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よく社会問題を扱った作品なんかで「考えさせられるね」みたいに、他の人よりちょっと偉くなった気分にさせられるけど、それが娯楽の一つなんだということは自覚しておきたい。「あー笑った笑った」「泣いた泣いた」とたいして変わらない。「あー考えさせられた考えさせられた」
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「かあさんが夜なべをして手ぶくろ編んでくれた」って歌、もの悲しいメロディで美談ってことになってますが、ああいう細かい手作業って脳内快楽物質が出ちゃうんで、ガン決まりになって編んでる可能性ありますよね。徹夜で編んじゃうスケジュール管理メチャクチャなのは多分キマってる可能性ある。
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昔、フィリピン映画は苦悩する人ばっかり出てきて、なんでかというと現地の人は「全く苦悩しない」ので、エンタメとして「苦悩」を見に行く、という話を聞いたことがある。日本映画の予告編が絶叫と泣き演技ばっかりなのは、日本人が人前では絶叫も泣きもしないことが関係あるかもね。>RT
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「うる星やつら」のリメイクは諸星あたるという人物をどうするかにかかっている。諸星あたるみたいなC調好色キャラが現実世界にはいなくなったにもかかわらず、ラムの電撃やシティハンターの100トンハンマーだけが形骸化して残っているのだ。
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「謝ったら死ぬ病」の人は本人が「謝っても殺す病」だからです。
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金子信雄はTVでは絶対に悪役をやらなかった。「TVの客はドラマと現実の区別がついていない」というのがその理由。
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【怪獣はなぜか日本によく出る問題】
僕がウルトラマンX16話で「怪獣の20%が日本に出現し、他の地域の平均の87倍」みたいなセリフで参考にしたのは「地震が起きる確率」でした。
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タイプチェンジ形態のカラーリング、「みんなが一番見るのは顔で、顔が銀色な時点でたいして変わらない。いっそ顔を赤くすれば?」ということになり、イメージ画の顔をマジックで赤く塗ったら「おお、レッドマンだ!」「プロレスラーみたい」とみるみる盛り上がった。
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これはチコちゃんにも言えることで、チコちゃんが立ち向かうべき「世の中の常識」が全然ヘロヘロになっているにもかかわらず、チコちゃんだけが(あまり深く考えず)80年代の毒舌キャラを持ってきているおかげで、ただ暴力的で嫌な女になっているという不幸。
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ツイッターを見て腹が立ったら「あー怒った怒った」と回線を切る。自分と関係ない問題で「怒る」のもひとつの娯楽なんだから。
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スターウォーズがどんどんつまらなくなっていくのは延々ジェダイとシスの話ばっかりやってるからだ。善か悪かしかない物語は畑がやせていくばかりだ。現に善悪どっちでもないマンダロリアンはあんなに面白いじゃないか。
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昔は監督が現場でパワハラしまくってスタッフが失踪なんてざらにあったが、そういう監督はだんだん仕事がなくなっていった。誰にでも腰が低くおだやかな周防監督見たいな人が残ったね。
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映画界健全化の一番の対策は「打ち上げ禁止」でしょう。チームの結束のために「酒を飲む」という体育会系文化にすべての間違いの元がある。最近はコロナ騒動ででだいぶ健全化されたと思うけど。
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樫原監督に「昭和の仮面ライダーは連合赤軍事件が影を落としている」と言われて、なるほど(アジトという言葉、ゲバコンドル、鉄玉クレーンなど)。今回シン・ショッカーの根本にあるのは「個人の内面・幸せの追求」でなんだかカルト宗教みたいなのである。キイになる人物はカルト二世。まさに時代。
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野球と政治と宗教とスターウォーズとアニメと特撮の話は喧嘩になるからしないほうがいいですよね。
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タイカ・ワイティティが今度スターウォーズ撮るんだけど、インタビューで言ってたことに同意する。「年表の隅っこの誰誰の前日譚ばっかりやってると、物語が委縮する」