENCE(NHK BSプレミアム PM10:00〜)、めちゃくちゃ面白そう!!!予告の犬の肛門も可愛いし、「”肛門” ヒトが隠した羞恥の穴」というタイトルも良い。
nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR…
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ツキノワグマの末節骨、めっちゃ笑顔🙂
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おお〜すごい!
キリンでは、茶色いパッチの辺縁部の皮下に血管が発達しているのですが、そのあたりが低温になっているように見えますね。茶色い部分には、白い部分よりも大きな汗腺があるので、汗の蒸発によって温度が下がるという説があります。汗腺が大きい場所に血管が発達しているのでしょうね〜 twitter.com/FukuyamaZoo/st…
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東京科学博物館(現・科博)、開館時に天体観測設備と生理解剖標本を作って15000円(現在の価値で3-4000万位?)の借金を負ったけど、「国民の科学知識を普及する博物館が設備の費用を払えぬようでは国家のために嘆かわしい」と水戸市駅前旅館の主人が12000円寄付してことなきを得たらしい twitter.com/AnatomyGiraffe…
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1907年に日本に初めて生きたキリンがやってきた時、明治天皇が御観覧なさったのですが、陛下が動物園にいらっしゃったのではなく、キリンの方が宮内庁に出向いたそうで、度肝抜かれた。
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「大阪市博にはもうマッコウクジラの骨格標本があるんだから、もういらないんじゃないか」というご意見をちらほら見かけるのですが、博物館は一種につき一個体の標本があれば良いというものではないです。いくつも集め続けてはじめて、雌雄の違いや大人と子供の違い、昔と今の違いがわかるからです。
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それに、今はどちらも同じマッコウクジラですが、今後様々な研究が進んでいって、マッコウクジラがいくつかの種に分けられる可能性だってゼロじゃないわけです。「かつては同種として博物館に保管されていたものが、最新の分析によって別種として報告される」なんてことも割とよくある話です。