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「要支援」を介護保険サービスから外して、市町村の裁量事業に移行。ボランティア・NPOに担わせるとしているが実質的に「軽度者ぶった切り」。 |介護保険、軽度者向けサービス見直しへ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) yomiuri.co.jp/national/news/…
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自民党(@jimin_koho)御中。拝啓、自民党の厚生労働部会の議事録資料その他が一切非公開で(ペーパー公開は記者クラブのみ)非常に困ります。政策形成過程、厚生労働部会その他の部会の資料及び議事録をすべてオープンにしてください。→jimin.jp/activity/confe…
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民主党に政権交代した際の唯一最大の「進歩」は、なんといっても情報公開。審議会は動画で即時配信、資料と議事録もなるはや配信。ルビ、手話通訳、情報保障付きです。これができないなら「後退」です。 |「障がい者制度改革推進会議:総合福祉部会」mhlw.go.jp/bunya/shougaih…
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生活保護法が変わろうとしているのに、止められない。誰ひとりとして、本気で止めようとはしていないから、止められない。
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日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:生活保護の利用を妨げる「生活保護法の一部を改正する法律案」の廃案を求める緊急会長声明 nichibenren.or.jp/activity/docum… @jfba_snsさんから
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公的扶助は、最後の砦。今、最低生活保護基準を切り崩したら、後世の教科書に載る。
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(ちなみに)生活保護法改正案を作成するにあたって自民党PT(プロジェクトチーム)の中心であらせられた片山さつき先生の御解説はこちら。抑制感、締め付け感、専門家主義感、申請書類至上主義感がひじょうにわかりやすくまとめられています。: satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/78686…
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腐っても、良識者なら「弱者の味方」。<公>が公的扶助から撤退したら、一体誰が、最後の最後で個人をたすけられますか。こういう類の仕事は、アウトソーシングも撤退も外注も市場化も、基本的にはできません。
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何が問題なのか①「改正案には、①違法な「水際作戦」を合法化する、②保護申請に対する一層の萎縮的効果を及ぼす、との二点において、看過しがたい重大な問題がある…」
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何が問題なのか③「しかし、現行生活保護法24条1項が、保護の申請を書面による要式行為とせず、かつ、保護の要否判定に必要な書類の添付を申請の要件としていないことと比べて、また、口頭による保護申請も認められるとする確立した裁判例に照らして…」
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何が問題なのか④「保護申請権の行使に制限を加えるものであることは明らかである。」…明らかな急性期の救急搬送時の処置に「患者が証明書を用意できた後で処置します」と言う医療機関は(実際には残念ながらあるが)ない。生保の口頭申請保護は、救急搬送みたいなもの。
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何が問題なのか⑤家がなく住民票がない申請や、倒れてから医療機関に救急搬送されての申請を(実際にはこれらもNPOが同行するケースですら水際作戦がなされてきたが)論理的に支えてきた急を要する口頭申請の許容がなくなることが、いかに危機的か、行政の窓口で立ち尽くした人はみなわかるはず。
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何が問題なのか⑤資産照会や扶養親族照会等のミーンズテストは、申請を受理して保護してからでもやれる。今、保護が必要な人を保護しなければならない時に、生きてきて生活保護を申請するような時に、その人が死ぬかもしれない時に、「すべからく、書類を揃えてから来い」と改正案は言っている。
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本国から「亡命」してきた難民に、入管が言うことと非常に酷似している。「自らの難民性を、自らで証明しろ」と。難民になったエクソダスが、どうやって本国から証明書や書類を取ってこいというのか。そもそも、これも保護してから確認できること。
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わたしも「こんな人、保護に値しない」と思うことがある。あるいは逆に「こういう努力している人は、保護に値する」と思うことがある。そういう夜には、こんなたいしたことない人生経験や、さしてひろくもない価値観で、他人の生死の価値を選別できるという錯覚に簡単に囚われるのかと、心底怖くなる。
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かつて、青い芝の会の古老に、このように言われたことがあった。「迷惑をかける負荷を、誰かが負わねばならない」と。1991年、新宿駅に乗客用エレベーター1台もなかったころ。200台の電動車椅子が一斉に駅に向かった。「迷惑だ」と言われ続けた。しかし続けた、駅にエレベーターがつくまで。
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「迷惑だ」と言われ続けようとも、必要なら、誰かがやらなくてはならない。それが障害当事者運動が脈々と受け継いできたコンフリクトの実践であり、障害学が理論と〈実践〉の両輪であることは、あきらかなことだと思っている。
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学食でごはん食べる度にトレイを運んでもらう人を探して「迷惑」かけてるし、生協にいたってはドアが開閉式で車椅子の幅もなく、毎回ドアを半ば破壊しかけながら突破する。バリアフリーじゃない場所ではガンガン「迷惑をかける交渉」をします。自分のためと、次にそこにやってくる「誰か」のために。
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「社会を変える」って。天下国家のカラオケ歌うことじゃなくて、そういう「半径5メートルを変える」ことだと思っています。
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5月17日付。国連の社会権規約委員会から、日本の生活保護制度等に対して勧告が出ました。特に高齢者、年金未受給者・低年金者、年金受給権を満たさない高齢女性の貧困への懸念が述べられています。 |「日本に対する第3回総括所見」(全文・英語) www2.ohchr.org/english/bodies…
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この記事は、立場問わず制度形成に関わる「専門家」にどうしても読んでほしい。制度と人間の中間領域で、実際に何が起こるか。何故人は、こんな無残に敗走せねばならないのか。 |生活保護費不正受給 自治体が厳格化へ 返還求め訴訟広まる /佐賀 mainichi.jp/area/saga/news…
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【SYNODOS】安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 / ライター synodos.jp/society/1070
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「若いホームレスが増加している状況が初めて数字で裏付けられた。身なりなども整えているため周囲から分かりづらく、支援の窓口に来ているのは、ごく一部。支援を放置していると、貧困が続く…」:若い世代のホームレス増加傾向 NHKニュース nhk.jp/N48C6ZXK
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「軽度者」は市町村の独自事業に移管することがほぼ決定。介護保険は「まだ」13年間経たぬ若い制度、自治体間格差を埋める方策が見えないなかでの「実質的な軽度者切り」。 |「要支援」介護保険から分離 社会保障国民会議の報告案 - apital.asahi.com/article/news/2…
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社会保障、社会支援の不備を、こんな形で「家族」に負わせるとは。いくらなんでも〈規範意識〉が低いんじゃないですか。 |認知症男性、線路に入り死亡 電車遅れで遺族に損賠命令 s.nikkei.com/13UeS2d