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伏線回収って視聴者が思ってるほど「しめしめ…」みたいな計算ずくの作業じゃないんだな、としばしば思う。一流の脚本家の何がすごいって、無自覚に種をまいておく力、後からそれを偶発的に花や実へと結びつける力、そしてそれを自覚的/必然的に毎回起こせる力があるってことなんだろうな
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パタリロ舞台版に加藤諒が起用されたのではなく、加藤諒がいたからパタリロの舞台化が決まったのでは
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「茜ちゃんにとって坂間家は、家族じゃなくて社会だからね?だってそうでしょ、全員他人なんだから。家帰りたくなくて飲んだくれて愚痴るのは勝手だけど、その間、茜ちゃんが他人の家で飼い殺しにされてることどう考えてるのかなって」クドカンなんでこんな台詞書けるんや #ゆとりですがなにか
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★民放で渡辺あや脚本のドラマが実現しなかった理由、『#エルピス』企画成立までの困難、佐野亜裕美Pとの信頼関係、『#ワンダーウォール』『#今ここにある危機と僕の好感度について』との関連、プロットを作らない渡辺流の書き方など、貴重なお話をたくさん伺いました!
gendai.media/articles/-/101…
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自分では的確だと思ったアドバイスが相手に全然刺さってなかったり、そのくせまったく同じことを後でもう一度言うと今度はてきめんに納得してもらえたりするので、人は自分が受け入れたくないことは絶対聞き入れないし、どんだけいい言葉でも相手が欲してるタイミングで言わないと何の意味もないよね
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恋愛において支配的・マッチョ的でない男は、一見「いい人/優しい人」に見えるんだけど、実は「責任を取りたくない人」であることも多くて、そのせいで、ただの無責任なオラオラ男がかえって「責任を取ってくれる人」に見えて魅力的に映ってしまう、というジレンマが各地で起きている気がする
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平野レミが近年になってこんなにウケてるのって、「誰も傷付けない安心できる狂気」だからなのかなって思う。視聴者の頭の中に「お行儀の良いNHKの料理番組」という「息苦しさ」のフォーマットがすでにあって、それをわかりやすく破壊・逸脱してくれるプチ祝祭感みたいなものを感じる。
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本書を「古い話に感じた」と語る男性にモヤッとする方も多いでしょうが、まさに人によって見えている世界が違うのがジェンダー問題の難しさ。「すでに問題を知っている人同士にしか届いてないのでは?」という編集さんの危惧から生まれた企画なので、ぜひ全4回読んでください
wotopi.jp/archives/93436
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★「謎の振付師」登場でいよいよ安子編からの川の流れが繋がりそうな朝ドラ『#カムカムエヴリバディ』ですが、本作全体に通底する作劇の妙について「FRaU」@frau_twに書かせていただきました。今週のネタバレなしで読めます!
gendai.ismedia.jp/articles/-/926…
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★『カルテット』を全話観ていた人にしか通じない、商業媒体にあるまじき不親切で情報詰め詰めゼリーな記事を、思い入れだけで書いてしまいました。/だから、そういうのを楽しむドラマなんです―「カルテット」は灰色のパセリたちへの賛歌である elle.co.jp/culture/interv…
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『ゆとりですがなにか』、男が誰も「父性」を引き受けようとしない一方で、女性が家族からも恋人からも社会からも「お母さん」を強いられていることも象徴的に描いてるんだよな。『ごめんね青春!』の次にこれを書けるのって、やっぱすごいと思う。
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本当はこの「ダブルコードを走らせてどっち側にも通用するメッセージを発する手法」については、もう少し発展させて言いたいことがあったんだけど、時間がないのでまた後で書きます
twitter.com/f_fukusuke/sta…
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★FRaU webに寄稿しました。『#大豆田とわ子と三人の元夫』に見る坂元裕二の作風の変化、多数派からはみ出す人たちの物語、「円」「ループ」「3」のモチーフが多用される理由などについて考察しています。今夜の第6話OA直前のおともにどうぞ!gendai.ismedia.jp/articles/-/832… #FRaU
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正直なところ、同時に一人だけと交際するモノガミーな恋愛を是としている人は、複数の人に恋愛感情を抱くポリアモラスな感覚自体を持たないのか、自分は複数恋愛できる(したい)けど世間のモラルがあるからしないのか、パートナーの合意が取れないからしないのか、どれなんだろうってのは気になる
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中居「ベッキーじたばたしないでよ。俺もじたばたしたけど」
中居くんのこういうとこほんとすごいな