福田フクスケ(@f_fukusuke)さんの人気ツイート(古い順)

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平野レミが近年になってこんなにウケてるのって、「誰も傷付けない安心できる狂気」だからなのかなって思う。視聴者の頭の中に「お行儀の良いNHKの料理番組」という「息苦しさ」のフォーマットがすでにあって、それをわかりやすく破壊・逸脱してくれるプチ祝祭感みたいなものを感じる。
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ステラおばさん、カンデラおばさん、デュラムおばさん、クレアおばさん……なぜか中年女性ばかりが牛耳る小麦粉食品の世界で、シュークリームを手に単身乗り込むビアードパパが村八分にされてないか心配である
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恋愛において支配的・マッチョ的でない男は、一見「いい人/優しい人」に見えるんだけど、実は「責任を取りたくない人」であることも多くて、そのせいで、ただの無責任なオラオラ男がかえって「責任を取ってくれる人」に見えて魅力的に映ってしまう、というジレンマが各地で起きている気がする
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中居「ベッキーじたばたしないでよ。俺もじたばたしたけど」 中居くんのこういうとこほんとすごいな
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ベッキーから「会見に嘘があってすみませんでした」って話を引き出して「もう嘘はないね?」ってたしなめてるのが、同時期にあのグロテスクな謝罪放送をした中居くんだってことのヒリヒリ感がすごい。彼自身わかっててその役割を引き受けてるんだろうなってことがさらにすごい。
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『ゆとりですがなにか』、男が誰も「父性」を引き受けようとしない一方で、女性が家族からも恋人からも社会からも「お母さん」を強いられていることも象徴的に描いてるんだよな。『ごめんね青春!』の次にこれを書けるのって、やっぱすごいと思う。
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天皇陛下が生前退位を今このタイミングで言い出したわけではなくて、以前から生前退位したいと言っていたのを、今このタイミングで流したのは誰なのか、どう世論を誘導したいのかってことの意味を考えるべきニュースでしょうこれは。
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天皇陛下みずから身を挺して憲法改正を遅らせて憲法を守ろうとしている…みたいな美談にするのは早計で、世論にそう思ってもらいたい誰かがいる、という話なのでは
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パタリロ舞台版に加藤諒が起用されたのではなく、加藤諒がいたからパタリロの舞台化が決まったのでは
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自分では的確だと思ったアドバイスが相手に全然刺さってなかったり、そのくせまったく同じことを後でもう一度言うと今度はてきめんに納得してもらえたりするので、人は自分が受け入れたくないことは絶対聞き入れないし、どんだけいい言葉でも相手が欲してるタイミングで言わないと何の意味もないよね
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今日の『逃げ恥』のラストシーンが伊豆箱根鉄道の三島駅だ…と思ったら、演出が金子文紀氏。『ごめんね青春』の第4話(いずっぱこのハートの吊り革の回)と同じ人じゃん!
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『夫のちんぽが入らない』は「自分が共感や納得できないからといって、他人の事情を知らずにとやかく言うな」という本なのに、それに対して「他の人のは入るなんてがっかり。お前は強者で恵まれている。不幸自慢をするな」と言わんばかりの批判がAmazonの低評価レビューに並んでいて、→
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→端的に言って地獄だなと思うし、「その人にはその人の苦しみがある」と言っている本に対して「私のほうがつらいのに」と思ってしまう被害者意識こそが、真に深刻な呪いだよなあ、と思う。もちろんそういう人を責める気にはなれないけど、その意識を解かない限り、その人は救われないんじゃないか
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★『カルテット』を全話観ていた人にしか通じない、商業媒体にあるまじき不親切で情報詰め詰めゼリーな記事を、思い入れだけで書いてしまいました。/だから、そういうのを楽しむドラマなんです―「カルテット」は灰色のパセリたちへの賛歌である elle.co.jp/culture/interv…
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正直なところ、同時に一人だけと交際するモノガミーな恋愛を是としている人は、複数の人に恋愛感情を抱くポリアモラスな感覚自体を持たないのか、自分は複数恋愛できる(したい)けど世間のモラルがあるからしないのか、パートナーの合意が取れないからしないのか、どれなんだろうってのは気になる
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「茜ちゃんにとって坂間家は、家族じゃなくて社会だからね?だってそうでしょ、全員他人なんだから。家帰りたくなくて飲んだくれて愚痴るのは勝手だけど、その間、茜ちゃんが他人の家で飼い殺しにされてることどう考えてるのかなって」クドカンなんでこんな台詞書けるんや #ゆとりですがなにか
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「デパートで彼女の荷物を持たされてる彼氏」と「娘の荷物を持たされてる父親」の出会い #地味ハロウィン
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【急募】雑誌の企画なのですが、汚部屋・ゴミ屋敷化している自宅をなんとかしたい都内近郊在住の30代後半〜40代の男性で、識者の助言に従い不要なモノを実際に断捨離して部屋のビフォー&アフターを取材・撮影させてくださる方を募集しています!来週末まで。取材謝礼あり。DMで応募・問合せ下さい
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Twitterで「松本さんが干されますように」って書いた指原の何がすごいって、本気で怒ってると思いたい人にはそう見えるように、大御所をイジってオチをつけてあげたと思いたい人にはそう見えるように、どっちにも支持される言い方をしてることだよ。実際、どっちの気持ちもあったと思うし。
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今後バラエティでセクハラ発言があったとき、「本気で怒ってみせる(というリアクション芸ですよ)」みたいなダブルミーニング的な返し方が増えていく気がする。そういう「2通りのコードを走らせてどっちにもいい顔をする」みたいな、なあなあのやり方で変わっていくんだと思う、日本の社会というのは
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これ、かなり拡散されているのでひとつ補足しておくと、俺は「侮辱された側が、ギリギリ相手のメンツを潰さない程度に絶妙なお灸の据え方をしてあげて、それが『さすがさっしー』と賞賛される」という今回の状況を決して肯定してはいません。正しくは、侮辱されたら100%本気で怒っていい、と言うべき。
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ただ、指原を含めた現実を生きる多くの人にとっては、Twitter論壇のように白か黒かの党派性を旗幟鮮明に生きたいわけじゃなくて、「侮辱されたらきちんと怒りたい」も本当だし、「損しないようにうまく立ち回りたい」も本当だし、どっちも大事でどっちも両立させたいというのがみんなの本音だと思う。
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そこを見誤って、「指原は松本をイジってフォローしたのだ」と100%信じてる人は、女性の怒りをナメてるし、「指原が本気で怒ってくれた、女性の味方だ」と100%信じてる人も、彼女の老獪さをナメてると思う。指原はコンテンツではなく生身の人間なので、白か黒かの党派性のために生きてるわけじゃない
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私たちは、同じ指原の発言を「指原のようにみんなも臆せず怒りの声を上げよう」と利用することもできるし、「セクハラされても指原みたいにうまく切り返せよ」と利用することもできてしまう。どちらに立つにしろ、自説を補強するために生身の人間をコンテンツ扱いせざるを得ない自覚は必要だと思う。
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そういう意味でも、こういうとき「指原はしょせん名誉男性だから、結局男を立てるようなやり方でしか怒れない。彼女の怒りは生ぬるい、偽物だ」みたいな批判/説教はいちばんやっちゃいけないと思ってます(そんな人いるか知らないけど、今回のことに限らない喩えとして)。