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「特別支援が必要な子」と聞くと「こんな子、昔はクラスにたくさんいたよ!」と反論される先生もいます。
でも昔、配慮なしで通常級にいた「こんな子」が、今どこでどのような人生を送っているのか知っている先生はほとんどいません。
「昔はよかった」と、簡単にすませる問題ではないのです。
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聴覚障害の人に「話を良く聞くようにする」という目標は設定されないが、
社会性の障害である自閉症の人に「相手の気持ちを考える」
注意力の障害であるADHDの人に「集中力を身につける」
読字困難のLDの人に「音読をできるようにする」
という目標が当然のように設定される不思議さに気付こう。
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「特別支援学級、特別支援学校へ入る子が増えすぎてお金も人も足りない!」という行政の意見には「本来適切な教育にはこれぐらいお金がかかるものよ」という意見を返させていただきます。
#今までが安くすませすぎ
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円柱を「えんばしら」って読む子が多すぎる問題。
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宮尾先生の新刊のテーマがすごい。
確かに需要はありそう...
子どもの面倒を見ない。お母さんとの会話が少ない お父さんが発達障害とわかったら読む本
amazon.co.jp/dp/4309249922/…
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小学校から中学校に上がると不登校の数が数倍に跳ね上がるため、中学校に課題があると考える人もいますが、反対に「学校にいかない」という意思表示をできるように成長したとも言えます。
小学校では拒否感があっても我慢をしている児童も多いため、単純に中学校教育に課題があるだけとは言えません。
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一般論ですが、一斉授業はIQ85未満の子供には厳しく、IQ115以上の子には簡単と言われる「普通の子を対象とした教育」です。
そしてIQ85~115は子供の約7割であり、逆に言えば3割は弾かれる可能性が高いと言えるため、むしろ3割の弾かれやすい子のための教育の場所を作っておく方が現実的と言えます。
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公立で不登校児童専門の中学校を開校とはすごい。
そもそも不登校が既存の学校に合わない子が大半なので、環境そのものを変えるこの取り組みは全国の自治体でも参考にして欲しい。
forbesjapan.com/articles/detai…
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「暴力的なゲームをすると子どもが暴力的になる」という意見に「そんなことない!うちの子は恋愛ゲームばっかりやってるけど彼女ができたことはない!」という反論に理屈を超えた説得力を感じる。
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「発達障害は生まれつきのもので、子育ての仕方は関係ない」と紹介すると、「いや!親の育て方も関係してる!」と遺伝や胎内環境の話などを出してご意見をいただくことがあるのですが、一番の問題は「親の責任にしても何も解決しない」という点ですので、ぜひその点を抑えていただきたい。
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心理士さんが、
◯統合失調症=体験が現実か想像かわからなくなる
◯PTSD=意思とは無関係に最悪の記憶へ心が引き戻される
◯うつ病=過去の後悔に囚われる
◯不安症=未来に起こる不幸を感じ過ぎる
と紹介していてわかりやすかった。単純化しすぎてはダメだけどイメージを持つには良いかと思う。
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ASDの子の行動は不安から来るものも多いと伝えると、「不安なら励まして背中を押せば大丈夫!」とあまり不安による困り感が伝わらないことが多いので「恐怖を感じやすい」という表現の方が伝わりやすいのでは、とパッと思った。励ましたくらいではなんとかなるものではないのよな。
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とうとう来ましたね。
“APD=聴覚情報処理障害は、脳の神経機能の問題が原因と指摘されていますが、詳しい原因は不明で明確な治療法もありません。
研究グループは、今年秋頃から大阪と首都圏を中心に小中学校と高校のおよそ5000人を対象に調査を始めることにしています。“
www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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やはり復活しましたね。保護者が直接申請できるのは大きい。
“昨春の一斉休校を受け、厚労省は昨年度、働く保護者を支援するための「小学校休業等対応助成金・支援金」を創設。企業が活用に応じない場合は、保護者が直接申請できる仕組みも作った。“
news.yahoo.co.jp/articles/129ca…
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年配の方が「発達障害なんて昔はたくさんいた!社会が受け入れる余裕がないだけ!」と元気に主張されていて、「一理ある」と思う一方で、「昔たくさんいたという発達障害の人のその後をあなたは本当に知っているのか?」という疑問も持ってしまう。なんでも昔はよかったで済ませてはいけないよな。
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特性が強くトラブルが多かった子の親御さんが「担任の先生が良い方ばかりで本当によかった」と言い、特性はあるがおとなしく子の親御さんが「理解がない先生ばかりで正直きつかった」と話されることが多く複雑な心境。制度の限界とも言えるが「おとなしい人が損をする」という状況は改善したい。
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何を持って「普通」と思うかは人それぞれかとは思いますが、「普通の子」だと思う子がいたら、それは「よく知らない子」「寄り添えていない子」なのではないかと意識して関わるのは一つのアプローチなのではないかと思っています。
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担任時代、4月に出会った子ども達はみんな普通の子に見えていたのですが、一緒に過ごす中で一人ひとりの性格や趣味嗜好の違いがわかってきて、3月には「みんな変な子だな」と感じていたので、「普通の子とはよく知らない子を指すんだな〜」と思っていました。
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発達障害を抱える子が「叱られてもニヤニヤ笑っている」という状況は、
・謝ってもできない(だから笑ってやり過ごす)
・心は傷ついている(笑って変なやつになった方が楽)
というできないことで叱られ続け、心が傷ついた結果、獲得した行動です。早急に配慮と支援を入れて欲しいと思います。
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発達障害を抱える人に二次障害が多いのは「頑張っているのに怒られる」という理由は大きい。
サボって失敗するなら納得できるが、努力してるのに成果も出ず、周囲からも認められないからこそ辛い。
できなくてもいいので努力していることを認めて欲しい。そして適切な支援と配慮を届けて欲しい。
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一人目の子どもが男の子で、
・やんちゃで多動
・いうことを聞かない
・理解できない行動が多い
とまるで宇宙人のように感じることから、お母さんが発達障害を疑って病院に行ったら「ただの男の子ですね」と言われたエピソードが色々考えさせられる。
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ADHDの人が衝動性を発揮して、会話時にちょっとだけ話しを盛ってしまう問題は、子どもの時は許されるが、大人になるとバレたときに非常に印象を悪くするので、小さい時から「うそ、ちょっと盛った」とすぐに訂正するフォロースキルを教えるのは割と大事かと思います。
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先日ベテランの先生の方から「親の育て方が悪いと発達障害になりますよね?」と普通に質問されて驚いた。
しっかり意見を聞いた上で「育て方で発達障害になることはない」と否定させていただいたが、まだまだ現場でそのように感じる先生は多いということ。地道に啓蒙活動を続けていきます。
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「特別支援学級の子が増えている」のではなく、「通常学級に合わない子が元々これぐらいいた」という話なのだと思う。