毒親の元に育った子は、親の態度や言葉が自分に染みついていることを無意識のうちに知っている。 そのような子は、悩みや痛み、不平等さに対する怒りややるせなさで溢れており、影のようなものを背負って生きていく。 元気な子や大人たちに囲まれると、自分の異質さが際立つように感じて苦しくなる。
無敵の人、テロリストの特徴   ・子供の頃からおかしい方向に ・周りの人間が悪い ・この世界は悪意に満ちている ・自分はいつも不幸だ ・世の中は生きづらい ・孤独 ・自滅に向かって走り続ける ・自分の行動や感情を制御できない ・常軌を逸した攻撃性 ・希死念慮 ・どうして自分だけ死ななければ…
家庭環境が悪い子どもは、自分のあり方に親の考えや態度を意識的、無意識的に反映させます。 ・親のようにはなりたくないと良い家庭を築こうとする。 ・親の強い性格や態度を引き継ぎ、自分も強者の立場に立とうとする。 ・家族の中でも弱い立場にあった母や父に同情して、弱者を救いたいと考える。
親から無条件の愛情をもらった子は、社会に出て、他者に理解してもらえない場合でも、親が自分を許してくれた安心感があるため、傷つくことなく前に進めます。 一方、条件付きの愛情しかもらえなかった子は、本当の安心感を与えてもらっていないので、自分のことを認められず、挫折しやすいです。
複雑性PTSDの人は、相手の言葉遣いや態度が悪いと、ダイレクトに突き刺さり、痛みで元気をなくします。 相手からしたら、何気なく話したことでも、物凄く傷つくことがあります。 彼らは、言葉遣いに神経質で、いつ誰かを傷つけるかもわからないし、自分に跳ね返ってくるかもしれないと考えます。
心身が繊細すぎる人は、怖いものを目にすると体が石のように固まります。 そのため、常に警戒し、自分にとって安全かどうかを探り、自分を脅かすものほど注意を向けてしまうことが癖になります 脅かされる経験をすることにより、そのものに興味や関心を持ち、神経がすり減って、時間を無駄にします。
幼少期から辛い思いをしてきた子は、トラウマの経験から、不登校や引きこもりなどになることもあります。 しかし、苦しい思いをしてきたからこそ、傷ついてきた人にしか分からない痛みを知っており、心の内側に人に対する思いやりや優しさ、温かさなどを秘めていることも多いです。
幼少期にトラウマを負った子は、心身が繊細なため、社会に出ても、小さなことや人付き合いで辛い思いをすることが多い。 しかし、その繊細さ故に、普通の元気な心身の持ち主では気付かないような、世界のあり方や人々との関係性、ものの見方をすることがあり、芸術や文学で才能を発揮することもある。
家庭環境が悪い子どもは、幼い頃から生きていく上での不平等さやどうしようもなさを感じながら日々をやりくりしています。 心の中はなんで自分が苦しい思いをしないといけないのか、悔しい、やり切れない、誰にも助けを求められない、フェアじゃないと思い、必死に考えながら切り抜けようとします。
毒親を持つ子どもは、孤独を感じて、心細くて、どうせ他人には理解されないと思い込むことが多い。 本音や本当の気持ちを内にとどめて、自分ひとりの世界(音楽、小説、絵、アニメ、映画、ゲーム)を作り上げる。 外の世界では、自然や動物を見ることで優しさに触れようとする。
家庭環境が悪い子どもや、心身が敏感な人たちは、日々の生活の圧迫や辛さから逃れるために、逃げ道を作らないといけません。 嫌な人の表情や態度に曝され続けることから逃れて、自分がホッとして、解き放たれるような場所や瞬間を見つけ出すことが、生き延びるうえで重要になってきます。
一般には、人生は目的や理想に向けて頑張らないといけないと言いますが、心身の状態が悪い人は、毎日自分の状態を保つことに一生懸命になって生きなくてはいけません。 努力するのが当たり前というのは、恵まれた環境にいて、心身が丈夫だからこそできることです。
