このへんのミッド70年代センスたまらんな
タツノコプロの女性キャラはみんな中原淳一の顔をしている。ということは浅丘ルリ子の顔をしているのだ。
しかも腰が低く穏やかな監督の方が傑作が多いし興行収入も上なんだよ。
みんながサッカーで盛り上がってる時、「ステゴサウルスのオスが交尾するためには、めちゃめちゃペニスが長かったはずだ」という洋書を読んでいる。
歌舞伎に出て来る怪獣
樫原監督に「昭和の仮面ライダーは連合赤軍事件が影を落としている」と言われて、なるほど(アジトという言葉、ゲバコンドル、鉄玉クレーンなど)。今回シン・ショッカーの根本にあるのは「個人の内面・幸せの追求」でなんだかカルト宗教みたいなのである。キイになる人物はカルト二世。まさに時代。
タイカ・ワイティティが今度スターウォーズ撮るんだけど、インタビューで言ってたことに同意する。「年表の隅っこの誰誰の前日譚ばっかりやってると、物語が委縮する」
「目上にお酒を注ぐ」というマウンティングがあり、「説教」というハラスメントがあり、「女の子がいると盛り上がる」という、問題の満漢全席ですよ飲み会は。
「せいぜいご利用ください」の「せいぜい」は「どしどしご応募ください」の「どしどし」と同じような意味なのに、ドラマの悪役が「せいぜい頑張るんだな、わはははは」とか使いまくったせいですっかりネガティブな言葉になってしまった。
園子温も相米慎二もつかこうへいも「役者を罵倒して泣かす演出術」を撮ってた監督たちは今後全員焼かれていくだろうからざまあみろ。
知り合いが「孤独のグルメ」でデッカイ蟹の作り物を作ったらしいので、みんなで画面に拍手喝采などした。実質二日で作ったそうだが、絶対接着剤の匂いが抜けてないはずなので、主演の人は頭がクラクラしたと思う。