「優しく教えてダメだったから、厳しく教えている」という主張を聞きますが、「優しく教えてダメなら、さらに丁寧にわかりやすく教える」というのが本来の考え方。優秀で向上心が高い人の中には厳しく教えた方が伸びるという人も稀にいますが、普通の人は厳しく教えたら普通に逃げます。
いじめがない学校学級を拝見することがありますが、多くの場合「いじめをしてる時間があるなら、もっと面白いことに時間を使う」という適切な活動にエネルギーを注ぐ価値観を子どもたちがもっていることが大きいと感じる。各々の趣味思考を尊重し、自己を深める大切さこそいじめ予防には大切。
ASDの人は「なんでこれやるんですか?」と純粋に理由を聞くことが多いのですが、「なんで?」と聞かれると「この人はやりたくないんだな」と邪推したり、「逆らうなんて生意気な子だ」のように反抗と感じる人は一定数存在するので、この辺りの誤解を解いておくとトラブル予防に効果的だったりします。
発達障害について学ぶほど、子どもの行動が理解できるようになり、結局子どもは何一つ変わってないけど問題が消えたという事例がたくさんあるので、私は「まず知る」というファーストステップを大切にしていきたい。
発達障害の特性が軽度のグレーゾーンの子ほど、早期に支援を入れれば困り感の減少に繋げやすいのだが、現状はグレーゾーンと言われると、とりあえず様子を見ましょうと判断され、より深刻な状況になるまで放置されることが多いのはなんとかしたい。
「発達障害は困ってなければただの個性」と言われると「周りが困っているんだよ!」と返されますが、もちろん困っている人とは周囲の人も含まれますので、SSTやABAなど本人が適切な行動を覚える練習も必要ですし、周囲の人の理解や全員が過ごしやすい環境調整等の総合的なアプローチが必要になります。
発達障害がある子は、「周囲はできるのに、自分はできない」という状況に直面しやすい。だからこそ「強みを伸ばす」ということが大事になります。 できないことがあるのは想像以上にメンタルに負担がかかります。しかし、「これはできる!」という事実があることが心を支える大きな柱になります。
昨日、ぼーっとしている女の子に「何考えてるの?」と聞いたら、「先生はブルベ冬のストレートなので、その色と形の服は似合わないと思います」と謎の診断を言い渡され、ファッションについて厳しい指導を受けたので近々服を新調する予定です。
「担任の先生による対応が悪く子どもが不登校になった」という相談を受けることがあります。先生と子どもの相性や各々事情もあるでしょうが、このケースで「同学年の別クラスに移動する」という対応が極端に少ないのが気にかかります。私の地元では校長先生の裁量でクラス変更するケースもありますが、
最近、法人で事務員さん(正社員 or パート)を募集したのですが、条件に「テレワーク可能」とつけたら、予想以上に「困難を抱える子を子育て中の親御さん」の方から応募を多くいただきました。 子供の送迎に時間がかかる、緊急の対応で抜けることが多い、など条件を考えると、テレワークでないと↓
厳しい親御さんが多くいることに気づき、もしかしたら、子育て中の親御さんが社会参加するには、テレワークかつ、同一賃金同一労働の雇用を増やすことが色々な課題解決・社会貢献になるのでは?と感じました。 今後はそのような雇用を少しずつ増やしていければと素人経営者の頭で静かに思考中です。
一応今は、困難を抱える子を子育て中の親御さんを一名雇用させていただいていますが、同一賃金同一労働でフレックス労働制を導入、週20時間以上で雇用保険、30時間以上で社会保険にも加入可能、仕事柄、子育ての大変さは知っているので、何かトラブルがあり緊急で抜けても支障は少ない(はず)です。
給与・福利厚生は足りない知恵を絞って生産性を挙げて頑張る(笑)そんな感じで、少しずつ良くしていければと考えています。 業界的には障害者雇用を進めるなども頭にあったのですが、今はテレワークの仕事を増やして、子育て中の女性が柔軟に働けて、子育てと両立できる環境を増やしていくことも↓
日本の教育を良くしていくためには、大事なのではないかと感じます。 色々書きましたが、経営初心者なので全然的外れなのかもしれません。未熟者なので個人の意見として受け取っていただければ幸いです。 #徒然日記
以前、発達障害の当事者と話したときに「『障害がある子とない子がともに学ぶことで、多様性を学ぶことができる』って言うけど、そもそも障害者は定型発達の教材じゃない!」という言葉は、私の指針になっている気がします。
特別支援教育は、「障害児のための教育」ではなくて、「全ての子供の困り感に寄り添った教育」という意味なので、汎用性は高いし、ぜひ学んでほしい😊
日本自閉症学会が声明です。強度行動障害を抱える子を受け入れ可能な施設が少ないという点も、大きな論点かと思います。福祉の民営化を進めても営利面から困難な子どもの排除が必ず発生するため、公的な受け入れ施設をどう増やす方法を考えることも重要かと感じます。 autism-japan.org/action2/2022/2…
何度も呟いているんですが、「子どもがADHDで暴力を振るってしまう」という相談を受けますが、ADHDは「注意力の困難」であって、暴力や他害行為をする原因は、本人に合わない環境で過ごしたり、無理解な人との関わりによって学習した行動です。「ADHD=暴力的」というイメージは払拭していきたいです。
電車で隣に座った人が、友達らしき人に「大丈夫!ワーキングメモリを鍛えれば発達障害はよくなるし、お母さんが触れ合ってセロトニンとオキシトシンを出せば治るから!」と力説しており、世の中って怖いなと強く感じている。
「特別扱いはしません」ではなく、「全員特別扱いします」という姿勢が求められてくると思う。
ASDの子は、叱るよりも指導内容を細分化して、少しずつ成功体験を積んで覚えていくのが大切なのは、その通りなのですが、人間関係の理解やマナー等は、友達に怒られる、好きな子に断られる等のマイナス体験がないと身につかないことも多く対人スキルを成功体験だけで覚える難しさを強く感じます。
後で読もう。 自閉症原因は胎児期の造血系細胞の異常、神戸大学が解明 univ-journal.jp/158035/
「共働きで子供を見る時間がなくて大変です」という相談に「祖父母や親戚を頼ることはできますか?」と聞くと、「祖父母も共働きで定年後も働いています」という回答が増えたので、そりゃあ地域で子供を見れなくなるわけだわと納得しつつ日本は大丈夫なのかと感じる。
保育園に預けても、風邪や園内感染で預けられず、仕事を休まざる終えないこともほとんど(特に、冬は半分以上預けられない)ベビーシッターなどの預け先が充実しているわけでもない。しかし働かないと生活が成り立たない。福祉の崩壊は国の崩壊とはまさに。
親戚に良さそうなデイサービスを見つけたと言われて見てみたら、想像以上に笑顔に溢れたデイサービスで朝から吹いてしまった(笑) 〈las-vegas.jp/shop/yokohamat…