安田 陽(@YohYasuda)さんの人気ツイート(リツイート順)

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IPCCの統合報告書(SPM)が昨日(3/20)公開されましたね…。 report.ipcc.ch/ar6syr/pdf/IPC… 各種メディアさんでも報道が進みますが、やはり肝心の重要なグラフが何故か日本で紹介されないようです。というわけで引用。 どの技術で温室効果ガスを削減するかの図。太陽光と風力がダントツでかつ安い手段です。→
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国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が2020年に発表した "Global Renewable Energy Outlook" の日本語訳がこのほど環境省さんの委託事業の一環として公開されました。私も翻訳に携わっております。脱炭素に関する貴重な情報満載なので是非多くの方にお読み頂ければと思います。 env.go.jp/earth/report/R…
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今回の需給逼迫で原発再稼働の気勢も上がってるけど、まずその前に、石油火力が約13GW (原発13基分!) も休止している現実に対して、それは何故か、どうすべきかも議論した方がよいでしょう。石油火力はこういう時にこそ実力を発揮するピーク電源のはずなのでは…? hjks.jepx.or.jp/hjks/unit_stat…
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今回の電力市場価格高騰に関して公開データを元に分析を行いました。以降連投します。 (分析結果を速報的に公表するものなので、複数の方とご相談しながら作成したものの、完璧性は必ずしも保証できるものではありません。もし誤りを見つけた場合はご連絡頂ければ速やかに修正致します。)
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本日(10/9)日経新聞朝刊記事。カリフォルニアの電力状況を紹介していますが、またしても先入観に基づくステレオタイプなナラティブ記事でとても残念です。とにかく再エネの悪口並べて原子力を持ち上げるだけではチェリーピッキングになりやすい典型例かと。以下、デバッグ。→ nikkei.com/article/DGKKZO…
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→因みに独が電力を輸入するのは電気が足りないからではなく電力市場で国内の高い電源(ガスなど)が他国の限界費用の安い電源(再エネなど)に負けるから。電力の市場取引が未成熟な日本では電力市場の仕組み無知・無関心な故に「足りる/足りない」「依存」の極論に走る見解も多いようですね…。→
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公開情報(オープンソース)から科学的方法論を用いて分析を行い透明性高く情報発信すると、それを強烈に嫌う人たちが一部いることは十分理解しています。そして、研究者の行動規範は「人に好かれるか嫌われているか」ではなく、常に「科学的方法論に基づいているかどうか」なのです。 twitter.com/Mika71513401/s…
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→①英国と②日本だけを比較すると、確かに一面真っ赤(高風況)な①に比べ②は黄色(低風況)部分が多く、「日本では風力は向いていない」という「印象」が誘導されがちです。 しかし、同じく③スペインや④インドの画像を追加的に提示すると当初の「印象」はどう変化するでしょうか。→
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本日(2/27)日経新聞さん朝刊記事。 nikkei.com/article/DGKKZO… 日経さんも厳しい論調です。そりゃそうだ。今回の大手電力10社の行為は資本主義における健全な市場競争の根幹を破壊するものだからです。国民はもっと怒ってよいと思いますし、メディアはもっともっと追求すべきでしょう。→
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→チェリーピッキングは、意図的か無意識かに関わらず、本質的に非論理的・非科学的方法論です。チェリーピッキングは、勇ましい断定調で語られるだけでなく、本題とは異なる枕詞に巧妙に紛れ込み「呪いの言葉」となる場合もあります。このような詐術の構造を知った上で、皆様是非お気をつけを…。
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→安田補足。国際エネルギー機関(IEA)のNetZeroシナリオでは2050年の電源構成は再エネが約9割、火力はわずか2%。世界では供給力も調整力も火力に頼らない技術を競って進めてるのに、日本だけがその潮流に取り残されてます。負けが込んで一発大逆転を狙った逆張りの超ギャンブル状態と言えるでしょう。
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→因みに①〜④各国の風力発電の年間発電電力量(2019年)は下記の通りです(IRENA irena.org/publications/2… , 導入率は概算)。 ①英国: 64TWh(うち陸上32TWh), 導入率約18% ②日本: 8TWh, 約0.8% ③スペイン: 56TWh, 約20% ④インド: 63TWh, 約4% 発電電力量や導入率は、風況と相関はなさそうです。→
