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母がすごいコロコロしてくる。普段からコロコロしてくれるが今日は長いことコロコロしてくる。最近あつくなっているからコロコロしてくれると毛が抜けて涼しい。このコロコロはすぐれものだと思う。なんのために作られた物なのか分からないが夏は頻繁にコロコロして欲しいと思う。
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変なやつが突進してきた。なんだこいつ。びっくりして足が跳ね上がってしまった。僕の体で止めたがまだずっと動いているからどいたらソファの下に入っていってしまった。せっかくどいてあげたのにお礼も言わずソファの下に入っていってしまった。礼儀がなっていない。追いかけて礼儀を教えようと思う。
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先ほど僕は初めての体験をした。そして凄まじい衝撃を受けた。今まで僕が食べてきたごはんとは別格の美味しいごはんを兄からもらった。あまりの美味しさに止まらなくなってしまった。兄から直接もらうものだから最初は警戒していたが途中からもうどうでも良くなった。それほどまでに美味しかった。
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水への対処法を思いついた。もう全部飲んでしまえば良いと悟った。これなら水から攻撃されないと思い全部飲もうと思ったらうまく飲めない。それどころかすごいかかる。全然飲めないしすごいかかる。手に付けて飲もうとしてもすごいかかる。何をやってもすごいかかる。こいつは無敵なのかもしれない。
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これは僕が小さい頃なのだが兄を攻撃している。この頃からやはり兄を攻撃できている。細胞レベルで兄は攻撃しないといけないとインプットされているのかもしれない。しかも突撃というシンプルかつ攻撃性の高い技だ。さすがの兄も変な声をあげている。嬉しい。たまには懐かしさに浸ってみる。
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兄と遊んであげている。どうも兄は僕と遊びたがるから仕方なく相手をしてあげている。今も穴から出してきた兄の手を噛んであげようとしているのだがおかしい。なかなか噛めない。近いようで遠い。顔と手を伸ばしても届かない。噛みたい。遊んであげているのは僕だがここまできたら噛みたくなってきた。
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兄にかぷめんあげると言われた。なにやら美味しい食べ物らしい。食べたい。どうやって食べるかわからない。とりあえず噛んだり転がしたりしてみたが食べられない。伸びをしてかぷめんを油断させてからいきなり噛みついてもびくともしない。悔しい。なんとしてでもこのかぷめんは食べようと思う。
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おそらく悪魔の実であろう謎の実がまたしても出現した。食べてみたい。とりあえずこの葉っぱだけ食べてみて様子をみようと思う。特に味はないがちょっとでも特殊能力を手に入れることが出来れば勇気を出して全部食べたい。今ちょっと食べたが少し体が伸びたような気がするが気のせいであろうか。