しろたぬ(@shirotanu_dds)さんの人気ツイート(新しい順)

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今年も随所で、認知症の介護でこわい思いをした…という介護職員さんの話を耳にした。 恫喝される、胸をもまれる、馬乗りにされる…。刃物をむけられた話も聞いた。被介護者(その家族含む)からの危険行為…への対応はこれからの超重要課題。介護する側が守られずに"超高齢社会"が成り立つはずがない。
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お年寄りに性欲なんてない…と思ってる人がたまにいますが、そうでもない。 認知症の高齢男性が女性の体をさわる・夜這いする・性器を露出してくる。逆に高齢女性がキスを求めてくる・卑猥な言葉を叫ぶ…なんて例も。わりと力も強いので、怖いし戸惑う。性欲は減少しても"顕在化"することが普通にある
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家族の認知症に気づいたきっかけ…の例 ・趣味をやめる ・近所で道に迷う ・家の中がちらかる ・他人を疑うことが増える ・約束のすっぽかしが増える 私の祖母の場合、料理の味付けが濃くなった。今年は帰省する人も多いはず。たまに会うからこそ気づくこともあります。認知症は早期発見と治療が大事
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以前、自宅で介護していた認知症の祖母を悩んだ末に老人ホームへ預けた。結論、預けて本当によかった。 見捨てるのか?…と言ってくる親戚もいて、最初は罪悪感に襲われた。でも「ここは賑やかで楽しい」「今から映画をみるの」と笑う祖母をみて、これでよかった…と思えた。施設の人には感謝しかない
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認知症と診断されたらすぐ歯医者にいく…は何度でも伝えたい。 認知症の進行とともに、口の中の管理や治療は難しくなる。歯がボロボロ・グラグラでも口を開かずに暴れる…という人も。早いうちに"未来をみすえた治療"を施しておくの大事です。認知症が進行したときの「かけがえのない財産」になります
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祖母の在宅介護でメンタル崩壊して思ったけど、介護の「終わりがみえない」「終わりは被介護者の死」という現実はネガティブさを増強する。 すべてがおわるまで黙々と耐え忍んだ知人もいた。これから介護問題に関わる人は激増します。介護の現状や知識がもっともっと共有される社会になりますように。
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首に負担をかけたくない人やベッド上での口腔ケアにも応用できます。 この形のコップは市販されていて、祖母が使っていた物は取手の向きが変えられて便利でした(着脱も可)。毎回切り抜く必要もなく、介護者の手間も少なめ。実際やるとわかりますが、上を向いての嚥下はキツイ…amzn.to/3DPEoOo
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コップの水を飲み干すとき、顎が上がりますよね。 顎が上がると誤嚥リスクが高まります。実際、嚥下機能の低下した祖母はよくムセてました。こんなとき、切り抜いた紙コップは効果ありです。切り抜いた面を上にして使うと、コップを傾けても縁が鼻に当たらないので、顔が真っすぐのまま飲みこめます。
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詳細を認識せず、まるで介護する側に100%過失があるかのように「なんで転倒させたんだ!」とクレームしてくる家族や、90代の母親が誤嚥性肺炎になると「管理はどうなってるんだ!」と老人ホームにかち込んでくる息子さんをみると、"家族の老いを受け入れる"って難しい…と痛感する。でも、人は老いる。
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認知症のお爺ちゃんに「入れ歯の調子はどうですか?」ってきいたら、耳が遠くてよく聞こえなかったようで「ん?結婚??結婚はな、死ぬまで添い遂げられたらよいけどな。ワシみたいに離婚して身ぐるみ剥がされると老後はキツいぞ」…とわりと重みのある助言をもらったのが本日のハイライト。身ぐるみ…
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親と仲良し。将来は家で介護…と気軽に考えている知り合いがチラホラいる。 正直私は大好きだった祖母の介護で、身体と精神が死にかけた。いや、大好きだったからこそ"楽しかった過去"との比較で脳も心もキシんだ。もちろん家族の形は人それぞれ。だけど在宅介護は"気軽"にできるほど軽くはないんだ。
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人生での振る舞いは老後に影響する…って、高齢者をみているとつよく感じる。 重い病気でも家族の介護を受けつつ大切にされている人がいる一方で、家族や友人に絶縁された孤独な人もいる。運にも左右されるし、誰が悪いとかでもない。ただ"振る舞いの積み重ね"は生きてくうえで重要な要素の1つだよ。
