金子信雄はTVでは絶対に悪役をやらなかった。「TVの客はドラマと現実の区別がついていない」というのがその理由。
タイプチェンジ形態のカラーリング、「みんなが一番見るのは顔で、顔が銀色な時点でたいして変わらない。いっそ顔を赤くすれば?」ということになり、イメージ画の顔をマジックで赤く塗ったら「おお、レッドマンだ!」「プロレスラーみたい」とみるみる盛り上がった。
「かあさんが夜なべをして手ぶくろ編んでくれた」って歌、もの悲しいメロディで美談ってことになってますが、ああいう細かい手作業って脳内快楽物質が出ちゃうんで、ガン決まりになって編んでる可能性ありますよね。徹夜で編んじゃうスケジュール管理メチャクチャなのは多分キマってる可能性ある。
「謝ったら死ぬ病」の人は本人が「謝っても殺す病」だからです。
ニューデイズで売ってる凄いお握り「すごおに」。ハムカツに焼きそばとたこ焼きがはさんであるという気が狂った商品で、すっかり胸焼け中ですよ。
「うる星やつら」のリメイクは諸星あたるという人物をどうするかにかかっている。諸星あたるみたいなC調好色キャラが現実世界にはいなくなったにもかかわらず、ラムの電撃やシティハンターの100トンハンマーだけが形骸化して残っているのだ。
これはチコちゃんにも言えることで、チコちゃんが立ち向かうべき「世の中の常識」が全然ヘロヘロになっているにもかかわらず、チコちゃんだけが(あまり深く考えず)80年代の毒舌キャラを持ってきているおかげで、ただ暴力的で嫌な女になっているという不幸。
ロボットアニメにこういう感じの人がいなくなったのは大きな損失だと思う。
宝田明さんとギャルショッカー
映画界健全化の一番の対策は「打ち上げ禁止」でしょう。チームの結束のために「酒を飲む」という体育会系文化にすべての間違いの元がある。最近はコロナ騒動ででだいぶ健全化されたと思うけど。
「目上にお酒を注ぐ」というマウンティングがあり、「説教」というハラスメントがあり、「女の子がいると盛り上がる」という、問題の満漢全席ですよ飲み会は。
園子温も相米慎二もつかこうへいも「役者を罵倒して泣かす演出術」を撮ってた監督たちは今後全員焼かれていくだろうからざまあみろ。
昔は監督が現場でパワハラしまくってスタッフが失踪なんてざらにあったが、そういう監督はだんだん仕事がなくなっていった。誰にでも腰が低くおだやかな周防監督見たいな人が残ったね。
しかも腰が低く穏やかな監督の方が傑作が多いし興行収入も上なんだよ。
「私が生産者です」
マカロニ史劇に出て来るハリボテ怪獣はカーニバルの山車の技術の延長だし、カレル・ゼマンの特撮はチェコの人形劇の系譜だと思う。特撮をどう考えるかはその国の芸能・お祭り文化に深く関係してるようだ。日本は歌舞伎と文楽の世界だから着ぐるみ怪獣になるのかも。
歌舞伎に出て来る怪獣
【怪獣はなぜか日本によく出る問題】 僕がウルトラマンX16話で「怪獣の20%が日本に出現し、他の地域の平均の87倍」みたいなセリフで参考にしたのは「地震が起きる確率」でした。
ケムラーが「前後逆にしたカブトムシ」だって気づいた人偉い。
朝の番組に中川翔子が出ていて、ますますダーククリスタルのキャラ味が強まっており、ジム・ヘンソンのスタッフが三人がかりで動かしているさまを幻視した。
昔、フィリピン映画は苦悩する人ばっかり出てきて、なんでかというと現地の人は「全く苦悩しない」ので、エンタメとして「苦悩」を見に行く、という話を聞いたことがある。日本映画の予告編が絶叫と泣き演技ばっかりなのは、日本人が人前では絶叫も泣きもしないことが関係あるかもね。>RT
タツノコプロの女性キャラはみんな中原淳一の顔をしている。ということは浅丘ルリ子の顔をしているのだ。
このへんのミッド70年代センスたまらんな
野球と政治と宗教とスターウォーズとアニメと特撮の話は喧嘩になるからしないほうがいいですよね。
そう言われてみれば、これだけサメ映画がありながら、ポスターの配置はずっと「JAWS」のままだ。たまにはサメを逆にしたメチャメチャ怖いビジュアルのポスターがあってもいいのでは。