Tsuyoshi Miyakawa(@tsuyomiyakawa)さんの人気ツイート(古い順)

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前回の抗体量の測定までのところの本学の研究結果に関するツイート、こちらに繋げておきます。 twitter.com/tsuyomiyakawa/…
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補足しておきます。これ、N=1(=自分)のデータにすぎないので、皆さんがこんなに落ちるとは限りません。Nを十分にとった本学の研究者からの論文がそのうち出てくるはずです。 本学若手教員の事例ツイートも発見したので、Nを足しておきます。 twitter.com/TNPhD/status/1…
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私よりましのようですが、1/4くらいまで減っているようですね。二回目接種後二ヶ月でかなり減るというのはおそらくそういうことなんでしょうね。 もう一点補足。メモリーB細胞というのがあって記憶しているはずので、本物ウイルスに感染すると、おそらく速やかに抗体は増えることが一応期待されます。
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ファイザーのワクチンで半年後でもかなり効果が維持されている、という報告(プレプリント)があります。抗体量が落ちても効果は残る、ということは十分あり得るので、それほどショックを受ける必要もおそらくないとは思います(と自分に言い聞かせる)。 medrxiv.org/content/10.110…
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「抗体量など、落ちてあたりまえ」というような内容のコメントもいくつかみかけましたが、必ずしもそんなこともないようですね。ジョンソン&ジョンソンの一回のみ接種方式のウイルスベクターワクチンではピークからかなり長期間あまり落ちない(高年齢だと多少落ちる)。 twitter.com/EricTopol/stat…
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これらの一連のデータから、 「ファイザーのワクチンは、重症化予防効果は長期持続するが、抗体量や感染・発症予防効果はかなりすぐ落ちてしまうので過信は禁物。マスクや黙食、三密回避などはワクチン接種後もしっかり継続しましょう。」 というようなところは言って差し支えないかと。
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世界と伍するトップレベルの大学を創ろうとした場合のガバナンス・資金の使い方についての戦略ですが、そのエッセンスは、このワイツマン研究所・ザイフマン所長の「好奇心を原動力とする研究」というこちらのご講演の内容に尽きるのではないかと。 jaas.group/%E5%A5%BD%E5%A… twitter.com/sugawitter/sta…
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さきほど特別推進(科研費の最高峰)を持ってらっしゃる先生と打ち合わせ後、雑談になったのですが、K大学では特別推進に採択されると月3万円給与が上乗せされるとのこと。 「月3万円でも給料上がるとそりゃうれしいよー(笑)」 と。 日本人研究者というのは本当コスパ良いのでもっと投資してほしい。 twitter.com/tsuyomiyakawa/…
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こちらの資料を拝見するとこの真鍋淑郎先生の受賞理由となっている論文は4報。掲載されているジャーナルは2つでインパクトファクターは3.184と3.735、4報中3報は1000回以上引用されている。雑誌のインパクトファクターで、論文や研究者の価値を測るのはそろそろやめません? nobelprize.org/uploads/2021/1…
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カセイケンと日本版AAASによる科学技術政策アンケート(私もアンケートの作成にかなり関与させてもらいました)の結果ですが、主要政党によるご回答がほぼ出揃い、一般の方々のネットでのご回答も含め、なかなか興味深いです。科学技術予算は全党「大幅増額」。 kaseiken.org/g-election2021…
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日本の研究関係者もそろそろ政治家の方々ときちんと対話していくことの重要性に気づくべき時期なのではないですかね。日本の研究業界には、政治に関わることにはどうも歴史的・文化的・心理的なトラウマのようなものがあるようで、これはおそらく世界的にもちょっと特殊なのではないかと。 twitter.com/tsuyomiyakawa/…
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10兆円ファンドは「特定研究大学」を始めとする一部の大学のみに集中投下されそうだ、という話なわけですが、この日本生化学会のシンポジウムに参加されていた文科省の方が、 「10兆円ファンドの使途について研究者から全然声が上がらない」 ということを指摘されていた、とのこと。 twitter.com/sato51643335/s…