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結婚しないと将来孤独だよ?とアドバイスをもらうことがあるけど、ほんとかな… 仕事柄、ひと言も会話のない老夫婦や子どもに絶縁された高齢者をわりとみかける。逆に生涯独身でも友人に囲まれてるお爺さんや、「本は友達」と笑うお婆ちゃんもいる。孤独を決めるのは結婚か未婚かではなく、自分次第。
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認知症の介護や医療の現場では、口だけ出してお金は出さない次女さんや、思いつきの要求をしてくる決定権のない娘婿さん…なんかが現れると業務が著しく停滞するので 身内の介護が必要になったら「"お金を管理する人"がキーパーソンになる」と「家族内での意見を統一しておく」はほんとお願いしたい。
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最近老人ホームに入居してきた認知症高齢者の娘さんが「遠方の弟には、施設に入れるなんて親を見捨てるのか!…なんて言われたんですけど、もう限界で」と言ってた。 私も同じような経験があるけど「家族が自宅で介護」は他人が押しつけるものじゃない。ムリだったら離れるのも当事者にとっては幸せ。
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子育て20年、そのあと親の介護を20年やり遂げた女性が「若いときお金はなくて時間があった。歳をとったらお金も時間もあると思ったけど、違った。昔と一緒で、お金はないまま時間ができた。決定的な差は体力がないこと。好きなことできるね…って急に言われても、何してよいかわからない」と。むむむ…
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最近「認知症が進行した奥様」と「家事がまったくできないご主人」という夫婦をチラホラみかける。中には「メシはまだか」「部屋が汚い」と文句だけ言うご主人も。 2025年には高齢者の5人に1人が認知症といわれてる。炊く・炒める・洗う・掃除する…といった最低限の家事スキルは老い支度の必須項目。
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仕事のできる施設ケアマネさんが休職してしまった…。 誤嚥性肺炎で入院(3回目)した入居者の家族から「プロなら防げよ」「食べさせ方が悪いんだろ」と怒鳴られ続けたらしい。何度でもいうけど、どれだけ注意しても高齢者の誤嚥を完全に防ぐのはムリだし、現場への過度な圧力は萎縮と病人しかうまない。
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認知症の母親を介護する娘さんが「口をだすなら金をだせ」とキレてた。 聞けば、久々にやってきた遠方にすむ弟から「ほんとに認知症?」「施設にいれるのは可哀想」「ゴハン食べてないって言ってるけど?」などと言われた…と。普段介護に関わらない親族が在宅介護者にかける言葉は"ありがとう"一択。
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敬老の日にいい話を聞けた。老人ホームのお婆ちゃんが「体は動かさないとなまるけど、心だって動かさないとなまってくる。好きな映画・音楽・本…は心の運動。笑って、泣いて、驚いて…。これらが向上心や思いやりを産むのよ」と。心にワクワクドキドキを与えるの大事だ。心の運動不足、解消しなきゃ。
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老人ホームに新しく入居してきたお婆ちゃん。姿勢がとても美しく笑顔のステキな方なんだけど、いままでは寝癖ボーボー&無精髭が特徴だったとなりのテーブルのおじいちゃんが急に髪を整え、髭をそり、シャツの襟まで気にして食堂に現れるようになった。恋…で合ってると思う。ツッコミたいけど見守る。
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嚥下障害と診断された高齢者。その家族が「でも全然ムセないぞ」「私がたべさせるとムセない」…みたいに認識して誤嚥性肺炎になっちゃうケースがある。 『ムセない=嚥下機能○』とは限らないこと、そして『ムセ=悪』ではない(むしろ異物を排除するための防御反応)ってことはもっと広まるといいな。
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「昔は通帳の残高を眺めてニヤニヤしていたけど、好きなことにもっと金を使えばよかった」と寝たきりになったお爺ちゃんが言ってた。貯金額の最大化だけを目標にすると、虚しさも貯まっていく…と。 そうか…お金がないと「老後の不安」になるけど、今をガマンしすぎると「老後の後悔」になるんだな。
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長生きしたことないからわからないけど、長生きって色々なモノを失っていくことでもあると思う。 95歳のお婆ちゃんが「長生きで羨ましいっていわれるけど、そんなことないのよ。夫と子供は死んじゃって孫もいない。ネコもあの世へいったし、友人も最期の1人が認知症になっちゃった」と。言葉の重み…
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電車にて、30歳位の男性が頬を押さえながら「ここんとこずっと歯が痛くて…」と隣の上司らしき人に話していて、それに対してその上司が「歯の痛みはね、経験上自然に消えるから問題ない。今が耐えどきだね。やまない雨はない」とドヤ顔でアドバイスしてた。一度歯医者にいくんだよ…と強く念じてる。