どれだけ控え目に言っても、日本人が中国や韓国で殺戮した数千万人の人たちに対する許しがたい冒涜。加害侵略の歴史に向き合えず、国家ぐるみの強盗殺人の歴史を改ざん、美化する卑怯者。靖国に参拝する人間は一人の例外なしにそうだ。ヒトラーの墓に参拝するのと同じこと。 twitter.com/Onoe_Akira/sta…
今更ながらこの本を読んでる。とても面白い。天皇の戦争責任に関する名著。天皇を擁護したい人たちはぐうの音もでないだろう。平和を愛した天皇という虚像が東京裁判対策として意図的に作られた過程を克明に解説。
右翼(大多数の日本人)と歴史認識問題で対話が成立しないのは、基礎となる事実の認識が全く異なるから。日本人であっても、近代日本が近隣諸国でどういう加害行為をしてきたかという体験談を多数読めば、自ずと発言の内容は変わると思う。右翼は事実に目を背けるから対話が成立しない。
日本人の戦争語りはほとんどが太平洋戦争のもの。同じくらい日中戦争について学んでいれば、日本人の歴史認識も少しは変わるのかもしれないと思う。太平洋戦争だって侵略戦争だけど、日中戦争はそれがより露骨で、しかも他のアジアへの差別意識にも向き合わざるを得ないから。
今読んでる本。弁護士らが丹念にフィールドワークして1942年5月27日に日本軍が河北省で行った大量虐殺行為(住民が逃げ込んだ地下通路に毒ガスを投入し地上にあぶりだし凄惨な虐殺)を明らかにした労作。
国民党との戦いの中での残虐行為は南京大虐殺をはじめ日本でもまがりなりに知られているけど、華北の共産党(八路軍)抗日根拠地への掃討作戦(三光作戦)の中で行われた残虐行為は東京裁判でも審理されていないし、冷戦の中であまり問題視されてこなかった。日本人はもっと知るべきだと思う。
1983年出版された日本の侵略行為を沢山の写真と一次資料で概観できる資料集。こういう本を中学校や高校で歴史の副読本として用いるべきだと思う。解説もとても勉強になる。
ヘイトクライムがここまで来てしまった。これは加害の歴史を隠蔽し嫌韓レイシズムを側面支援してきた政治と、自らの植民地主義を直視してこなかった日本社会の責任でもある。私も日本人の1人としてこのような社会を作った責任がある。申し訳なく言葉を失う。 news.yahoo.co.jp/articles/b1629…
ヤフコメに「気持ちはわかるが放火はいかん」といったコメントが並び、それにいいねがたくさんついている地獄。これが日本人の平均的意見だろうか。差別犯罪のシンパがそれだけいるということ。関東大震災のときから本質的に何も変わっていない。
戦争責任は敗戦責任ではない。でも負けたから濡れ衣を着せられたと思っている日本人は大勢いる。もし日本が戦争に勝っていたら(あり得ないけど)、日本人が中国や韓国で行った残虐行為を世に問うことすら許されなかったかもしれない。日本の自浄作用のなさは異常。それを恐ろしいと思う発想はないのか。
明らかな侵略戦争をアジアを繁栄させるための戦いだったと歴史を改竄。こういう人間が大学の学長に天下りして、教育に携わるという地獄。ウトロ地区放火事件の本当の黒幕は、ヘイトクライムに燃料を投下しているこういう人物だと思う。 asahi.com/articles/ASPD9…
日本は何も悪いことをしていないどころか、良いことばかりしたのに、中国人や韓国人は反日教育をして日本人を悪者にする恩知らずだという、森友学園幼稚園児並みの歴史認識を持っている人間が、「義憤」に駆られてヘイトクライムを起こすという構図では。根底にはその間違った歴史認識がある。
櫻井翔が炎上してるけど、あの元日本兵、戦後は海上自衛隊勤務。要するに日本軍がやった侵略戦争に何の反省もしていない人間。上官の命令という主体性の欠片もない発言に端的に現れている。真珠湾攻撃だって意図的な騙し討ちだし、先人を貶めるなとかいう右翼は歴史認識が根本的に間違ってる。
上官の命令で日中戦争従軍者の体験談を思い出した。殺人は上官の命令という言い訳ができるけど、強姦はその言い訳が通用しないから、証拠を残さないように被害女性は殺したと。だけど兵隊仲間では行為をゲラゲラ笑い合ったりして半ば暗黙の常識。上官の命令は絶対というのも都合良く使われた言い訳。 twitter.com/klezmer722/sta…
この銀の指輪の話。あまりに醜悪すぎて要約するのもはばかられる。閲覧注意ですが、日本人の蛮行の一つとして関心がある方は読んでください。
勘違いしている人がたまにいるけど、消費税は公平な税ではない。確かに金持ちも貧しい人も税率は同じ。しかし金持ちは収入の全部を消費に回すわけではない。一方、貧しい人は貯蓄や投資に回す余裕があるわけもなく、収入のほぼすべて、場合によっては借金して収入以上の消費をしないと生きていけない。
要するに貧しい人の方が収入に占める税負担は確実に大きくなる。
日本のマスコミって、欧州のことだと平気で極右とかネオナチという言葉を使うけど、日本はネオナチと同等かそれ以下の見識の持ち主が、権力の中枢部に盤石の基盤を築き、過半数の有権者がそれを支持している状態だということを正確に伝えて欲しい。
日本はほんとに伝統を大切にする国だなあとつくづく思う。人権憎悪とか情報隠蔽とかアジア蔑視とか、そういう伝統は過去150年しっかり守り通して、ますます強固になっている兆しすらある。ニッポンを取り戻せなんて、わざわざ言う必要もないくらい。
日本の戦争責任と日本人のアイデンティティクライシスに関する本を読んでいる。加害と向き合うことによる自我の危機を歴史修正主義で解決しようとするのではなく、個の自立や倫理的体力によって乗り越えよう、そうしない限り日本人の自己の回復はできないといった趣旨。
アジアで2000万人以上を虐殺した侵略戦争のシンボルである「日の丸」、そしてその侵略戦争の最高責任者を賛美する「君が代」を国旗国歌として押し付けることに、私は断固反対します。天皇は世襲の身分である以上、現天皇徳仁が侵略責任と無関係ということはあり得ません。天皇制は廃止するべきです。
NHKが茨木のり子の詩を都合良く消費してると思った。茨木を日韓の架け橋のように描くなら、彼女の天皇や日の丸君が代へ痛烈な批判の詩もキチンと紹介すべきだと思う。植民地主義を語るのに天皇制は避けて通れないのだから。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
古典といってもよい家永三郎の名著を読んでる。日本の戦争責任の内容や主体など幅広い話題が、わかりやすい文章で整理されている。天皇の責任や、戦後世代の責任といった論点も、とても勉強になる。
所謂リベラルでも、歴史認識や天皇の戦争責任の問題をすっとばして、そんな硬い話より「国民」の命が大切、反原発や反基地といった今の問題が大切だという人が殆どなのは良く知ってる。だけど私は危うさを感じる。権力に「危機」を煽られたら簡単に右も左も仲良く翼賛しちゃうのではないかと。
私が天皇制に反対するのは、それ自体が身分差別だというのもあるけど、天皇制こそ歴史修正主義の本丸だと思うからでもある。戦前の日本の侵略の歴史を全面的に否定しようと思ったら、主権者であった天皇は否定せざるを得ない。