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自分の場合、15年くらい前に任期なし教授のポジションに幸運にも就くことができましたが、任期付きポスドク・任期付き助教授(現在の准教授)の生産性を減少させらせる著しい非合理性を実感できる経験があったので、日本から「すべての任期制を駆逐してやる」の意気込みの活動を10年以上行ってます😆 twitter.com/HydrangeaMV/st…
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「全ての学者が任期付き(契約制)になれば色々弊害も減る」のではないか。これはまさに日本の大学で進みつつある方向性の背景の考え方。これにスパッと反論できる必要。任期制がダメなのは、ずばり以下の3点。 1. 小さくまとまる 2. 不正が多発する 3. 若手の参入が減る twitter.com/A7gP4/status/1…
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この教授の研究費で雇用されている方々には、本当、何のつみも落ち度もないわけですよね。しかし、こういうものも含め、様々な原因で、突如、人件費のソースの研究費がなくなったりすることもあるわけです。任期付きポスドク、特任教員などの雇用のセーフティネットとなりうる仕組みが必要と思います。 twitter.com/Penguin_danro/…
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科研費などで購入した中古の研究機器を売買していいというのを知らなかったんですけど、していいんですね。利用した研究者の人からこういうサービスがあるのを教えていただきました。メンテされたのが格安で手に入るなど、ラボ立ち上げのときに、とても有用だったとのこと。 science.zai.market
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選択と集中を進めたにも関わらず質の高い論文(Q1論文数やトップ10%論文数)の日本の国際シェアは2004年頃を境として激しく低下し高被引用論文著者数も先進国の中では日本だけで激減。集中される側もお金が集中するだけで研究環境全般は必ずしも良くなってないということか。 scj.go.jp/ja/event/pdf3/…
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10兆円ファンドの「最終取りまとめ」を読んでいたら、とんでもないことが書いてあった...。 このファンドからの院生、若手支援は、 「真に社会に貢献する人材を輩出することが確認された大学のみ対象とすべき」 と。 www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai…
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すべての学生(というかすべての人間)は何らかの真に社会に貢献するポテンシャルを有していて、その芽が伸びて花開くようにサポートするのが、大学の重要な役割ではないんでしょうかね。それができるのがごく一部の大学のみと公的文書で言い切ってしまっていいのか。
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現実的には、どこの大学にも優れた教員も、優れた学生もたくさんいるし、どの側面で「優れ」ているかというのも多様な面から評価されるべきで、「大学」というような雑な分類で判定可能なタイプのものではないでしょう。
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日本の憲法では、すべての人が勤労する権利と義務を有することになっているわけですが、言い換えれば、すべての人は社会に貢献する権利と義務を持っているということ。国は教育によって、すべての人に対してそれをサポートする義務を有しているはずです。
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そういうサポートを求めて大学・大学院に学生は進学しているわけですから、少なくとも公的には、すべての大学は、学生に対して、(何らかの形で)真に社会に貢献する人材に成長することをサポートします、と言い切らなければいけないはずですよね。
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真に社会に貢献できる人材を輩出できるのは一部の大学に所属する一部の学生だけである、そしてそれら以外に国は(このファンドで)サポートはするべきでない、と公的文書で言い切っているのは、あまりにまずいことでしょう。
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まあ、とはいえ、おっしゃりたい趣旨は理解はいたします。どの大学どの研究室でも、「真に社会に貢献できる人材を輩出するための教育」というか、「真に質の高い教育」ができているか、というと必ずしもそうではないでしょうので。
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教育というより、労働力として単純に消費し、消費が終了したら、輩出ならぬ排出😰をしてしまったりすることも稀というわけでもないので....。その改善のための方法の案、表現がたいへんまずい、ということで、問題意識自体は共有されていると思います。