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→確かに高風況国は有利かもしれませんが、低風況国は「向かない」との断定は論理飛躍です。 このように、③④の情報を無視して(意図的に隠して)①②だけを恣意的に提示して結論を導く手法は、一般に「チェリーピッキング」と言われます。 以下ではチェリーピッキングがなぜ発生するかを解説します。→
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もちろん普段のリアル講義から「外部の目」があることを前提に臨まなきゃなんですけどね。目の前にいるのが学生さんでも国会議員でも本来同じ緊張感をもって同じように情報提供するのがプレゼンの基本。ネット講義はリアル講義よりも外部の目が入り易く、それ故ネット講義の世間的評判が悪いのかも…。
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→というわけで、テレビに出てるコメンテーターさんや何でも評論家の方々は、是非、伝聞やうろ覚えの思い込みでなく、ちゃんと科学的根拠や最新技術、国際動向をひととおり調べてきちんと基礎理論や最新情報を学んでからテレビで発言して欲しいと思います。(了)
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通りすがりの専門研究者ですが…、このプレジデントオンラインの記事の主張には科学的根拠が見出せません。欧州の電力価格が上昇した原因は単純に天然ガスの価格が上昇したからであり、再エネの影響はとても小さいです。このような科学的方法論に基づかない個人の思い込みの強い記事には要注意を…。→ twitter.com/ouchi0203/stat…
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IPCCのこのグラフが、日本のメディアで日本語で公開された意義は大きいですね…。統合報告書の発表直後は何故かどのメディアさんも原文のこのグラフを紹介して頂けず、そうすると日本国内ではこの重要なグラフが「無かったこと」になってしまうところだったので…。 twitter.com/Knjshiraishi/s…
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以上のエビデンスから、JEPXスポット価格上昇の発生要因は以下のように推測することができます。 (1) 寒波による暖房需要増とは関連が薄い (2) LNG市場価格上昇につれて12/26以降市場への売り控えが発生 (3) 売札が売り切れたため市場価格が小売側買い入札額で決まり、小売側の買い争いのため価格上昇
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本日(10/3)発売のFRau(フラウ)SDGs MOOK #気候危機 特集、「きちんと知りたい脱炭素社会」のパートで私もデータ提供・監修として参加させて頂きました(その直前の「きちんと知りたい気候危機」は国環研の江守正多さんが監修)。キレイなイラストやグラフ、写真でわかりやすい。是非おうちに一冊。 twitter.com/frau_tw/status…
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まさにそうなんですよね…。今の日本社会は「忖度」が過度に優先されがちで、それは結局、目の前の事実を過小評価して恣意的な解釈を過大評価すること正当化し、行き着く先は認知の歪みやオルタナティブファクトです。科学を議論するのであれば、まさに「行間読まずに行を読め」ですね…。 twitter.com/tanosensei/sta…
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昨日に続いてもう一点。この「検査抑制論なんて言ってないし」という部分は実はとても重要。 「検査抑制論」とは何か?の定義が話者の間で共有されていないため如何様にも解釈可能で、それを利用して無限に言い訳が可能な構造が出来上がっています。この構造、多くの人に(ご本人も)認識して欲しい。 twitter.com/georgebest1969…
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→参考文献1: 国際エネルギー機関(IEA)風力技術協力プログラム第25部会(Task25)のファクトシート nedo.go.jp/content/100923… nedo.go.jp/content/100923… nedo.go.jp/library/ZZFF_1… 蓄電池は様々な柔軟性の選択肢の中の最後の選択肢(水素はもっと後)です。他に取るべき手段はたくさんあります。→
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ご安心下さい。環境省の試算によると、土地利用制約などを考慮したとしても、我々が1年間で使う電気のざっと7倍の再エネが国土・領海に眠っている(しかも枯渇しない)試算となっています。見方を変えれば日本はエネルギー資源大国なのですよ。 twitter.com/mesikuwanuinu/…
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→参考文献2: 国際エネルギー機関(IRENA)報告書『変動性再生エネルギー大量導入時代の電力市場設』(2019) p.33図1.11 env.go.jp/earth/report/s… 蓄電池(化学的貯蔵)は図は図の右上にあり最もコストが高い(すなわち他の手段を十分取り尽くした上での最後の手段である)ことがわかります。→
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通りがかりの専門研究者ですが…、岩間先生のこの投稿は欧州の電力研究者の間ではほぼ共通の「常識」なのですが、RTコメ欄がカオスになってるのが残念…。カオスの原因は、 ①そもそも欧州の電力統計データでは計画取引(scheduled commercial exchanges)と実潮流(physical flow)の2種類がある、→ twitter.com/2000grips/stat…