さらに予備役部隊としては、3つの戦車旅団と4つの機械化・自動車化旅団、2つの砲兵旅団がある。装備は少し古いものの、これらも全て動員されているはず。
最後に郷土防衛隊(Territorial Defense Unit)で、これは2015年に創設された民兵組織。25個旅団編制されていて、主に地元を守る部隊といった感じらしい。実はSNS上の画像や動画に写ってるけっこう多くが正規軍じゃなくてこの郷土防衛隊ではないかと思っている。
ウクライナの戦況はロシア側だけの情報しか上がらないものの、こういう編制をもとに一定どこでどの部隊が戦っているのか推測は可能で、特に戦車旅団がどこに投入されているかがけっこう重要だと思います。 あと引用した元動画は非常によいので、絶対に見てみてね。 youtu.be/U26SNwTH8p0
ウクライナで話題のジャベリン対戦車ミサイル、実は米軍がマニュアルを全て公開してたりします。ジャベリンはCLUという装置(ミサイル発射機とは分離できる)を通して車両をロックオンするんですが、実際に戦車がどのように写るかも書いてありますね。
ジャベリンのトップアタックモードの時のフライトパス。どの距離でも、撃たれた車両はほぼ真上からミサイルが飛んで来ることが分かる。
ゼレンスキーの言動は美しく見えるけど、妥協的国体護持はあり得ないと信じた陸軍将校だったり、2千万の特攻を出せば必ず勝てると説いた海軍将校とどう違うのか考えたときに、正直あまり綺麗な答えは出ない気がする
動画見てふと思ったんですが、ロシア軍機が低高度で爆撃するの、HIMAD(長距離防空システム)を避けるためというより、単に無誘導爆弾しか攻撃手段がなく、一定の精密性を求めると低高度での投下を選ばざるを得ないのではないかと。。 twitter.com/ReutersJapan/s…
市街戦になるとこうやって屋上とか窓からミサイルとかRPGとかさまざま飛んでくる上に、小口径で排除するのは非常に困難なので、結果的に攻撃側にとっては砲撃とか空爆で建物すべて耕すのがベストプラクティスになってしまうんですよね(していいという話ではない) twitter.com/UAWeapons/stat…
このBMPが民間車に30mm撃ち込んでいる動画、無差別に撃っているというよりは出会い頭で脅威を感じて射撃した、という解釈の方がしっくりきそうだけど、ロシア側は何を警戒していたんだろうか? 一応ウクライナではまだSVBIEDは見られてないはずだけど
例えばこれがシリアであれば(倫理や法的な正しさは別として)納得できる行為なわけですが、少なくともウクライナではこの車が突っ込んできて自爆するみたいな可能性はほぼ皆無なわけで、どういう背景があったのかちょっと不思議です。
防御された正面を突破するには火力(砲撃)と部隊機動の両方がかなり緻密に組み合わさってないと難しいはずなんだけど、これまでの公開された動画みてると、ロシアはBTG単位ですら火力の適切な配分をできてなさそうな印象を持ってしまう。
陣地の突破はこの米軍の動画が分かりやすいんですが、本当に分単位で火力による制圧と機動が組み合わされてるんですよね。 砲撃してから機動ではなく、制圧しながら機動というのが求められるんですが、そういう能力をロシア軍のほとんどの部隊が持たないのではという。。 youtu.be/ZZ-sCT_maAQ
ウクライナ兵、ほぼ全員なんらかの対戦車火器持ってて、ロシア軍の車両を何としてでも壊すという強い意志を感じる
ウクライナ兵にロシア軍の車列が待ち伏せされてるドローン映像の位置、Combat Mission: Black Sea(2014年発売)のマップにそのまま入ってたらしく、非常に驚いている
Arma3というゲームを3500時間ほどプレイした者ですが、この映像はArma3というゲームです。 twitter.com/bci_/status/15…
イラク戦争では最後まで米軍の攻勢は止まりませんでしたが、個々の部隊は適宜停止してRelief in PlaceやForward Passage of Linesをしていたと思います。 米海兵隊ドラマのGeneration Killでも、相当頻繁に停止して築城しているのが演出されてましたねw twitter.com/noitarepootra/…
この再編(師団を5分類することになる)の概略については、Battle Orderの出してる記事が分かりやすかったですね。 ちなみに戦車含む重装備を有する師団としては「突破師団」の他にも「重師団」があったりするのが面白いところで、旅団ではなく師団レベルで目的別に編制しようとしているのだなと。。 twitter.com/tyanmatsuuu/st…
空中給油機っていうと胴体部分にいっぱい燃料積んでるイメージをしがちなんですが、実はだいたい機体下部だけで、上部空間(民間機でいうおおよそ客室部分)は空いてることが多いんですよね。 そして燃料を積む代わりにこの部分に貨物を積むことで、輸送機としても使えると。。
この理由はおそらく単純で、胴体を満たすほどの燃料タンクを備えて満タンにしたとしても、「重すぎて飛べない」からです。 その余った部分で貨物を運べれば有効活用できるんじゃない?ということで、空自の空中給油機がヨーロッパに飛んでいったりするわけですよね。。 google.com/amp/s/www.jiji…
ぜんぜん知らんうちに米陸軍教範に中国軍の戦術解説本(ATP 7-100.3 Chinese Tactics)がしれっと出ていた!! ざっと見た感じめちゃくちゃ面白そうだし和訳したい!!!
BTR-4がロシア軍歩兵と交戦している映像らしいんですが、30mm機関砲の恐ろしさ端的に表していると思います。 おおよそ1個分隊の歩兵が15秒足らずで制圧されてしまうという事実。。
マリウポリでのロシア軍側の市街戦の映像らしいんですが、けっこう典型的な市街地での装甲車運用方法じゃないでしょうか(出て榴弾撃って戻る)。BMP-3が100mmの榴弾実戦で撃ってるのを初めて見た気がする。 あと地上監視レーダーも使ってますね。
この動画、巷で「やわらかい」と称されるT-72戦車ですら、どれだけ「硬い」かよく分かると思う。もっとも脆弱な背面側に二発対戦車火器を食らって履帯破損してても、なお砲塔旋回させて戦闘継続可能という。 ようやく三発目の側面上部への被弾で貫通して、撃破に至ってる。
これはたまたま背面から射撃できる位置にAT班が複数いたという事例ですが、もしこれが正面からの交戦だったら?そして戦車が単独で行動せず、小隊や中隊規模で交戦していたとしたら? 歩兵のみで戦車と戦うことが難しい理由は、そういったところにあると思います。
一方で市街地においては、歩兵の(ATGM以外の)対戦車火器ってこんな感じで一瞬で使えるんですよね。全ての建物を制圧しない限りどこから撃たれるか分からないし、当たれば戦車以外は大抵撃破されてしまうので、相当な脅威であることも間違いないはず。。 だからロシア軍は街を廃墟にするわけですね