安田 陽(@YohYasuda)さんの人気ツイート(いいね順)

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複数の情報筋から恐ろしい話を聞いてしまいました…。大学のネット講義ですが、結構な割合で親御さんやご家族の方も横に座って覗き込んでおられるとのこと。 「この教授やる気なさそう」とか「さっきの先生の方が解りやすかった」とか…? ((((;゚Д゚))))))) 知らず知らずに毎日が授業参観!
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この投稿を見ている多くの方にお願い。SNSやネットで「すぐに解ろう」としないで下さい。多くの問題はすぐに解るものは少なく、じっくりと(例えば何冊も本を読んで)ようやく解るものです。そのために、私の投稿では多くのエビデンス(文献)を紹介しています。「解る」ためには時間と回り道が必要です。
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論点ずらしの可視化(含むご飯論法)、その後、上西充子先生 @mu0283 に色々コメント頂きまして、図表や会話文を修正してver.4としてアップデートしました。#インスタ萌えするロジカルシンキング instagram.com/p/CAX4xeTDixR/…
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#責めるな」とか「今は批判する時ではない」が何故批判を浴びてるか理解してない人も多いのでリスクマネジメントの観点から一言。批判はリスク認知の感度を上げリスク対応の選択肢を増やしリスク低減に役立ちます。批判を封じる風潮はそれ自体がリスク源。「組織要因がリスク源になることがある。」
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アーティストや一般の方がこういう民間信仰を題材に作品を作るのであれば多くの人の共感を呼んで微笑ましいことですが、科学的エビデンスに基づいて意思決定する立場にある組織がこういうのやっちゃダメ。こんな暇と予算があるなら少しでも科学的エビデンスに基づいた意思決定と情報公開をして下さい。 twitter.com/MHLWitter/stat…
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冷笑・嘲笑・揶揄の類は、本質的問題点から敢えて目を逸らし、表面的言葉尻を弄ぶことが多い。それ故、ずらされた論点で戦っても相手の思う壺。ここは冷静に淡々と論点の逸脱を指摘し本質的問題を繰り返し訴えることが肝要。相手を改心させることは望めないが、傍観者に情報提供するよい機会にもなる。
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とある会合で、下の2枚の図のように英国と日本の風況マップ(画像引用: globalwindatlas.info CC-BY 4.0)を比較して「日本では風力は向いていない」とする主張がありました。 この手口は最近多いですが、良い機会なのでこれが如何に論理的に誤っているかを明らかにしていきたいと思います。→
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これって「誤解を招いたのなら申し訳ありません」という他者責任転嫁の典型的構文。民衆を煽って暴徒が議事堂に乱入した後で「平和的に!」とか取り繕うどこかの大統領みたいな発言。 結果的に日本の検査不足の現状の一因が自身の過去の発言にあるかもしれないという自責の念はないのだろうか…。 twitter.com/mph_for_doctor…
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ちょっと前の記事(番組)ですが、モーニングショーの話題。石原良純氏の主張は20年前の知識で、例えて言うなら20年前のガラケーを手に知識自慢しているよう。他の分野ならばドン引きで白眼視される状況だけど、エネルギーに限ってはそれが賞賛されるという残念な日本の状況。→ news.yahoo.co.jp/articles/6998d…
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「日本は狭いので」「日本は再エネに向かないので」という枕詞は「呪いの言葉」のようにじわじわと人々の脳を侵食している。これらの多くは科学的根拠がないが、最近は勇ましい断定調でなく従属節や形容詞句として合成添加物のようにさりげなく随所に紛れ込み、行動しない言い訳が人々に刷り込まれる。
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先日の独の脱原発完了を契機に独仏間電力輸入に関して大臣から冷笑芸人までテキトーな主張が後を絶たないのでファクト投下。2022年の独の設備容量と年間最大需要、最大輸出入電力のグラフ。独←仏最大輸入電力は独最大需要の約6%。このグラフや数値が頭に入ってないと極論や妄想を膨らませがちかも。→
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冷笑・嘲笑・揶揄の類は、必ず追従者・傍観者とセットでやってくる。千万の敵に囲まれても冷笑を続ける猛者はほぼ皆無。冷笑・嘲笑・揶揄に対する有効な対策は、その発言者とずれた論点で論争することではなく、追従者・傍観者に適切な情報を提供し本質的問題点を諭し、切り崩し、外堀を埋めること。
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熱海の土砂災害、SNSではメガソーラーと関連づけた憶測が飛び交っていますが、一般に災害や事故の原因究明は数週間〜数ヶ月かかります。情報が少ない段階での憶測は先入観や個人的願望が紛れ込み易く、このような憶測の投稿に対して、いいねやRTを押して拡散に加担するのは好ましくありません。
