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以下拙稿記事です。
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ブチャのあちこちで、飼い主を失ったと思われる犬や猫が徘徊していますが、イヴァナフランカ街では、住民を失った家のまえでウサギが跳びはねていました。
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イヴァナフランカ街では、一家が全滅させられた家と、無傷で残った家と、激しいギャップがあります。ここに駐留したロシア軍兵士は、ロシア系に危害を加えず、ウクライナ語を話す住民を敵視して殺害したことが、住民の証言からうかがえます。
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ブチャで最も死者が多い通りの一つが、イヴァナフランカ街です。通りだけで７人、周辺の路地を含めると11人が殺害されました。ブチャは裕福な市民が多い高級郊外都市ですが、その中心街とは線路を隔てて孤立しているこの地区には、郊外農村の風情が残ります。そんな田舎がなぜ殺戮の現場となったのか。
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拙稿はこちらです。
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このキャンプは、占領時にロシア軍が陣地としていました。遺体があった地下室を見せてもらいましたが、処刑の跡かと思わせられる血痕が壁に残っていました。一方で、ロシア軍が寝泊まりに使っていた部屋には、酒瓶の山。強烈な異臭が漂っていました。
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ブチャで収容された遺体には、後ろ手で縛られたものが少なくありません。そのうちの５体が見つかった夏季キャンプ場。キーウの子どもたちを受け入れる施設です。遺体は、この地下室で処刑されたと疑われます。
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１人でブチャに残った夫アレクサンドルさんがロシア軍に殺害され、遺体が仮埋葬されていると聞いて、避難先から発掘現場に駆けつけた妻ユリアさん。発掘開始から2時間ほどすると、夫の遺体が確認されました。ユリアさんはその場で泣き崩れました。
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街角に横たわっていた遺体の仮埋葬を指揮した聖アンドリア教会の司祭アンドリー・ハラビンさん。正教会は政治的な立場がはっきりしているといわれますが、司祭もロシアに対する不信を隠しませんでした。
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遺体の発掘作業。捜査当局の監視の下、ボランティアの５人が作業にあたります。この日は50体が掘り起こされました。ほとんどが男性で、虐待の跡がうかがえるケースが多い、とのことでした。当局によると、骨折している遺体も多いそうです。
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ブチャの住宅街にある聖アンドリア教会では、遺体の発掘をしていました。路上に放置されたり、ロシア軍の襲撃で死亡したりした遺体を、ロシア軍の占領下で墓地に持って行くのは危険なため、教会の敷地内に仮埋葬していたのです。掘り起こし、検視をしたうえで、埋葬し直すことになります。
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ブチャの廃車置き場では、ウクライナ政府との合意で来訪したフランス国家憲兵隊犯罪調査研究所（IRCGN）の専門家18人が、活動を初めていました。ロシア軍の襲撃を受けた車の調査。ジェノサイドや戦争犯罪を裁く国際刑事裁判所（ICC）に結果を提供し、捜査に役立ててもらうといいます。
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ブチャの共同墓地では、墓地の敷地外にも新たな墓が掘られ、埋葬者を待ちます。正面の墓地では、通常通りの埋葬も。この１カ月あまり、戦争とは関係なく病気などで亡くなった人も、ロシア軍の占領のため葬儀ができないでいました。なので、ロシア軍が去った今はいわば、埋葬ラッシュが起きています。
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キーウ（キエフ）郊外のブチャに２日間通い、そこで起きたと見られる虐殺の実態を、住民から聞き取りました。その一部の報告ですが、気が滅入ります。まずはブチャ郊外の共同墓地から。埋葬者が多すぎて敷地に収まらず、道路脇にまで墓がせり出していました。
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400人を超える民間人の死者を出したキーウ（キエフ）郊外ブチャで、 遺体の検査や生存者の証言に加え、国際的な調査も始まり、概要が明らかになりつつあります。ロシア軍の残虐行為を「ジェノサイド」（集団殺害）とする見方も浮上しています。拙稿報告。asahi.com/articles/ASQ4G… #ウクライナ情勢
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ロシア軍による虐殺が相次いだキーウ（キエフ）郊外ブチャの拙稿ルポです。ウクライナ軍との戦闘とは無縁の殺害を繰り返したのは、住民らの証言から明らかでした。ウクライナ系とロシア系を区別し、ウクライナ系ばかり標的にした節もうかがえます。asahi.com/articles/ASQ4G… #ウクライナ情勢
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何か忘れたけどうまいもの、チャーハンみたいな何か、コーヒー。酒はないですが、ロシア軍侵攻以降もっとも充実した夕飯でした。多謝多謝。
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突き出し、スープ（油いっぱいでうまい）、チキンのシャシリク（ラムは売り切れ）、ケバブ。
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行って参りました、ムサフィール。いやはや驚き。飲食店軒並み閉店のキーウ中心部で、これほどの食事ができるとは。しかも激安、１桁間違えてんじゃないかと思った。アドバイスをいただいた先生方皆さま、ありがとうございました。 @AtsukoHigashino @MichitoTsuruoka @t_gordau
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ボロジャンカの続き。この町を占領したロシア軍は、中心部の幼稚園を拠点にして、約１カ月駐留しました。幼稚園を訪ねてみると、片付けをしていたボランティアが内部を案内してくれました。
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キーウ北西ボロジャンカを訪れました。真っ二つに裂けたマンションは、空爆と恐らく装甲車両からの砲撃と、２度の攻撃を受けたといいます。がれきの下にある地下室には、数十人から100人もの住民が生き埋めになっているとみられます。崩壊から１カ月。がれきの撤去自体なかなか進んでいないようです。
ジャーナリスト、朝日新聞論説委員。つぶやきは私見。RTは賛意でないことも。いいねは備忘です。Editorial writer and columnist for The Asahi Shimbun, Journaliste et éditorialiste @ l'Asahi Shimbun