神経が繊細な人(HSP)は、周囲の状況や人の表情、仕草、言葉などに敏感に反応して、心が休まりません。 そのために周りの人たちが楽しそうにしているなかでも、気まずさや居心地の悪さを感じます。 みんなと同じように笑えず、緊張しすぎて、仲間に入れない孤独を感じやすいです。
トラウマがある人は、体に安心感がなく、じっとしていられなくなります。 家の中で一人でいることや何もしないことが苦痛な人は、不快感を抑えるために自分の気持ちを紛らわす対象を探します。 恋愛や酒、薬、ギャンブル、買い物、セックス、自傷など一瞬でも心を安定させるものにしがみつきます。
どんなにひどい親でも信じたくなってしまうのが子どもです。 信じやすい子どもがずっと耐えて、耐えきって、きっといつか優しくしてくれると、家族に幻想を抱いた分だけ… どれだけひどい目にあわされたかを自覚し、受け入れてしまったとき、自分の心が崩れていって、心も身体もおかしくなります。
トラウマや小児期の逆境体験により、神経発達が阻害され、自律神経が調整不全にある人は、病院では病気と診断されず、他者にはその苦しみが理解されづらい。 しかし、自分では管理することができない体の痛み、不眠、倦怠感、焦燥感、集中力低下、注意散漫、多動、発作、鬱など日々抱えて生きている。
周囲の人と距離をとりたがる人は、人から脅かされる経験をしています。 小さい時の自分は、楽しく生きようとしていましたが、人から嫌がらせを受け、心身が疲労していくうちに、自分と外側の世界との間に境界を作っていきます。 そうして自分の心を穏やかに保ち、自分らしさを維持しようとします。
友人を作りたくてもできず孤独を抱える人は、心身ともに生きることに精一杯なことが多いです。 今置かれている状況でなんとかやっていくしかない気持ちは、他者にはなかなか理解されません。 友達のいない寂しさに耐えるよりも、無理やり楽しいふりをすることのほうが何倍も辛いと感じます。
神経が繊細すぎる人は、人に気を遣いすぎて疲れやすく、人と同じように日々を楽しむことが難しいところがあります。 ちょっとしたことを真剣に受け取り、他人の顔色や評価に怯えます。 心身に余裕や遊びが見い出せず、必死にならないと生きていけません。
複雑なトラウマがある人は、過去の被害にあったことに敏感になりすぎて、人間関係が難しくなります。 彼らの問題は、本来危険でない情報でさえ、体が凍りついて震えるために、外界のあらゆるものが(人間、気配、音、匂い、振動、光など)、自分を脅かす対象になり、社会生活に支障をきたします。
精神状態が良くない人は、みんなと同じように外出して、食事をして友達と楽しい時間を過ごそうとしても、心身が疲労し、店のざわつきや人混み、友人の話声などに耐えられなくなり、家に帰りたくなります。 結局は、一人で孤立して、家の中で過ごすしかなく、寂しい思いをします。
精神疾患を抱えている人のなかには、いつも居場所がないなと思いながら、作り笑いをしてその場しのぎしています。 みんなが笑ったり、楽しんだりしていても、遠くから見ているだけです。 本当の自分は、笑えない、何をしてても楽しいと思えない毎日で、いつも不安を感じています。
親から虐待を受けると、複雑性PTSDになりやすく、虐待の後遺症が残ります。 学校や職場にいる苦手な人に対して、どうしても自分の親を投影してしまい、今の人間関係にトラブルを運んできます。 脅かされているように感じると、過覚醒になり、不眠など様々な症状が表れ、混乱し、逃げたくなります。
トラウマが複雑な人は、節々が痛み、鉛のような黒い塊、手足がバラバラ、喉の詰まり、捻じれなどがあり、大切な人から批判や拒絶にあうと心が壊れます。 エネルギーが切れて元気がなく、自分の体から離れ、頭で考えます。 実感が乏しく、自分がないので、他人の顔色を伺うしかなく、他人軸の人生に…
親の顔色を気にして生きてきた子どもは、怒られること、喜ばすことばかりを考えるようになり、親の言うことを聞くようになります。 次第に自分の感覚や気持ち、やりたいこと、夢やモチベーションが奪われて、自分が無くなるような感覚に襲われます。