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目下世間を騒がせている案件は、例えるならメジャーリーグで活躍中の日本人選手の試合にわざわざ現地まで駆けつけて「スタンディングオベーションというけど座っている人もいた」と言うようなもの。ここでスタンディングオベーションの定義を議論しても相手の思う壺で、選手の活躍を語る方が建設的。
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→変動性再エネ(VRE=風力+太陽光)の導入は段階があります。VRE導入が進む国や地域でも蓄電池本格導入は南豪州くらい。島国のアイルランドも殆ど蓄電池なし。日本は実はまだまだ蓄電池を必要とする段階ではありません。「蓄電池がないと再エネが入らない」はもはやデマの類と言えるでしょう。→
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もちろん普段のリアル講義から「外部の目」があることを前提に臨まなきゃなんですけどね。目の前にいるのが学生さんでも国会議員でも本来同じ緊張感をもって同じように情報提供するのがプレゼンの基本。ネット講義はリアル講義よりも外部の目が入り易く、それ故ネット講義の世間的評判が悪いのかも…。
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公開情報(オープンソース)から科学的方法論を用いて分析を行い透明性高く情報発信すると、それを強烈に嫌う人たちが一部いることは十分理解しています。そして、研究者の行動規範は「人に好かれるか嫌われているか」ではなく、常に「科学的方法論に基づいているかどうか」なのです。 twitter.com/Mika71513401/s…
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→国際会議では複数の国の複数の人たちから結構な確率で「日本はなんでわざわざ高いものから最初に手を出すの? 経済性は考えないの?」と詰問されます。それに対して私は「科学技術立国と言われるけど、科学的根拠や科学的方法論に基づかない言説が蔓延ってるのが日本の現状」と答えてます。→
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→日本では蓄電池や火力のバックアップの強迫観念的言説が多いですが、国際的には「柔軟性 flexibility」という概念が盛んに議論される。柔軟性は「調整力」の上位概念とお考え下さい。様々な選択肢があり、既存の安いものから使うのが世界のスタンダード。日本は国際議論から乖離しガラパゴス。→
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まさにそうなんですよね…。今の日本社会は「忖度」が過度に優先されがちで、それは結局、目の前の事実を過小評価して恣意的な解釈を過大評価すること正当化し、行き着く先は認知の歪みやオルタナティブファクトです。科学を議論するのであれば、まさに「行間読まずに行を読め」ですね…。 twitter.com/tanosensei/sta…
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国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が2020年に発表した "Global Renewable Energy Outlook" の日本語訳がこのほど環境省さんの委託事業の一環として公開されました。私も翻訳に携わっております。脱炭素に関する貴重な情報満載なので是非多くの方にお読み頂ければと思います。 env.go.jp/earth/report/R…
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→蓄電池は第5〜6段階で必要となり、再エネ先進国・地域はあと数年でそこに達する目標があるからこそ蓄電池の開発に励んでます。日本は2030年でも再エネ36〜38%(VRE30%程度)で蓄電池必要な段階に到達しません。日本はエネルギー政策と産業政策が完全にミスマッチを起こし、蓄電池業界もかわいそう。→
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IPCCの統合報告書(SPM)が昨日(3/20)公開されましたね…。 report.ipcc.ch/ar6syr/pdf/IPC… 各種メディアさんでも報道が進みますが、やはり肝心の重要なグラフが何故か日本で紹介されないようです。というわけで引用。 どの技術で温室効果ガスを削減するかの図。太陽光と風力がダントツでかつ安い手段です。→
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日本語で情報を収集する限り「世界の潮流は原子力」という希望的観測も多く聞かれますが、国際レベルの見通しでは2050年の電源構成に占める原子力はわずか8%。これはウクライナ危機後でも同じです。もしかしたら今後ちょっと増える可能性もありますが減る可能性もあります。冷静に情報収集しましょう。 twitter.com/SEEWMEN/status…
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日経新聞、本日(12/8)の経済教室欄は龍谷大・大島堅一先生の論考。 nikkei.com/article/DGKKZO… 「原発の再稼働を進めるという政府や電力各社の方針は経済的に誤っていたと言えそうだ。原発再稼働でなく廃止を選択していれば余分な投資をしなくてもよく、結果的に電気料金はその分下がっていただろう」